目をかけ、手をかけて。

今日は、午前中お客様宅にメンテナンスでお伺いしました。

9月で5年たつお宅になりますが、こうして見るときれいですね。

上部が光触媒のサイディングを貼っていて、光が当たるところはきれいなのですが、光が直接当たらないところはやはり苔が付いてしまいます。

腰から下のタイルは、FPブリックと言って、以前FPの家で手に入れたものですが、これは残念ながら現在は販売されておりません。

こちらは汚れも付かず、写真のようにきれいなのですが、よく見ると1枚外れていたので、すぐに直させていただきました。

この外壁なら何もしなくて完璧ってものはありません。だからこそ時々目をかけ、手をかけて、メンテナンスしていかなくてはいけませんね。

FP床パネル伏せ

今日は午前中、床パネル伏せを行いました。

写真はパネルを伏せてから、養生のヌレインを貼った状態です。

お昼になったのですが、ブルーシート養生まで行って終わりました。

風が強いところなので、夕方また細かいところをシートを当て直して、納めてきました。

 

午後は、永平寺でメンテナンス工事をしている現場立会い確認や、ほかにもメンテナンスの依頼でお客様宅訪問。最近、どういうわけか、メンテナンスの依頼が多いのです。

そのほかは、地盤改良工事の現場、仕上げ工事の現場の確認。

昨日、今日と、車で走り回っていることが長くて、机に向かうとホッとしております。

ベースコンクリート打設/ケア

今日は、朝からベースコンクリート打設を行いました。昨日と明日と雨の天気に挟まれながらも、タイミングよく施工することが出来ました。

夜勤帰りのお施主様も見に来ていただき、出来上がっていく建物を楽しみにしていらっしゃっていて、私もより頑張らなくてはと思いました。

 

午後からは。換気システムのメンテナンスに、OBのお客様宅2件訪問してきました。

1件のお宅は、先日ご紹介したフリマーフィルターを装着しております。

こんな感じで汚れを吸着させていましたね。ここはおそらく車の粉塵が多いのかなと思いますが、これだけの汚れを家に取り込まずに済んでいるという証でもありますね。

 

メンテナンスのあと、また基礎の現場に行き、レイタンス処理という作業を行いました。もう歩けるくらい固まっております。

明日は、墨出し作業を行う予定です。

このあと電話がかかってきて、昔の会社でのお客さんだったのですが、家の車庫に車が突っ込んできたという話で、すぐに見に行きました。

私も去年ですが、倉庫に車が突っ込んできて痛い目に遭いましたが、こんな時はとにかく不安だと思うんですね。ですから、まずは行って差し上げること。そして、必要があればすぐ手当もしてあげないとね。

まずは、大事に至らないものでしたが、まずはご安心いただけるようにアドバイスをさせていただきました。

工務店という仕事は、ただ単に家を作るだけの仕事ではなく、住まいに関するいろんなケアをして差し上げることが、大事な仕事ですよね。その心得を常に忘れてはいけないと思っております。

PM2.5/地盤改良

今日は、勝山のOBのお客様宅に換気システムのメンテナンスに市村といっしょに伺いました。

お天気が良くて、雪はすっかり解けているのですが、雪が残った遠くの山の景色がとてもきれいです。

お掃除をさせていただいたのですが、福井市内のお宅と比較しても全然汚れが少ないですね。やはり空気自体がきれいなんでしょう。近くに田んぼや畑もないので、虫が少ないのがいいですね。とても楽にお掃除させていただきました。

 

さて、今話題のPM2.5についてちょっと情報です。

当社が作るFPの家では、ガデリウスの第3種換気システムを採用しておりまして、この給気口には標準で花粉フィルターを付けさせていただいております。

ただ、PM2.5のような微粒子ともなると、十分とまでいえないのが実際です。

この給気口ですが、平成20年竣工の旧丸型から四角型の給気口に変わってからのものに限って、フリマーフィルターという高性能なフィルターが取り付けられるようになりました。

こちらですと、PM2.5のような微粒子の捕集も70~90%可能というメーカーデータがあるようです。

従来のような網目を通過するときに目にひっかけて捕集するような考え方でなく、筒に入った繊維状のものに静電気によって吸着させるものです。これは使い続けても目詰まりもしにくく、空気の流れを邪魔しにくい構造ということですね。

