中間気密測定結果

福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は午前中に気密測定。その他は、材料発注と施工図の作成作業でした。

中間気密測定

こちらは、栗森町の現場での気密測定風景です。

当社では、気密工事完了後に、気密工事に問題がないか、中間の気密測定を行います。

気密測定0.12

結果は、C値=0.12㎝2/㎡という好結果が出ました。

一般的な家で、C値は9~10㎝2/㎡ということで、高気密とうたっている住宅でも1.0㎝2/㎡の場合もあります。通常の高気密のお宅の1/10の高い性能ですね。

FPの家の中でも、カタログで平均的な数値で示すと0.4㎝2/㎡になるので、それを上回っております。

また、完成時にも測定を行って、最終的にお客様にお引き渡しする際の気密測定値をご提示しますので、ご安心いただけると思います。

健康な家を

福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、プランの作成と見積もりの見直し作業。その他発注作業でした。

先日から行ってもらっていた、自宅外壁の木部の再塗装と、事務所の木部の再塗装が、今日の午前中で完了しました。

写真は、昨夕に撮ったものですが、塗装屋さん今日は、さらに上塗りをかけてくれたり、一部フードや照明の黒塗装なども行ってくれました。

木部もこれまでは、自分で再塗装をかけ続けてきたのですが、お任せできることはお願いして、自分は自分のやるべき仕事をしなくてはと頭を切り替えています。

 

今朝、ご近所の方が外壁の塗り替えの話で、「家なんて建てたらもう一生そのまま住めると思っていた」みたいなことをおっしゃっていました。

年配の方なので、新築を建ててもう手はかけたくないという気持ちもごもっともかと思いましたが、家だって具合が悪くなれば、手をかけて面倒をみてあげないといけませんね。

ただ言えることは、家も造る時に、きちんと健康な家を建ててあげる必要はあると思います。

それは、施工技術も大事ですし、造る工程も大事ですし、間違いのない工法選びも大切です。

基本性能の高い工法の家を、性能を最大限発揮できる間取りでご提案し、造る際の施工にも最大限に気を使って作ることが大切ですね。

それによって、健康な家が生まれて、長年経っても、メンテナンスを続ければ、ずっと住い続けることができる家になると思います。

住宅の気密化について

福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、午前中に見積作業と材料段取り作業。午後は、建築士定期講習の動画講習で勉強しました。

講義の教科書に、「住宅の気密化の重要性」が下記のように書いてありました。

 

「省エネルギー基準の平成21年改正で、気密性能の規定が除外されたが、その必要性、重要性は変わっておらず、省エネルギー化に向けても、気密化の一層の向上は重要である。」

 

重要だったら、気密性能の規定を除外してはいけないのでは?と思ってしまう文面ですね。

重要な規定が除外されたのは、何らかの力が働いたのかと勘ぐってしまいまうところですが、それによって、日本の家づくりも中途半端な家づくりが引き続き行われて、将来にちゃんと残せる家づくりが整わないでいることが、とても残念だと思います。

住宅の気密性能に対して、補助金を出してくれるようなことがあれば、みんな頑張って気密工事をするんじゃないかなと勝手に思っていますが。

 

今日は、朝からずっと雨の天気で、自宅の塗装塗り替え作業は、延期してもらったのですが、栗森町の現場は、雨の中でも板金屋さんやっております。

年がら年中、外仕事ですから、板金屋さんは大変ですね。

しっかり、雨から家を守ってくれる板金屋さんには、いつも感謝です。

屋根工事進捗

福井 FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、見積作業と図面修正作業。午後に現場確認でした。

中庭テラスのブルーシートが外せたので、室内も明るくなりました。

ポーチ側から、ぐるっと中庭側まで、石膏ボード下地から透湿防水シートまで貼っています。

セーレンの「ラミテクト・プレミアムサーモ」という高耐久の遮熱型の透湿防水シートです。

一般的なシルバーの遮熱シートは、経年劣化により表面が白化してくるものもあるのですが、その耐久性の高い製品となっています。

主屋の方の立平葺きは終わっていました。

こちらの板金は、日鉄鋼板の「耐磨カラーSGL」の中のエキストラ色で、「耐磨ネオブラック」を使用しています。

折り方も、縦に水切れが良いように、縦方向のさざ波柄を入れています。

 

