飾り物も

今日は1月も3週目の土曜日となりまして、早いものですね。

お正月っぽいかなと思って事務所に飾った備品も、そろそろ片付けようかなと思います。

なかなか普段は事務所のこともかまっていられないのですが、飾り付けを変えることで、気分もリフレッシュするものです。

家にいることが多い季節には、なにかいつもと違った風景に、ちょっと手を加えてみるのも生活が楽しくなると思いますね。

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「使われ続ける魅力」

今日は、性能の話ばかり続いたので、ちょっと違う視点からの話です。

岩前教授のセミナーからのお話で、一番ほっとした話なんですが、住宅でもなんでもそうですが、「使われ続ける魅力」がないといけないという話が合って、とてもここに共感しました。

スマートハウスでガチガチに設備投資した家も、パッシブハウスで思いっきり断熱性能を上げた家にしても、デザイン性の無い面白味のない家に、はたして住んでみたいと思うかどうか・・・。

長期優良住宅もそうですね。一昔前の家かと思うようなかっこ悪い家ばかり。しかも間取りも平凡なものばかり。

あくまで人が住むのですから、機械やデータに自分を合わせる必要などないですね。もっと人間的に見て、魅力のある建物を造ることのほうが大事です。

ホッとする空間であって、それが住む人の安全と健康を守ってくれるものであることが、家造りをすすめる、私どもの使命であると思います。

当社がデザインを大切にしているのも、まさに「使われ続ける魅力」のある建物を目指している処であります。

スマートハウスとパッシブハウス

今日は、昨日のセミナーで聞いた話の、他の話を書かせていただきます。

ここのところ注目を浴びている家づくりの方向で二つのものがあります。ひとつは「スマートハウス」もうひとつは「パッシブハウス」。これらについて、分けて教えていただきました。

まず、スマートハウスというのは、言ってみれば機械によってセロエネルギーを目指す住宅。

パッシブハウスというのは、できるだけ機械に頼らず、建物の性能を極限まで上げた住宅。これは「無暖房住宅」と混同されがちですが、そこまで言わず空調機械は使います。

単純に、どちらを目指すべきかとなるかと思いますが、実はそこまで必要ないのではというのが、私の率直な感想ですね。

 

スマートハウスは機械設備に頼るわけで、必ずなにがしかのエネルギーは必要です。しかも機械はいずれ壊れると考えなくてはなりません。

問題なのは、今さかんに造られているスマートハウスが、どれも断熱などの住宅の性能自体はレベルの低いものになっています。機会がダメになったら普通の家ということですね。これではいけません。

ローコスト住宅をスマートハウス化して建ててもダメということ。あくまで高断熱のベースが出来た建物に加えて、取り組むものだということです。

 

パッシブハウスのほうは、外壁の断熱材を極端に厚くしたりして作る、特殊な工法になります。この断熱工事にかかるコストが、はたして見合うのかどうか?その特殊な工法が一過性のもので終わる可能性もあります。

