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2026/06/02 17:38
梅雨が近づいてくると、気温以上に気になるのが「湿気」です。 外の気温はそれほど高くなくても、室内がジメジメしていると、なんとなく不快に感じるものです。 洗濯物が乾きにくかったり、床が少しベタつくように感じたり、空気が重たく感じることもあります。 この時期は、真夏のように冷房を強くかけるというよりも、湿度を上手にコントロールすることが大切になります。 家の中を快適に保つためには、エアコンの使い方にも少し工夫が必要です。 まず大切なのは、暑くなってから一気に冷やすのではなく、室内が不快になる前に早めにエアコンを使うことです。 特に高気密・高断熱の家では、一度室内環境が整うと、その状態を保ちやすいという特徴があります。 逆に、湿気をたっぷり含んだ空気が室内に入り込んでしまってからでは、快適な状態に戻すまでに時間がかかることもあります。 梅雨時期は、冷房だけでなく「除湿運転」も上手に使いたいところです。 ただし、除湿運転にもいろいろな方式がありますので、機種によっては室温が下がりすぎたり、思ったほど湿度が下がらなかったりすることもあります。 そのため、室温と湿度を見ながら、冷房運転と除湿運転を使い分けるのが良いと思います。 目安としては、室温が高い時は冷房。 気温はそれほど高くないけれど、湿度が高くて不快な時は除湿。 このように考えると、使い分けしやすいと思います。 また、エアコンをつけたり消したりするよりも、弱めの運転で長く動かすほうが、室内の温度や湿度が安定しやすくなります。 特にFPの家のような高気密・高断熱住宅では、外気の影響を受けにくいため、エアコンを強くかけ続けなくても、少ないエネルギーで快適な状態を保ちやすくなります。 ここで大事になるのが、気密と換気です。 気密が悪い家では、すき間から湿った外気が入ってきやすくなります。 せっかくエアコンで除湿しても、外から湿気がどんどん入ってくると、なかなか快適な空気になりません。 また、計画された換気がきちんと働いていることも大切です。 換気は、ただ空気を入れ替えるだけでなく、家の中の空気を健全に保つための大切な仕組みです。 高気密の家だからこそ、必要な場所から給気し、必要な場所から排気するという計画換気がきちんと成り立ちます。 梅雨時期の快適さは、エアコンだけで決まるものではありません。 断熱・気密・換気、そしてエアコンの使い方が合わさって、室内の心地よさがつくられます。 「暑いから冷やす」というだけでなく、 「湿気を抑えて、空気を整える」 という考え方が、梅雨時期には大切です。 家の性能がしっかりしていると、こうした季節の変わり目にも暮らしやすさを感じていただけます。 これから梅雨に向かう時期、エアコンを上手に使いながら、室温だけでなく湿度にも目を向けて、快適に過ごしていただければと思います。
2026/06/01 17:38
家づくりで間取りを考えるとき、家事動線や収納計画はよく話題になります。 キッチンから洗面、洗濯、物干しまでの流れ。 買い物から帰ってきて、パントリーへ荷物をしまう動き。 こうした奥様目線、家事目線の動線は、とても大切です。 一方で、意外と見落とされやすいのが、 ご主人が仕事から帰ってきた後の動き方です。 毎日のことですから、この帰宅後の動線が整っているかどうかで、暮らしのしやすさはずいぶん変わってきます。 仕事から帰ってきて、玄関に入り、靴を脱ぐ。 上着を脱ぎ、カバンを置き、時計や鍵を置く。 洗面で手を洗い、着替えて、ようやくリビングでくつろぐ。 この流れが自然にできる間取りになっていると、家の中も散らかりにくくなります。 逆に、上着を掛ける場所がなかったり、カバンの置き場が決まっていなかったりすると、どうしてもリビングの椅子やソファの上に置いてしまいがちです。 これは、ご主人が片付けが苦手ということではなく、 片付く場所が、帰宅動線の中に用意されていないということでもあります。 例えば、玄関から入ってすぐのところに、シューズクロークやコート掛けがある。 その先に洗面があり、手洗いができる。 さらに近くに着替えや普段使いの収納がある。 こうした流れがあると、帰宅してからの動きがとてもスムーズになります。 