もちろん窓を開けなくても換気が出来るFPの家ですので、一般の家とは大違いですが、さらに気を使いたい場合は、こういう優れものがありますので、ご紹介まで。

 

最後に、今日の写真です。

今日は船橋新の現場で、地盤改良工事が始まりました。埋め立ての土が柔らかくて1.5mから改良することになりました。

硬化剤を混ぜた土は、量が増えますので、残土処理をすることになるのですが、職人さんと話をして、駐車場部分の砕石をいったんどけて、その下の土を残土として出し、そこへ改良で余った土を入れるという明日の段取りにしました。

これで、手間はかかりますが、無駄にならずに後を良くすることが出来ますね。

トイレの仕上

今日は、午前中現場で打ち合わせや作業指示など。その後は設計作業をして、夕方からお客様打合せをさせていただきました。

3月からまた次の現場が動き始めますので、こちらの準備も着々と進めてまいります。

さて、今日の写真です。

モノトーンのすっきりしたトイレになりました。写真ではわかりにくいですけれど、白と黒のレザータッチの壁紙になっています。

床は長尺ビニール床シート。見た目はモザイクタイルにしか見えませんが、お掃除などはむしろこちらのほうが楽ですね。

水回りは、将来リフォームがしやすいように仕上げ材も考えていますね。

キッチンスペース

今日は、午前中OBのお客様宅の換気システムのメンテナンス。奥様もお手伝いいただいて、助かりました。

午後は、現場でお客様と電気工事の打ち合わせ。図面と照らし合わせて、コンセントや照明・スイッチなどの位置確認をさせていただきました。

さて、今日はキッチンの写真です。独立型ですね。

左手に勝手口。正面は高窓で、壁面にはこれから水切りやお玉かけなどの壁掛け収納を考えていて、使い勝手よくしていきます。

背面の手前は、朝に簡単に食事が出来たりするコーナー。正面がマグネットクロスになっていて、伝言板代わりにもなります。王冠デザインのポップな椅子は、お客様がそろえられました。

奥のほうの収納部は、レンジ・ジャー・食器棚関係。グリーンのロールブラインドで簡単にカウンター部まで隠せるようになっています。

ジャーを置く場所の棚の下に、モイスという素材を貼りました。

奥様が調べられたのですが、この材料、最近は食器棚の下に貼られたものが市販されていて、これは蒸気対策ですね。24時間換気もここの天井部についているので、対策は万全ですね。

トンネル事故から思う

今日は、夜にお客様と本契約を行いました。設計をまとめるのに一苦労しまして、スタートがこの時期になってしまいましたが、まずは自然に逆らわず対処していきたいと思います。

昨日はニュースも見ずにいたものですから、朝になって新聞を読んでびっくりしました。トンネルの大きな事故がありました。亡くなられた方々には本当にお気の毒に思います。

構造を見ると、実に怖い作りだったんですね。吊り構造の怖さを改めて思い知らされた気がします。

あんな重いものを、ある意味一つの部分だけで支えていたようなものです。本来なら一つダメになっても、さらにほかの部分で支えるような工夫は考えなかったのでしょうか。

私どもが考える住宅にしても、ビスだけで持たせるという考えは基本的に無理があると考えています。必ず何かに載せる、引っかける差し込むなど。

当社の大工さんは、たとえ指示がなくてもそういう納まりにしてくれます。年数が経ってから起きる現象を経験から知っているんですね。

私が考えるに、あの形状でトンネルの天井納まりを考えるなら、水平の天井板をもう少し長くして山型にして納めれば、板どおしが支えあって落ちにくかったと思うのですが・・・。

建築と土木の考え方って、昔からちょっと違いを感じておりまして、土木には私が考え及ばない技術があると思い尊敬もするのですが、今回のような納まりはダメだと思いますし、メンテナンスもいい加減だったと思います。

お昼の番組を見ていて、大学の先生が最後にちょこっと言っておりましたが、日本の特徴で、こういった大規模な工事でも、作るときにはものすごくお金を惜しまずに作るのだけれど、メンテナンスとなるとすごくお金を惜しむらしい。

本当かどうかわかりませんが、日本の住宅事情を見ていても何となくわかる気がします。実際には手をかけて、お金をかけてこそ、家は長持ちもします。外国はメンテナンスにお金をかけることを惜しまないからこそ、長く古い家に住み続けられるんでしょうね。