それぞれの家づくりの方向性は、将来を考えるうえで必要であるけれど、まずは飛びぬけて特殊すぎないことも大事なことであります。

家づくりも、少しずつでも新しい技術が開発されていくことでしょう。その中でやはりどんなものにも対応して、基本ベースが活かせる住宅だったらいいですよね。

私はそんな工法にFPの家が当てはまると考えています。断熱と構造体はそのままで、増築でもリフォームでも可能です。

やはりベーシックなものは、シンプルで尚且つ優れたものであります。だからこそ永年この工法が続いてきているのだと思います。

ちょっと宣伝が過ぎるかもしれませんが、他の工法に目ぼしいものが見つからないからですね。シンプルさと高性能。ここは外さないようにお考えいただきたいと思います。

健康住宅セミナー

今日は、新潟県の上越まで、FPの家の研修会に行ってきました。

写真は帰り道の夕暮れ近くの雲の写真です。

研修内容は「これからの住宅~高断熱住宅と健康」という題材で、近畿大学の岩前教授のお話を聞かせていただきました。

住宅の断熱性に的を絞ってのシンプルでわかりやすい内容でした。結論を先に言えば、

良い家 = 断熱性の高い家

ということになります。当たり前のようですが、断熱性というのは、実は健康に大変関係があるのです。

高齢者の脳血管障害であるとか心疾患障害による死亡。これは住宅で起こっているものですが、主に温度差によるヒートショックが原因となっています。

その過度な寒さの指標として、イギリスでは決められているそうで。下記になります。

「呼吸器障害・心疾患などの深刻なリスクが表れる温度」が16℃。

「高齢者に低体温症が表れる温度」が10℃

「健康リスクが表れる温度」は19度

と教えていただきました。日本では10℃くらいでも当たり前になっていませんか?一般の家では。布団の中が30~33℃くらいでも部屋の空気が10℃とかだと温度差が20℃にもなってしまいますね。

日本では、そういうリスクを放置したまま、どんどん医療費にかかるお金が年々増えていっているようです。循環器系に限っても年間5兆円という予算で、国防費と同じだけかかるとのこと。

ニュージーランドでも研究例があって、断熱改修した家に住んでもらった人と、そうでない家に住む人との健康調査で、風邪ひき、ぜんそく、呼吸器不全などの改善結果をみると病気がそれぞれほぼ半減したそうです。そこで、断熱改修によるコスト効果の試算は断熱費用の約2倍になったとか。

住宅の断熱化は、病気を減らすための国策として、しっかり取り組んでいかないといけないことなんですね。

平成11年に作られた「次世代省エネ基準」のことを先生は「旧世代省エネ基準」と言っておられましたが、まったくその通りで、そんな昔に作った弱々しい基準を胸を張ってこれで十分と言っているほうがおかしいのです。

FPの家は、しばしばオーバースペックのように言われておりますが、次世代省エネ基準で住宅を造ってしまって、それがいつの日かFPクラスの家が当たり前のように基準が上がってから、後悔することになるかもしれません。

安い断熱材で作ってきた家は、また改めて断熱改修となってくることになるかもしれませんね。国の基準はいずれ変わっていきますから。

ちょっと言い過ぎましたかな…。

薪の音-格子

昨日、今日と、アプローチ屋根の増築工事のため現場にずっと出ておりました。福井も、昨日から天気が回復して、外仕事にはバッチリでしたね。

大工さんの作業を追っかけ、木部の塗装作業をしていたので、今日は肩がけっこう疲れましたよ。

こちらは、薪の音の客室で、ベットの目隠しに入っていた格子です。ピーラー(米松)でしょうね。透明で塗装しても赤く焼けてくる木です。

昔よく使いました。我が家の造作材もほとんどこれです。でも、ヤニが出てきやすいので、なかなか難しい木ですね。

それでもきれいな木です。これもどちらかというと和の雰囲気に合うかな。また適材適所で使ってみたいと思います。

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薪の音-ツタ

こちらは、古い物置の外壁に張り付いたツタです。

意図してできるものでない、自然のものというのは好きですね。

 

こちらは、ツバキ。

 

こちらは、モノクロ写真ではありませんが、雪が降るモノトーンの世界。

帰り際にこんな風に降り始めました。雪が多いところのようです。

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薪の音-モノクロ

今日は薪の音の周辺のモノクロ写真です。

 

 

 

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薪の音-花2

また、一輪挿しのスナップ写真です。

外は寒い冬の季節でも、こういう黄色い花は温かみを感じます。

 

こちらは、外に出て写真を撮ってみました。

 

朝食の時に置かれていたものです。

器の中に器です。水に入っているのがいいですね、参考になります。

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薪の音-花

薪の音の紹介を続けてきましたが、あとはスナップ写真を日記に載せていこうかなと思います。

ところどころに、一輪挿しで花が飾ってあります。

こんな冬の季節でも、小さな花が心を癒してくれますね。

細かい気配りが、とてもうれしく感じました。

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薪の音-ディナー

今日は薪の音のディナーのご紹介。

食べ物の写真はなかなかうまく撮れないのですが、まずはご覧ください。

 

 

 

 

なにがおいしいかって、野菜がおいしいのです。これにはびっくりいたします。

どの料理にも、各種の野菜が盛り込まれていて、その野菜本来の味がします。

里山で採れた、新鮮な野菜が使われていると聞きますが、野菜って本当においしいものなんだと実感しましたね。

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