夏はスダレを
今日は朝のうちに現場廻りをして、事務所に戻って見積もり作業をしていました。
夏の暑い盛りに、涼しいところで仕事が出来ることにまずは感謝しております。
現場のほうも仮設のエアコンを設置する段取りをしていて、大工さんにももうすぐ気持ちよく仕事をしていただけるかなと思います。
昨日はエアコンのことを書きましたが、夏を快適に過ごすには、さらに工夫が必要ですね。
単純ですが、太陽の光を遮ることが一番です。といっても窓を付けない訳にはいきません。
庇の効果というのも大きいですが、朝の強い光は入ってきますよね。
それで定番ですが、できることならスダレを下げることがお薦め。
とはいっても、建物によってはデザイン的に合わないことも多々あるのですが・・・。
我が家は道路が東向きで、東と西に開口が設けられています。
それで1.2mの軒の出を確保していますが、それでも庇効果は朝夕は厳しいですね。
そんなわけで、夏は東西にスダレをかけて過ごします。
直射日光を防げるので、これは効果的ですよ。
家の中は逆にブラインドを開けてしまって、中から外の風景が見れるようにしています。
これも別な意味で気持ちいいんですよ、開放感があって。
事務所のほうは、スダレでなくて縦格子が入っていますので、これも朝の直射日光を避けてくれています。
日本の古来からある夏の工夫は、つくづく理にかなっている感じがしますね。
エコの勘違い
今日も外は暑かったですね。事務所に戻るとホッと致します。
事務所のエアコンは28度の省エネ運転ですが、温度計は26度の湿度は56%くらいになっています。
体感温度は、事務所にずっといるともう少し温度を上げてもいいかなと思うくらいですね。
先日お昼のTVで、エアコンの使い方のことを話していて、1人がエアコンは付けっぱなしの自動運転をしていると言ったら、廻りの人が間違っているかのように責めていました。
自動運転で付けっぱなしなら、本当は正解ですよね。
でもいまだに、エアコンのつけっぱなしは悪のようにいう人が多いですね。
「エコ」という観点から悪者扱いです。
間違いですね。エアコンは付けっぱなしのほうが、間違いなく省エネ運転になります。
日中ガンガンに家の中に熱を貯めて、夜に帰ってからエアコンでガンガンに冷やすという運転のほうが、どんなに電気を使うことか・・・。
日中は窓を開けて風を入れて、夜は閉めてエアコンという考え方もあるようですが、これも問題あり。
外の暖かい空気にはたくさんの湿気も蓄えられていますが、この空気を冷やすと湿気が空気に蓄えられる量が減りますから、湿度は上がる方向に行きますね。
エアコンで湿気を取り除くにも追いつかないことになります。
これでは快適にはほど遠いですし、冷房病とか体にもよくありません。
エアコンを弱くてもずっとかけ続けるのが効果が出るということです。
そんなわけで、エアコンの付けっぱなしで、しかも省エネ運転できるという、断熱とさらに気密が取れている建物を造る必要があるんですね。
断熱・気密の性能の無い建物こそが、問題なのですね。
さつきの剪定
今日は海の日でしたね。また夏らしい暑い日になりました。
今日は午前・午後と事務所でお客様と打合せだったので、猛暑は外に出たときだけ感じるくらいで済みましたが・・・。
この時期に遅いかもしれませんが、さつきの剪定をしました。
と言っても私は時間の許す限り図面を書きたかったので、妻や息子に頼んで刈ってもらいました。
さつきなんかはなにも難しくないので、むしろ楽しんで出来ますね。
やっぱり手を出したくなって、自分でもやりましたが・・・。
いっぺんにはきれいに出来るものではありませんね。
少しずつ、整えていくもののようです。
きれいさっぱり仕上てあげると、すっきりします。
なんでも手をかけてあげるというのは良いことですね。
射熱の効果
今日も朝から本格的な夏のお天気になりましたね。
午前中現場で打合せがあり、さぞかし暑いだろうと思って玄関ドアを開けると、
外の温度よりあきらかに温度が低い。
まだ仮設のエアコンも付けていませんが、FPのパネルが、いかに外の暑さをシャットアウトしているかですよね。
結局、打ち合わせ中も窓も締め切ったまま行ないました。
FPの家といえども、窓を開ければ普通の家と変らないように外気の影響を受けてしまいますからね。
ただ、射熱と断熱と排熱を行なうFPの屋根パネルの効果は、一般の家には無い、おそらく日本の家造りの中でも、最強のものではないかと思っておりますよ。
夏が来た!
