カタログではわからない
今日は、メーカーのN社さんがこられて、エアコンの話を聞くことができました。
メーカーさんは自社の工場に実験施設があって、他社のメーカーのエアコンも比較設置して実際の性能を見れるようにしてあるそうなんです。
そうすると、コマーシャルやうたい文句であれこれ言っていても、実際に実験してみると差が出るようですね。
例えば、エアコンを3台くらい各メーカーの最新機種を並べて、天井面や床面にリボンを付けておいて、どの機種がまんべんなく風を送れるかというのが見れるようになっているようですが、並べて見ることができれば一目瞭然ですよね。これは良さそうだというメーカーの機種も実際にはたいしたこと無かったりするようです。
また、最近はお掃除機能がどこのメーカーも付くようになりましたが、中には掃除した埃を貯めたものを時々取り出さないといけないものもあるようです。やはり後発のメーカーのものは、まだまだのところがあるようですね。
実際に家電屋さんで、エアコンを買う場合など、販売員の話を聞いたり、うたい文句で結局選ぶことになりますが、本当はこんな実験をして見せてくれるといいんでしょうけどね。
家電屋さんでは、売れる売れないが出てしまって無理かな。
以前聞いた話で、IHクッキングヒーターなんかも、出力が各社同じであっても、実際の性能でいうと、料理を入れて加熱する立ち上がりの時の力の違いがあるそうで、これで料理がシャキッとするかどうか変わってくるようです。
こんなことも実際にカタログなどではわかりませんね。
選ぶ基準を価格が安いからと言うことでなく、こういった実際の使い勝手のこととか、私ども工務店も常に勉強して、ほんとうに良いものをお薦めしていきたいと思います。