屋根裏の活かし方
こちらは合掌造りの建物の3階にあたる部分での写真だっだかと思います。
中2階みたいなところを入れて、5階建ての階層になるようですね。
実際、床がスノコになっていて、下からの煙や熱が上がるようになっています。
歩くところだけ板が敷いてありました。
こうして屋根裏をとにかく4層分にもして、昔は蚕を飼育していたようです。
階段は危なっかしいにしても、とても実用的に考えられていると思います。
まさに人が生きていくための、生活と生産性が考えられていますね。
屋根裏といえども、実に大切な空間造りです。
現在の建築基準法には、屋根裏部屋は1.4mまでの高さにしなさいとか、床面積は1/2までとか、非常にくだらない法律で固まってしまっています。
こんなことを決めた人は、最悪の人間だと思いますね。
生産的な脳を持った人ではまずありません。
今の日本の法律や政治は、人の成長を止めるものばかりですね。
先日もテレビで言ってましたが、アップルのスティーブン・ジョブスのような人も、
日本で起業したら成功できなかっただろうと。
話がそれてしまいましたが、合掌造りという工法に対し、屋根裏という場所の活かし方。
昔の日本人の知恵の深さと、合理性と、生きるすべに感心しましたね。