特に最近は、仕事用のバッグ、作業着、趣味の道具、スポーツ用品など、ご主人専用の持ち物も意外と多いものです。 それらをどこに置くのかを、最初から考えておくことが大切です。 家族全員の収納として考えるだけでなく、 ご主人専用の小さな収納スペースをつくっておくのも良い方法です。 大きな書斎でなくても構いません。 玄関近くの一角、階段下、ファミリークロークの一部などに、カバンや上着、仕事道具を置ける場所があるだけで、暮らしはかなり整いやすくなります。 また、帰宅後すぐにリビングへ入る動線が良い場合もあれば、いったん着替えてからリビングに入れる方が良い場合もあります。 これは、ご家庭の暮らし方によって正解が変わります。 だからこそ、間取りを考えるときには、 「ただいま」から「くつろぐ」までの動きを、一度具体的に想像してみることが大切です。 家づくりでは、どうしても部屋の広さや見た目に目が行きがちですが、毎日の小さな動きがスムーズであることも、住み心地には大きく関わってきます。 帰ってきたときに、自然に片付き、自然に手を洗い、自然にくつろげる。 そんな動線がある家は、ご主人にとっても、ご家族にとっても、暮らしやすい家になると思います。 間取りは、家族全員の毎日の動きから考えることが大切です。 その中でも今回は、ご主人目線の帰宅後の動線について考えてみました。 家づくりの際には、ぜひ一度、 仕事から帰ってきた後の自分の動きも思い浮かべてみてください。
2026/05/31 18:42
先日、モデルルームのエントランスホールに置いてあった、見学会用のチェアなどを少し整理しました。 階段下の空間がガランと空いたのですが、それはそれで新鮮で、すっきりとした余白のある空間も良いものだなと感じました。 ただ、ふと眺めているうちに、 「ここが小さな書斎のようなスペースになっても面白いのではないか」 という考えが浮かびました。 家の中に、わざわざ一部屋の書斎をつくるのは難しくても、階段下やホールの一角を使えば、ちょっとした仕事や読書、調べものができる場所になります。 そこで、IKEAの家具を置いてみることにしました。 今回使ったのは、IKEAの「カラックス」というシリーズです。 本日、福井の配送センターに届きましたので、朝から組み立てをして、さっそく配置してみました。 組み立てる前には、収納部分を右側にするか、左側にするかで少し悩みました。 こういう小さなことでも、実際に置いてみたときの見え方や使い勝手が変わるので、意外と大事なところです。 配置してみると、階段下の少しこもった感じと、デスクスペースの雰囲気がうまく合って、思っていたよりも落ち着く場所になりました。 リビングのようにテレビがある場所とは少し離れているので、集中したい時や、ひとりで静かに過ごしたい時にも良さそうです。 家づくりでは、収納をたくさん取りたいというご要望も多くあります。 もちろん収納は大切ですが、空いている場所をすべて収納にしてしまうと、少し味気ない空間になることもあります。 必要なものはきちんと納めながら、少しだけ余白を残す。 その余白に、椅子を置いたり、照明を置いたり、小さなデスクを置いたりすることで、暮らしの楽しみが生まれることもあります。 今回の模様替えも、そんなことを考える良いきっかけになりました。 家の中に、家族みんなで過ごす場所があることは大切です。 でも同時に、ひとりで少し落ち着ける場所があることも、これからの住まいには大切なのかもしれません。 モデルルームでは、こうした小さな工夫も実際に見ていただけるように、少しずつ手を加えながら、暮らしの提案につなげていければと思います。
2026/05/30 15:41
