Eventイベント情報
Blogブログ
2026/07/14 18:44
北陸の梅雨明けは21日ごろとの予報が出ていますが、今週も暑い日が続いています。 これだけ気温が高くなると、エアコンを使わずに過ごすことは難しいですね。そこで今日は、「性能・断熱・気密」という視点から、夏のエアコンの使い方について、あらためてお話ししたいと思います。 近年の住宅は、高気密・高断熱化が進み、全体的に性能が向上しています。 ただし、どれほど優れた性能を持つ住宅でも、エアコンなどの空調設備を動かし、冷房や暖房の熱を加えなければ、その性能を十分に生かすことはできません。 断熱性能とは、自然に家の中を涼しくしてくれるものではなく、エアコンでつくった快適な温度を、できるだけ逃がさずに保つための性能です。 電気代が気になり、エアコンをこまめに切ったり入れたりする方もいらっしゃると思います。 一般的な住宅では、留守中にエアコンを切るのが当たり前かもしれません。しかし、高気密・高断熱住宅では、自動運転を利用しながら、連続して運転させるほうが、室温を安定させやすくなります。 日中にエアコンを止めてしまうと、その間に室内の空気だけでなく、床や壁、天井、家具などにも熱が蓄えられていきます。 夕方に帰宅してからエアコンをつけても、まずは暑くなった室内全体を冷やさなければならないため、エアコンは大きな能力で運転することになります。 一方、連続運転をしていれば、エアコンは室温のわずかな上昇を補う程度の、比較的静かな運転を続けることができます。 もちろん、外気温や日射、建物の性能、エアコンの機種、留守にする時間などによって条件は変わりますが、高性能住宅では、室温を大きく上下させない運転のほうが、快適性と省エネルギー性の両面で有利になりやすいと考えています。 設定温度については、必要以上に低くしないことも大切です。 冷房運転には除湿の効果もありますので、室温だけでなく湿度が下がることで、同じ温度でも涼しく快適に感じられます。温度計やエアコンの設定温度だけを見るのではなく、室内の湿度や体感も確認しながら調整していただくとよいでしょう。 さらに「FPの家」では、壁や床に組み込まれた断熱パネルによって、屋外の熱が室内側へ伝わりにくくなっています。 そのため、室内側の壁や床の表面温度も安定しやすく、周囲から感じる放射熱の影響を抑えることができます。 人が感じる暑さや寒さは、空気の温度だけで決まるものではありません。壁や床、天井など、周囲の表面温度も体感に大きく関係します。 エアコンで空気だけを冷やしても、壁や天井が熱いままでは、なかなか涼しく感じられません。反対に、断熱性能が高く、室内の表面温度が安定している家では、設定温度を極端に下げなくても快適に過ごしやすくなります。 せっかく性能の良い家を建てたのであれば、エアコンを我慢して使わないのではなく、住宅の性能を生かすように、上手に運転していただきたいと思います。 高気密・高断熱住宅の本当の価値は、エアコンでつくった快適な環境を、少ない負担で安定して保てることにあります。 暑い夏だからこそ、住宅性能と空調設備を一体として考え、快適で健康的な室内環境をつくっていただければと思います。
2026/07/13 17:36
今日は朝一番に、申請関係の構造計算書を送付することができ、まずはひとつ大きな仕事を終えて、少しホッといたしました。 その後は、お客様にご来社いただき、電気工事や棚関係のお打ち合わせを行いました。 コンセントやスイッチの位置、照明の使い方、棚の高さや奥行きなどは、一つひとつは細かなことかもしれません。しかし、実際に暮らし始めてからの使いやすさに、大きく関わってくる部分でもあります。 どこで何を使うのか、何を置く予定なのかなど、ご希望や暮らし方を伺いながら、一番良い形になるまで打ち合わせを重ねていきます。 そして、お土地のほうは、先週の金曜日にお施主様ご家族で砂利を運び、重機を使って整地まで行っていただきました。 以前に伺ったときから、さらにきれいに仕上がっていて、本当に頭が下がる思いです。 敷地が広く、工事中の資材を置くスペースも十分に確保できます。また、地面が土のままではなく砂利で整えられていることで、雨が降った際にも足元や資材が汚れにくく、工事を進める私たちにとっても大変ありがたい環境となりました。 家づくりは、建物を建て始める前にも、さまざまな準備があります。申請を進め、完成図をまとめ、細部の打ち合わせを重ねながら、少しずつ現場を始める段階へと近づいています。 お客様ご家族にも力を尽くしていただいたこの土地で、いよいよ工事を始められる日を、私たちも楽しみにしています。