今日はいきなり梅雨明け宣言が出ましたね。
待っていた夏がやってきました。
夏は暑くて大変ではありますが、大好きな季節であります。
夏の青空、入道雲、赤い夕焼け、ついでに夕立も・・・。
どれも心が浮き立つように好きですね。子供みたいな感覚なのかもしれませんが・・・。
きっと日本の季節が、うっとおしい梅雨の時期を通して夏がやってくるので、
余計にうれしいのかもしれません。
暗いことがあって、明るいことがより引き立つという事。
世の中全てに当てはまることで、それぞれに必要なことなのかもしれませんね。
雷で・・・
今日は晩方に激しい雷がなって、近くに落ちたのか近所の方のTVが壊れてしまったとか。
雷も怖いですよね。直接の被害も怖いですが、パソコンなど壊されたら・・・。
事務所のパソコンも雷対策のコンセントタップを付けていますが、それでも心配になります。
線を外しておけば間違いないのでしょうけれど、なかなかそんなこともしていられませんしね・・・。落ちないことを祈ります。
楽しい授業
今日は、息子の学校の保護者懇談があるということで、次男が早く帰ってきました。
私も仕事が混んでいて、懇談は妻に頼んで、授業参観のほうは見ていません。
しかし息子は社会の授業だったようで、とても楽しかったとのこと。
なんでもその社会の先生がとても授業の進め方がうまいらしいのです。
というか、とても興味を持つことができる内容のようですね。
ですのでテストなんかもその教科は良い点が取れていたように思います。
こういうことってあるんですね。
親としては、子供たちに勉強を通じて夢や希望を持ってもらえたら最高にありがたいことだと思っています。
最近は学校の先生に、無理難題を押し付ける親も多いと聞きますし、なかなか先生をとりまく環境も厳しいところでしょう。
でも中には、話を聞くとこういう先生ではちょっと困るなという方もいるようで・・・。
やはり、子供に物事を教えるというのは、将来役に立ってほしいという想いから取り組んでいただきたいですね。
良い先生が増えていくことが、将来の日本のためにもなることですから、くだらないマニュアルや研修を押し付けて済ませるのではなく、人間として優れた人をちゃんとフォローできる社会にしてほしいと思いますね。
設計は伝えることと・・・
今日もすっきりしないお天気で、現場のほうも外の作業がなかなか思うようにいきませんね。
今週末からちょっとお天気が回復しそうですが、梅雨明けにはまだいかないようです。
ここのところ現場作業は大工さんにお任せして、設計の作業をさせてもらっています。
設計にもプランをまとめる設計と、現場の納まりを決めていく施工図を書くという作業があります。
これも頭を切り替えながら、同時進行のように進めていきます。
設計というのは、頭の中ではなんとなく形は出来ていて、工事を進める上で相手に間違いなく伝えていくという手段でもありますね。
今日は階段の施工図を書きましたが、極端なことを言えば、階高と段数とスパンを現場で測れば、プレカットで階段は造れるのですが、私はこれを嫌います。
細かい納まりを考えて、確実に納まるということを、おぼろげな頭の中の形だけでなく、実際に書いて検討をします。
そうすると見えてくるものがあるんです。きれいな納まりが。それを確認する作業でもありますね。
もちろん、図面を書いて終わりではありません。これを現場でまた打合せを重ねて実際に作り上げます。
こういう手間を惜しむか惜しまないかは、会社のポリシーに関わってきますね。
長期優良住宅だって、こんな事は言わないと思いますが、私はとても大事なポイントだと考えて実行しております。
照明プランについて
照明プランの計画をしているのですが、最近届いたメーカーのカタログを見ると電球の照明が激減していますね。
代わってLED照明の器具のラインナップがかなり増えました。
こうなると、LEDでまとめていくのが順当かと頭を切り替えています。
以前より器具の値段も抑えられたのが出てきていますが、それでもこれまでとは高くつきます。
ランニングコストを考えれば、イニシャルコストは十分挽回できると思いますが、お客様とも相談しなくては・・・。
LED器具を使うことで変ってくるのは電気代だけでなく、器具の取り付け位置も関わってきます。
今までだと球の交換を考えて、階段や吹抜けの器具の配置を考えましたが、思い切って吹抜けの天井に配置も可能です。いっぱんに手が届く範囲という考えが無くなりますね。
10年以上使って、もしダメになったら業者サイドで器具の交換という形になりますから。
色、明るさ、照度角などを検討して、ますます考えないといけないこともありますが、現時点で最も良い提案をさせていただきたいと思います。
選挙が終わって・・・
昨日は選挙でしたが、結果は予想通りの感がしましたね。
今は多くの人が、政治家に対して信用ができない状態になっていると思います。
本当の意味で政治家は、自己犠牲の精神をもっていないと出来ないと思っていますね。
それが、どこからこんなふうになってしまったのか・・・。
幸せボケなのかもしれません。先人が築いてくれた幸せを、堕落の方向に持っていってしまったような・・・。
本当は、サッカーのWカップで選手たちが見せてくれたような強い気概が、日本人の中には絶対あると思っています。
そんな強い戦う心を持った政治家があらわれて、くだらない政策論争をバッサリ切り落として、大道を行く流れを作ってくれればと心から思いますね。