親の一人暮らしが、少し心配になってきた。 年齢を重ねるにつれて、そんなふうに感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 離れて暮らしていると、何かあったときにすぐ駆けつけられない不安があります。 かといって、いきなり完全な同居となると、お互いの生活リズムや距離感が気になるものです。 今回ご紹介する住まいは、そんな不安に対して、ひとつの答えとなるような家です。 同じ屋根の下で暮らしながら、親世帯も子世帯も、それぞれの暮らしを大切にできる二世帯同居の住まいです。 大屋根を活かした、開放的なLDK 子世帯の中心となるLDKは、大屋根の傾斜天井を活かした約25畳の大空間です。 天井が高く、梁の見える開放的な空間は、家族が自然と集まりたくなる場所になっています。 キッチン、ダイニング、リビングがゆるやかにつながり、窓の外には田園風景が広がります。 毎日の暮らしの中で、光や風、外の景色を感じながら過ごせるLDKです。 LDKの一角には、3畳のスタディルームも設けています。 天窓から光が降り注ぐ明るい場所で、勉強や仕事、読書、趣味のスペースとして使えます。 リビングの近くにありながら、少しだけこもれる場所があることで、暮らしに幅が生まれます。 親世帯が気兼ねなく過ごせるリビング この住まいの特徴は、親世帯のための生活空間をしっかりと設けていることです。 離れのように使える場所に、親世帯専用のリビングスペースを計画しました。 同居というと、すべての時間を一緒に過ごすイメージを持たれる方も多いかもしれません。 しかし、実際の暮らしでは、親世帯にも子世帯にも、それぞれの生活リズムがあります。 テレビを見る時間、食事の時間、来客の有無、就寝時間。 それぞれが違っていて当然です。 だからこそ、同じ家の中にいながらも、親世帯が気兼ねなく過ごせる場所をつくることが大切になります。 親世帯にもミニキッチンを設置 親世帯のスペースには、ミニキッチンも設置しています。 簡単なお茶の用意や朝食、ちょっとした調理が自分たちの空間でできると、暮らしの自由度が高まります。 奥にはベッドルームとウォークインクローゼットも配置しています。 リビング、ミニキッチン、寝室、収納がまとまっていることで、親世帯の暮らしがこのエリアである程度完結します。 同居しながらも、必要以上に干渉しすぎない。 でも、何かあればすぐそばにいる。 そんな安心感のある距離感を考えた間取りです。 玄関正面の座敷が、両世帯をゆるやかにつなぐ メインエントランスの正面には、座敷スペースを設けました。 この座敷を中心に、左右で親世帯と子世帯の空間をゾーニングしています。 座敷は、オープンな格子戸で仕切ることができ、来客時には応接間のように使うこともできます。 普段は家族の共有スペースとして、また節目の集まりの場としても使いやすい空間です。 二世帯住宅では、完全に分けすぎると距離ができすぎることがあります。 一方で、共有部分が多すぎると気をつかう場面も増えます。 この住まいでは、座敷が両世帯の間にあることで、ゆるやかなつながりを持たせています。 仏壇のある暮らしにも対応した座敷 座敷スペースには、大きめの仏間スペースを設けています。 … 続きを読む
2026/05/29 18:26
金曜日のブログでは、これから「メンテナンス・リフォーム」について、少しずつお話ししていきたいと思います。家は建てて終わりではなく、暮らしが続く限り、手入れや見直しが必要になります。今回は、その連載の最初として、私がこの仕事を始める時に大切に考えていたことを書いてみます。 ■メンテナンスを前提にした家づくり 家は、新築した時が完成ではありますが、そこから長い暮らしが始まります。 年月が経てば、設備の交換や外まわりの手入れ、生活の変化に合わせたリフォームが必要になることもあります。 本来であれば、建てたハウスメーカーや工務店に相談できることが一番安心だと思います。 建物の考え方や施工内容を知っている会社が、引き続き見守っていくことは、とても大切なことです。 ただ現実には、建てた会社に相談できなくなっている方もおられます。 そうした時に、安心して頼れる先があることも、住まいには必要なことだと感じています。 ■FPの家には、分かっている人の手入れが必要です 私は以前の工務店時代から、高気密・高断熱の「FPの家」に携わってきました。 FPの家は、断熱・気密・換気の計画がきちんと整えられた家です。 そのため、完成時の性能を長く保つためには、定期的なメンテナンスが大切になります。 特に換気システムは、年に一度ほどの点検や清掃を行うことで、室内の空気環境を良い状態に保ちやすくなります。 また、リフォームを行う場合も、壁や天井の中にある断熱や気密・換気の考え方をしっかり理解して進める必要があります。 