2026/07/12 18:53
今日は、明日のお客様との打ち合わせに向けた意匠設計と、提出予定の構造計算書の図面出力、詳細図の書き込みなどを行っていました。 構造計算ソフトを使えば、計算から図面作成まで、ある程度は自動で進めることができます。 しかし、ソフトだけでは描き切れない部分もあり、最終的には一つひとつ確認しながら、手を加えて仕上げていかなければなりません。 手間のかかる作業ではありますが、すべてをソフトに任せてしまうよりも、設計者が自分の目で確認する機会が残されていることは、ある意味では良いことなのかもしれません。 計算上は問題がなくても、実際の建物として納まる寸法になっているかどうかは、また別の話です。 CADで図面を描いていても、実際に寸法を入れ、部材同士の取り合いを確認していくことで、寸法的な矛盾や、納まりのおかしな部分に気づくことがあります。 昔は、図面をすべて手で描き、一つひとつスケールを当てながら寸法を確認していました。 時間はかかりましたが、その分、建物の大きさや部材の関係が、自然と頭の中に入ってきたように思います。 今は計算をソフトに任せられるため、計算そのものを間違えることは少なくなりました。 その一方で、最初の入力に誤りがあれば、間違った条件のまま正確に計算されてしまいます。便利になったからこそ、入力内容や計算結果を読み取る側の注意が、より大切になっているように感じます。 そのため、図面や計算書を何度も見直し、「もうここまで確認すれば大丈夫」と思えるところまで、繰り返しチェックを続けます。 設計の仕事は、形を考えるだけでなく、こうした地道な確認の積み重ねでもあります。 根気のいる作業ですが、その積み重ねが、安心して建てられる家につながっていくものだと思います。 簡単な仕事というものは、なかなか世の中にはありませんね。
2026/07/11 17:26
今日は、外壁リフォームを行っているお客様宅へ伺い、外壁塗装完了のあとの、中庭のデッキ工事など、エクステリア工事について打合せを行ってきました。 現在、外壁塗装は仕上げに向けて作業中で、完了までには、あと1週間ほどかかる予定です。 今回の建物は、ガルバリウム鋼板の外壁です。 ガルバリウム鋼板そのものは耐久性の高い素材ですが、外壁のリフォームでは、表面をきれいに塗り替えるだけでなく、防水についても、あらためて確認する必要があります。 板金外壁は、さまざまな部材を重ね合わせながら納めていくものです。そのため、万が一、重ね部分や取り合いから雨水が外壁の内側へ回った場合にも、透湿防水シートの上を通して外へ排出させる、二次防水まで含めた考え方でつくられています。 ただ、今回の建物では、入隅部分から雨水が内部まで侵入していた箇所がありました。 そこで今回は、同じような納まりとなっている部分をすべて確認し、安全を見込んで、すべてにコーキングを施して、雨水の侵入経路をできる限り絶つ工事も併せて行いました。 今回、きれいに塗り替えることも重要ですが、こうして見えにくい部分にもしっかり手を入れられたことのほうが、この先の安心につながる大切な工事だったように思いますし、それがお施主様の、真のご希望だったかと思います。 外壁の色は、これまでの「いぶし銀」から、今回はマットブラックへと塗り替えています。塗りムラもなく、綺麗に仕上がっています。 塗膜の耐久性だけを考えると、艶のある塗装のほうが有利な面もあるかもしれません。しかし、建物は単体で存在するものではなく、街並みや周囲の景観をつくる一部でもあります。 光沢の強いブラックでは少し主張が強くなりますが、艶を抑えたマットブラックにすることで、落ち着きのある上品な外観に仕上がっていくと思います。 今回は、外壁に付属している部材も、塗装できるものはできる限り一緒に仕上げてもらっています。壁に取り付けられたポストの投函口も、まるで新品のようにきれいになりました。 外壁塗装の完了までは、あと1週間ほど。その後、足場を解体し、中庭のデッキや外まわりの工事へと進んでいきます。 すべての工事が整ったときには、新築のお宅のように生まれ変わった姿をご覧いただけるのではないかと思います。
2026/07/10 18:52
