よろい下見
こちらはガラス美術館の外壁面に貼られた木のよろい下見ですね。
近代的なデザインの建物なんですが、近くで見るとこういう伝統的な工法が使われているのがおもしろいなと思いました。
下見板というと、沿岸部でよく見かけます。潮風の強い海辺の家はどんな外壁でも厳しい環境であるのですが、大工さんなんかでもこの下見板が一番いいんだと言われますね。
もちろん塗装をかけたり、補修したりして、手をかけていかなくてはなりませんが、そうやって家を自分たちで守っていくんですね。
外国では、家の補修も父親の役割として、きちんと教えていく風習があると聞きました。
休日にはお父さんが家のペンキ塗りをするとか、そんな文化もいいと思いませんか。
これでもかと経済成長に拍車をかけるだけでなく、日本人の文化を見直すこともやっていかなくてはと思いますね。