今回の事故で、いろいろ考えさせられました。

換気メンテナンス/小屋裏

今日は、午前中お客様宅の換気システムのメンテナンスに行ってきました。メンテナンスは1年ごとに伺います。

汚れの具合を見ると、給気は国道側のフィルターの汚れが多いですね。それだけ粉じんを家の中に入れないでカバーしてくれてるということです。

排気側もまた埃りがけっこう溜まっていました。それぞれに掃除してあげることで、設定量をきれいに換気してくれることでしょう。今日はそのほかにも、気になる部分のメンテをさせていただきました。

 

さて、こちらの写真は、以前紹介した階段の手すり部分の収納と、その裏が小屋裏に上る階段を写したものです。

今回の小屋裏物置はとてもオープンに作ってあります。

壁を間仕切らずに、山小屋風な手摺になっています。

手摺から下を覗くと、1階まで見えます。小屋裏についたエアコンが、家じゅうきれいに効きますね。

小屋裏から降りた正面の開口奥は寝室です。こちら扉を付ける予定ですが、当初はのれんだけで済ませることに。使い勝手の良いようにオープンに作って、必要な時に区切っていく。FPの家ならでは出来ることですね。

気密測定/幸せな想い

今日は、朝一現場に行って気になった部分の気密テープ貼りをした後、気密測定を行いました。結果は総相当隙間面積が20㎝2で、床面積で割るとC値0.18㎝2/㎡となりました。これだけ出れば、まず安心ですね。

この後、現場にてお客様とコーディネート打ち合わせを行いました。今回は先日の見学会の建物とはまったく違ったコーディネートになりそうです。いろいろなバリエーションが出来て、これもまた楽しみです。

打合せの後は、OBのお客様のお宅へ訪問。設備機器の調子が悪く見に行かせていただきました。すぐに治りましたが、お客様がコーヒーを入れてくださり、しばらく近況をおしゃべりをして帰りました。お客様との会話は癒されます。

夕方にお客様よりお電話をいただき、良い知らせを頂戴しました。

お仕事のご依頼をいただいたものです。以前も日記に書きましたが、ご依頼いただくことが報酬でもあります。

その報酬に対して、今後はお返しをしていく気持ちが当社のスタンスであります。もちろんお引渡しをしたお客様まで、すべてのお客様に対して持ち続けている気持ちですね。

本当に今は、幸せな想いを心に持ちながら、仕事ができるありがたさを感じております。

土舗装しました

今日は、OBのお客様宅で、「土舗装」というものを施工させていただきました。

土で固めた昔でいう「たたき」のようなものです。

せっかくなので、施工の流れをご紹介しましょう。

当初、歩道と玄関ポーチの段や花壇の隙間の部分に、南条砂利を敷き詰めて仕上げていたのですが、雨で土砂が流れてきて、ほとんど土で埋まってしまっています。

これを、3cmくらいの深さで掘りました。

土舗装にもいくつか種類があるのですが、今回は色と機能面を考えて、セメント成分の多めのネオハーデンサンドというものを使いました。

スコップで軽く入れていきます。

足で踏み固めていきます。

もう一度、粉を足してからコテでならし、最後に柔らかい刷毛で撫でてあげると、きれいに仕上がります。(写真の上のほう)

これに水を撒いたら完成ですね。水撒きは1回目柔らかいシャワー状でかけます。その後30分後くらいに、今度はたっぷりかけてあげます。

今回は、夏ということもあって、午後からもお客様に水を掛けていただきました。写真はまだ乾ききっていませんが、よく乾いてから周囲をきれいにお掃除する流れになります。

 

このたびこの土舗装を、材料だけ買って施工する予定でしたが、初めてなので施工指導をしてくださると言って、美浜町の北山建設さまが、わざわざ現場にお越しいただき、無償で作業を手伝ってくださいました。誠実な会社さんです。ありがとうございました。

この土舗装は、雑草が生えてしょうがないお庭に施工したり、駐車場にも厚みを増せば使用可能ということです。

コンクリートと違って浸透性があり、補修もまた同じ材料を使って簡単に治せて、しかも目立たないとのこと。メンテナンスもしやすそうです。

保水性がある分、家の周りに施工しても、照り返しの暑さというのも防げる利点があります。人にも環境にも優しい舗装材料ですね。これから使っていきたい材料です。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
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