政治の足かせ
今日は、セミナーのお誘いもございましたが、プラン修正や見積もり修正などを行っておりました。
ここ最近イベントのお誘いをことごとく断って、皆様に申し訳ないところですが、年初めに決めたことで、今年は情報を選択して、本当に必要と思うものだけに絞り込む考えです。ちょっと情に流されやすいので、断るのも辛いところですが。
さて話は変わって、今日の新聞各紙に、政府の原発事故の対応の稚拙さが報道されていましたね。菅氏の幼稚な性格が災いして、現場が混乱していた様子がうかがい知れます。
まったく今の政治家は、上に立つべきでない人たちが上に立っているという、間違った状況が続いておりますね。
そんな中、逆を行って成果を上げている会社があります。未来工業という会社ですが、テレビやネットの記事を読んでも、大変感心します。
極端な話が「ホウレンソウ禁止」。報告・連絡・相談のことですが、この会社は社員一人一人に、経営ということの自覚を持って働くことをこれで促しているようです。
ホウレンソウをする以前に、自分で責任を持って考え動くことを育てているんですね。いちいち聞かなくて動けるのもスピード感にもつながるし、結論も早く出ることでしょう。
もちろん、すべてをホウレンソウしないわけではないだろうけれど、その目的と意味は大変重要です。
実際問題、現場で働いている人たちが、一番何をしなくてはならないかがわかっていて、そこを任せて、動きやすくしてあげることが大切なことなんですね。
先日、「復興庁」なるものを政府が作りましたが、結局そこをまた通さないと物事が動かなくなるとしたら、たぶんこれも皆の「足かせ」を増やしただけだと思います。
お役所がやることっていつもこんなことばかり・・・。仕組みばかり作って、魂の入らないことをいくらやっても、良い結果には結びつかないものだと思います。(補助金とかもそうだと思っています。)
政治家は、役所の底辺で頑張っている職員さんの給与を削減するとかいう姑息な手段をとらずに、まずもって自分たちの定員を削減することです。増税以上の効果がでますね。