生きた図面を書いて
月曜日から進めていた内部改装工事の現場の解体が今日で終わりました。
鉄筋コンクリート造なんですが、ガランとした広い空間を見ていて、ここをまた美しく改造すると思うと、またワクワクしてきました。
元の内部空間は、お世辞にも使いやすいとはいえず、デザインもよくなくてヘンテコな構造体に縛られるのですが、設計のコーディネーターさんと協力して、なんとか良いものにして差し上げたいと思います。
実際古い設計図を見せてもらってから取り掛かったのですが、あまりにも雑な図面でびっくりしました。福井でも大きいほうの設計事務所さんと認識していますが、何人もでやっている会社の方が仕事が雑なのかと疑ってしまいます。これだとほとんど施工者まかせですね。今の時代はそんなことは無いと信じたいですが・・・。
私は小さな設計事務所におりましたが、図面のきれいさ正確さでは他に引けをとらないぞという会社におりましたので、きたない図面を見ると気分がわるくなります。
設計士は、図面に魂をこめてほしいと思いますね。お客様にも施工者にも訴えかける図面を書いてこそ、生きた建物が出来てくると思います。