古民家から感じるもの
今日は古い民家のちょっとした修繕工事の依頼があり、見に行ってまいりました。
現在の場所に80数年前に移築されて建てられたとかで、そのもっと前の建物ということになります。
現在お住まいの建物ではないのですが、趣味に生かされているのと、別荘のような感じでうまくお使いのご様子。
住むとなると、それはもう冬は隙間風の寒さとと風の音で、寝るのも大変らしいのですが、
ここまで来ると、隙間がどうのこうのではないですね。
それにしても味わいのある建物でした。久しぶりに古い日本の民家を見ましたね。
なんとなく落ち着く。玄関に入って広い土間があり、式台から座敷がすぐで、どこでも出入りできる感じ。
間取りの感じが好きです。FPの家でも昔、広い玄関の土間から座敷に入れるプランを作ったことがありますが、なかなか贅沢で採用は少ないですね。
日本家屋も数奇屋風というかっこいい造りもありますが、どちらかというと民家の造りの中に機能的な生活観を感じることが出来て、現代にも生かせそうで関心をもちます。