蛍光灯の話
ここのところ、照明の話をしていて、ついつい蛍光灯を悪者扱いしてしまったかなと思いまして、ちょっとフォローしたいと思います。
蛍光灯は光る面が広いため、面光源といわれています。それに対して電球やLEDは点光源となります。
広い面で光を発するので、やはり全般照明としては、とても都合の良いものです。
影も出来ますが、点光源の電球などと比べると薄く気にならない感じです。
影が薄いということは、字を書いたり作業する場合に楽な光源ということになります。
教室でも会議室でも、当たり前に蛍光灯ですよね。
光が拡散して、部屋全体を照らしてくれるので、やはり蛍光灯のほうが明るく感じやすいと思います。
但し、古い蛍光灯は以前にも書きましたが、フリッカーといって点滅している光なので、目を知らず知らずのうちに悪くしてしまいます。電磁波も出ていたりしますから、なるべくなら机のスタンドもあまりお薦めではありません。
寿命が長いからといって、長年ずっと替えないでいる場合がありますが、作業と関係ない場所に限っていただいて、作業用でしたら必ず年末に取り替えるような習慣づけをお薦めします。
使ってお薦めなのは、部屋全体を明るく見せたい場合などに使用するとか、間接照明には良いですね。やはり照明を考える上で、その特性を生かしてその他の電球やLEDとうまく使い分けたり、混在させて使っていくのが良いと思います。