今日は朝から、構造図をまとめる予定で作業を始めました。 ある程度まとまったものを出力して確認してみると、修正したほうがよい部分が見つかったり、「やはり、こちらの考え方のほうがよいのではないか」と思うところが出てきたりします。 そこで、構造計算の設定をもう一度見直し、再び計算ソフトに向かい合うことになりました。 条件を変えては計算し、結果を確認して、また修正する。その作業を何度も繰り返しながら、ようやく納得できる最終的な答えに近づけていきました。 普段行っている意匠設計は、間取りや空間、外観などをイメージしながら、発想を広げていく仕事です。 それに比べると構造計算は、数字や条件を一つひとつ確認していく作業が多く、正直なところ「なかなか面倒だな」と感じることもあります。 ただ、構造計算を行う目的は、建物の安全性を確保することだけではありません。 必要以上に材料を増やすのではなく、無駄を抑えながら、合理的で経済的な構造をつくることも大切です。 そう考えると、ただ計算に追われているのではなく、その建物にとって最も正しい方向性を探しているのだと思えるようになりました。 意匠設計も構造設計も、考え方や作業の進め方は違います。 それでも、余計なものがなくなり、全体がスマートにまとまったときの気持ちよさは、どちらも同じです。 当社がつくる建物は、比較的、柱や壁の配置が整った、構造的にもきれいな建物が多いと思っています。 それは、見た目だけを整えるのではなく、間取り、構造、施工性まで含めて、無理なく素直にまとめたいという設計のポリシーが、自然と表れているのかもしれません。 構造は、完成すると見えなくなる部分がほとんどです。 しかし、建物を長く安全に支え続ける、大切な骨格です。 今日も何度も計算を繰り返しましたが、最後にきれいな答えへとまとまっていくと、やはり設計の仕事ならではの充実感を感じます。
2026/07/09 17:43
今日は夕方から、OBのお客様宅へ換気システムのメンテナンスに伺ってきました。 リフォームのご相談もあるということで、息子と私でお伺いさせていただきました。 当社で建てさせていただいたお宅は、高気密・高断熱の家ですので、換気システムも大切な設備のひとつです。 普段は目立たない存在ですが、家の中の空気をきちんと入れ替えるために、毎日休まず働いてくれています。 今日は、私が換気システム本体の掃除を担当しました。 カバーを外して、シロッコファンを取り出し、水洗い。 本体の中も、手の届く範囲できれいに拭き上げて、ファンを戻して完了です。 写真で見るとわかりやすいですが、ファンは細かい羽根がたくさん付いていますので、ここにホコリが付いてくると、どうしても汚れが溜まりやすくなります。 一年に一度でも掃除をしておくと、気持ちよく使っていただけると思います。 その間、息子は各部屋の排気レジスターの掃除を担当。 給気フィルターの交換は、お客様にも手伝っていただきながら進めましたので、作業もスムーズに終わりました。 こうして一年に一度、換気システムのお掃除やフィルター交換でお客様と顔を合わせられることは、とても良いことだなと思っています。 もちろん、ご自身でメンテナンスをされるお客様もいらっしゃいますので、すべてのお宅に毎年伺っているわけではありません。 それでも、こういう機会があると、建ててからの暮らしぶりや、ちょっとしたお困りごとなどもお聞きできます。 七夕のように、一年に一度お会いするような感じで、家の様子も確認させていただけるのは、私たちにとってもありがたい時間です。 家は、建てて終わりではなく、暮らしながら少しずつ手をかけていくものだと思います。 換気システムの掃除のような小さなメンテナンスも、長く快適に住んでいただくためには大切なことですね。 何か気になることがありましたら、メールでもLINEでも、ちょっとしたことでもお気軽にお声掛けください。 喜んでお伺いさせていただきます。
もっと見る













株式会社ライフ・コア デザインオフィスは以下の取り組みを実施することを宣言し、 グリーントランスフォーメション(GX)の推進に積極的に取り組んでまいります。
~省エネ住宅普及のために
・新築住宅 全棟 ZEH水準以上(ZEH Oriented含)の省エネ性能の達成
・省エネ性能の高い製品等の積極的な採用
・設備更新時の省エネ設備の選択による省CO2化
~働き方改革推進のために
・働き方改革の推進等、必要な人材の確保に向けた取組の推進