見た目だけを直すのではなく、これまで保たれてきた性能を損なわないようにすることが、とても大事なところです。 ■受け皿になれる会社でありたい 私が独立を考えたころ、ひとつ心にあったのは、FPの家に住まわれている方々の受け皿になれる会社でありたいという思いでした。 これまで、FPの家を建ててきた工務店さんの中にも、グループを離れたり、会社を続けられなくなったところもあります。 そうなると、オーナー様はどこに相談したらよいのか、不安になられると思います。 実際に当社では、当社で建てたFPの家ではなくても、換気システムのメンテナンスやリフォームのご相談をいただくことがあります。 むしろ現在は、FPの家の仕組みを大切にしたい思いから、リフォームについてはFPの家を中心にお受けしている状況です。 これまで培ってきた経験と知識を、必要としてくださる方のお役に立てられたらと思っています。 FPの家は、きちんと維持管理をしていけば、新築時の快適さを長く保てる家になります。これからも、その家の良さを守りながら、オーナー様が安心して暮らし続けられるお手伝いをしていきたいと思います。 FPの家の換気メンテナンスやリフォームについてのご相談は、公式LINEからお気軽にお問い合わせください。
2026/05/28 17:57
家づくりでは、完成した時の外観や内装、キッチンや照明など、目に見える部分にどうしても関心が集まります。 もちろん、見た目の美しさや空間の心地よさは、とても大切です。 毎日暮らす場所ですから、デザインや素材感、居心地の良さには、私たちもこだわって設計しています。 ただ、家の本当の安心や快適さは、完成してから見える部分だけで決まるものではありません。 むしろ、壁の中、床下、天井裏、断熱材、気密処理、下地、配線、配管など、完成すると見えなくなってしまう部分にこそ、大切なことがたくさんあります。 例えば、断熱材がきちんと施工されているか。 気密の処理が丁寧にされているか。 将来、手すりや棚を付けるための下地が入っているか。 配線や配管が無理なく納まっているか。 こうした部分は、完成してしまえばお客様の目には見えません。 ですが、暮らし始めてからの快適さや、使いやすさ、メンテナンスのしやすさに大きく関わってきます。 当社では、FPの家の断熱パネル施工や気密処理をとても大切にしています。 高気密・高断熱の家は、材料が良ければそれだけで完成するものではなく、現場での一つひとつの施工の積み重ねが大切です。 隙間ができないように確認する。 納まりを考えながら施工する。 必要なところは写真に残し、後からでも確認できるようにする。 そうした小さな確認の積み重ねが、家の性能につながっていきます。 また、建て方前の材料の養生や、雨の日の判断なども、現場で大切にしていることのひとつです。 構造材や断熱パネルを濡らさないようにすることは、家を長く良い状態で保つためにも大切なことだと考えています。 工事は、ただ図面通りに進めればよいというものではありません。 現場に立つと、図面だけでは見えなかった納まりや、暮らしの使い勝手に気づくこともあります。 スイッチの位置。 家具とのバランス。 照明の当たり方。 収納の使いやすさ。 そうした部分も、現場で確認しながら、より良い形になるように考えています。 家づくりは、完成してから見える部分だけでなく、見えなくなる部分の丁寧さが、最終的な住み心地に表れるものだと思います。 お客様には見えにくい部分だからこそ、私たち作り手が責任を持って確認し、丁寧に進めることが大切です。 これからも、見えなくなるところほど丁寧に。 そんな思いを大切にしながら、一棟一棟の家づくりに取り組んでいきたいと思います。
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株式会社ライフ・コア デザインオフィスは以下の取り組みを実施することを宣言し、 グリーントランスフォーメション(GX)の推進に積極的に取り組んでまいります。
~省エネ住宅普及のために
・新築住宅 全棟 ZEH水準以上(ZEH Oriented含)の省エネ性能の達成
・省エネ性能の高い製品等の積極的な採用
・設備更新時の省エネ設備の選択による省CO2化
~働き方改革推進のために
・働き方改革の推進等、必要な人材の確保に向けた取組の推進