年に一度の、換気システムメンテナンス
今日は夕方から、OBのお客様宅へ換気システムのメンテナンスに伺ってきました。
リフォームのご相談もあるということで、息子と私でお伺いさせていただきました。
当社で建てさせていただいたお宅は、高気密・高断熱の家ですので、換気システムも大切な設備のひとつです。
普段は目立たない存在ですが、家の中の空気をきちんと入れ替えるために、毎日休まず働いてくれています。
今日は、私が換気システム本体の掃除を担当しました。
カバーを外して、シロッコファンを取り出し、水洗い。
本体の中も、手の届く範囲できれいに拭き上げて、ファンを戻して完了です。
写真で見るとわかりやすいですが、ファンは細かい羽根がたくさん付いていますので、ここにホコリが付いてくると、どうしても汚れが溜まりやすくなります。
一年に一度でも掃除をしておくと、気持ちよく使っていただけると思います。
その間、息子は各部屋の排気レジスターの掃除を担当。
給気フィルターの交換は、お客様にも手伝っていただきながら進めましたので、作業もスムーズに終わりました。
こうして一年に一度、換気システムのお掃除やフィルター交換でお客様と顔を合わせられることは、とても良いことだなと思っています。
もちろん、ご自身でメンテナンスをされるお客様もいらっしゃいますので、すべてのお宅に毎年伺っているわけではありません。
それでも、こういう機会があると、建ててからの暮らしぶりや、ちょっとしたお困りごとなどもお聞きできます。
七夕のように、一年に一度お会いするような感じで、家の様子も確認させていただけるのは、私たちにとってもありがたい時間です。
家は、建てて終わりではなく、暮らしながら少しずつ手をかけていくものだと思います。
換気システムの掃除のような小さなメンテナンスも、長く快適に住んでいただくためには大切なことですね。
何か気になることがありましたら、メールでもLINEでも、ちょっとしたことでもお気軽にお声掛けください。
喜んでお伺いさせていただきます。
間取りは「動く線」だけでなく、「立ち止まる場所」まで考える
水曜日は、「間取り・動線」をテーマに書かせていただいております。
家づくりの間取りを考えるとき、「家事動線」や「回遊動線」という言葉をよく耳にします。
キッチンから洗面へ行きやすいか。
玄関から収納へつながっているか。
洗濯して、干して、しまうまでが短いか。
もちろん、こうした「動くための線」を考えることは、とても大切です。
ただ、実際の暮らしを考えると、もう少し細かく見ておきたいところがあります。
それは、人が「立ち止まる場所」です。
たとえば、玄関収納を使うとき。
靴を脱ぐ、傘をしまう、上着を掛ける、荷物を一度置く。
このとき、人は必ずその場に立ち止まります。
洗面台でも同じです。
顔を洗う、歯を磨く、引き出しを開ける、ドライヤーを使う。
ただ通り抜けるだけでなく、そこに立って作業をします。
キッチンでも、冷蔵庫を開ける人、調理をする人、配膳をする人、食器を片付ける人がいます。
図面上では通路が確保されていても、冷蔵庫の扉を開けた瞬間に通りにくくなったり、食洗機を開けると後ろを通れなくなったりすることもあります。
間取り図を見るとき、多くの方は部屋の広さや収納の量に目が行きます。
でも、実際の暮らしやすさは、「その場所で何をするのか」「そのとき人はどこに立つのか」というところで変わってきます。
収納も、ただ多ければ良いわけではありません。
収納の扉を開ける場所。
物を出し入れするための余白。
一時的に荷物を置ける場所。
家族が横を通るときに邪魔にならないか。
こうした細かな部分が、毎日の使いやすさにつながります。
動線というと、どうしても「短くすること」や「ぐるっと回れること」が良いように思われがちです。
でも、短い動線でも、途中で人が重なったり、扉の開きとぶつかったり、物を置く場所がなかったりすると、かえって使いにくく感じることがあります。
逆に、少し距離があっても、立ち止まる場所にゆとりがあり、作業しやすく、家族同士がぶつかりにくい間取りのほうが、暮らしやすい場合もあります。
家の中では、ただ歩いている時間よりも、実は「何かをしている時間」のほうが多いものです。
着替える。
片付ける。
手を洗う。
料理をする。
洗濯物をたたむ。
荷物を置く。
子供に声をかける。
一度立ち止まって、次の動作に移る。
そう考えると、間取りは「人がどう動くか」だけでなく、「どこで止まり、どの向きで、何をするのか」まで考える必要があります。
これは図面上では、なかなか伝わりにくい部分です。
でも、実際に暮らし始めると、とても大きな差になります。
当社で間取りを考えるときも、単に部屋を並べるのではなく、暮らしの場面を想像しながら検討します。
朝の忙しい時間に、洗面で家族が重ならないか。
玄関で子供が靴を履いている横を、大人が通れるか。
買い物袋を持って帰ったとき、どこに一度置けるか。
洗濯機の前に立ったとき、後ろの扉や収納と干渉しないか。
冷蔵庫を開けたとき、キッチンに立つ人の邪魔にならないか。
こうした小さな確認の積み重ねが、住んでからのストレスを減らしてくれます。
間取りの良し悪しは、見た目の広さや流行の動線だけでは決まりません。
家族が毎日そこでどう動き、どこで立ち止まり、どんな動作をするのか。
そこまで考えていくことで、本当に暮らしやすい間取りに近づいていくのだと思います。
「動きやすい家」だけでなく、「立ち止まっても使いやすい家」。
そんな視点も、間取りを考えるうえで大切にしていきたいところです。
一つひとつ確認しながら
今日は、構造計算書の再チェックを行っていました。
構造計算は、ただ数字を入力すれば答えが出るというものではありません。
入力に不備がないかを確認することはもちろんですが、建物の捉え方や設定の仕方によって、結果の出方も変わってきます。
そのため、いろいろな角度から検討しながら、どの考え方が一番適切なのかを探っていくような作業になります。
何事もそうですが、家づくりの仕事は、見えないところほど難しく、慎重さが求められるものだなと、あらためて感じます。
午前中には、お客様の土地の確認にも行ってきました。
こちらの土地では、地面の低い部分に砂利を入れる作業を、お客様ご家族で進めていただいています。
4tダンプをレンタルして運んでくださっているとのことで、本当に頭が下がる思いです。
建築費や資材価格が上がっている中で、少しでも自分たちでできることは自分たちで、というお気持ちもあるのだと思います。
ただ、それ以上に、ご家族で一緒に家づくりに手をかける時間というのは、きっと後々まで残る良い思い出になるのではないかと思います。
今週の金曜日頃には、重機も借りて、敷地の均し作業もしてくださる予定とのことです。
これから地盤調査も控えていますので、現地の確認をしながら、次の段取りに進めていきたいと思います。
お客様のご協力に感謝しながら、こちらも一つひとつ丁寧に準備を進めていきます。









