デザインの課題
先日福井新聞に福井大学の教授の西畑さんという方がコラムを書かれていたのを読んだのですが、「デザインをしないデザイン」ということで、ナガオカ・ケンメイという方の紹介が載っていました。
なんでも、デザイナーは物を生み出すだけではなく、使われ方、捨てられ方にも責任を持つべきという考えで、自らは物を作らず、良いものを長く使ってもらうという発想で店舗を造っておられるようです。良い商品をリサイクルもして再販するそうです。
「D&DEPARTMENT」というお店で、ネットでも見れました。
懐かしい家電製品があったり、業務用の収納なんかも売られていておもしろいですよ。
デザインというと「新しいもの」という発送が出がちですが、むしろよいデザインのものを作って、スタンダードに長く使いこなすほうが、世の中の無駄を省ける気がいたします。
建築をやっておりますと、次々とカタログが変わって、製品が新しくなっていきます。
どんどん使いやすく進歩するのは良いことですけれど、次々と新しいものがまた古くなってしまいます。もったいないことも出てきますね。
本当は、例えばドアなどがメーカー共通で寸法や枠の納まりを決めていれば、大工さんも付けやすいし、どのメーカーから買っても良いし、メンテナンスも簡単になります。
家電品なんかも、冷蔵庫でも洗濯機でもサイズを決めたらどうかと思います。そうすれば買い替えもサイズの問題が出ませんし、ぴったり納まる寸法で、建築が計画できます。
そういったことが、いろんな面でコストや果てはエネルギー削減にもつななる気がしますね。
デザインの課題というのは、そんなところにもあるんじゃないかと思います。
信用があってこそ
昨日、行きつけの美容室プリュスさんに行ってきたのですが、広告・宣伝などのお話を聞かせてもらったら、ここ3年ほど雑誌の広告など載せてないとのこと。
宣伝といってもHPくらいかな。とおっしゃるので、やはり常連のお客様がきちんといらっしゃるんですね。
美容室も、宣伝したからといって、お客さんが来るものでもありませんし、やはり口コミ・評判など、信用があってこそのお商売ですよね。
宣伝・広告で売っっているお店よりずっと好感を持ちますね。
冬の入浴注意について
ちょっと前になりますが、福井新聞の1/25日に載った記事で「冬の入浴 寒暖差注意」というのがありました。
というのも、暖房された居室から極端に寒い脱衣所や浴室で、急激な温度差つまり「ヒートショック」によって心筋梗塞などを起し、浴槽内で溺死してしまうというのです。
それも、福井県はこの不慮の溺死の死亡率が10万人に対し10.6人で、ワースト1位だそうです、びっくりですね。
なぜ福井県がということは書かれていませんでしたが、たとえば東北や北海道に比べて多いとすれば、それは住宅の造りが違うからだといえます。
ほんとうに寒い地方の住宅は、高気密・高断熱が当たり前で、それこそ全館暖房を行なっていることと思います。そういう住宅に住んでいれば、ヒートショックの問題は家の中においては避けられます。
福井のように、まだ普通の家で我慢できると考えて、暖房も居るところだけガンガン暖めて、寒いところは極端に寒いという住まい方をしていることが問題なんですね。
FPの家のように全館暖房が当たり前で、しかも光熱費が安ければいいですが、今の時代燃料費の値上げで、我慢しているお宅も多いことと思いますね。
ともかく新聞にも、脱衣室・浴室も10度以上に温めて使うことを薦められておりますから、ぜひ心がけていただきたいと思います。