一般的に見る板金屋根と比べても、まったく歪みが見られませんね。特に端っこですが。

板金屋さんの丁寧な仕事によりますので、ありがたいと感謝しています。

自宅FPの家:温度データ

福井 FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、朝一に栗森町の現場で墨出し作業。その後はベース型枠作業が行われました。

さて、今日はFPの家の性能についてご紹介です。

FPの家冬の室内温度グラフ

こちら、築25年のFPの家の自宅において、室内温度と外気温を測定した結果のグラフになります。

たくさんデータは取ったのですが、量が多すぎると分かりにくいものですから、1日を抜粋しました。

延べ床面積40坪の家で、7.5帖の大きな吹き抜けのあるリビングの1階で、エアコンから離れた、風の当たらない壁面で床から1.5m付近に取り付けた温度計のデータになります。

エアコンは1台だけで、吹き抜けの中央当たりにあるもので、設定温度は22.5度にしていました。

室温の平均値は21.6℃。外気温の平均値は2.3℃というところです。

家の内と外との温度差は19.3℃というところですね。

 

室温をもっと上げることは出来るのですが、実際は、これでも2階が暑くなりすぎてしまうのもあって、抑えています。

グラフで、外気温が10時に5.5℃に上昇している時もありますが、室内温度に変わりがありません。こういうところが、外気温に振り回されない、優れた断熱性能だということが分かりますね。

これらのデータは、SwitchBotというスマートホームの機械でデータをとっているのですが、とても安価に買えるもので、興味のある方はお試しください。

いずれにしても、築25年でもFPの家の性能は、充分に高い性能は保っているなと思いました。

地盤調査/壁量計算基準セミナー

FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、朝のうちに福井市の栗森町で地盤調査を行いました。

地盤調査

測定状況を聞くと、やはり改良は必要そうですが、どの工法にするかを迷う深さでした。

表層改良では済みそうにないのですが…。

新壁量計算基準のテキスト

午後からは、市村と2025年4月から施工されるという「新」壁量計算基準と省エネ適合に備えるセミナーを受けてきました。

国交省の講習には、昨日市村が先に受講して来てくれたのですが、今日のは、日本住環境など5社の共同でのセミナーで、わかりやすい解説でした。

とは言え、確認申請業務がさらに手間のかかることになりそうです。

申請を出す前の準備も、検査を受ける際にも、時間を取られそうです。

当社の場合、今回の改正で基準を上げないといけないようではなかったので、安心するところでしたが、おそらく出来てない工務店の底上げが狙いなのかなというところですが。

 

日本住環境さんの省エネの話は面白かったです。

やはり、家の性能には「換気」とそれを生かすための「気密」が大切という話でした。

「気密」の大切さがわかっていない工務店もまだまだいるようで、法を改正するなら気密測定を原則化するほうが、よっぽど価値があるのではないかと思うところです。

 

今晩は、19時からお客様来社本契約の予定で、セミナーも途中で帰らせてもらって、ちょっと早くブログを書かせてもらいました。

完成気密測定:C値0.15

高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、となりの現場の完成気密測定を行いました。

完成気密測定

結果は、相当隙間面積:C値が0.15cm2/㎡となりました。

総相当隙間面積も13cm2ですから、隙間を集めても約3.6cm角の大きさということです。

隙間特性値も1.36と、1に近いほうの数値が出ていますので、良い結果だといえます。

今回、2階梁間にFPパネルを納めていく形で、細かく下からの気密テープ貼りとなったり、構造の金物工法部分の気密施工も多く大変でしたが、なんとか良い数値に持って行けたのでホッとしております。

エクセルシャノン新型サッシ

注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、樹脂サッシメーカーのエクセルシャノンの新商品説明会に、金沢まで行ってきました。

断熱性能や遮音性能を、目や手や耳で、体感的にわかりやすい展示がしてありました。

サッシは、オールトリプルガラスなのですが、引違戸の召し合わせ部分が50㎜と、とても細くスリムになったのが、見た目の特徴です。

トリプルはガラスが重いせいで、開けにくくなるのですが、戸車にベアリングを入れてあって、引手も工夫されていて、快適に開けられました。

それ以外にガラスも、ESクリアスーパーガラスというのが、性能とともに見え方もとても良かったです。これも実際に見ないとわからないですからね。

トリプルガラスのサッシは、金額も当然アップするので、全体の予算配分としてよく考えないといけませんが、ご提案はしていかないとと思いました。

エアコン設置

隣の現場ですが、本日エアコンの設置が完了しました。

こちらは、2階LDKにつくエアコンです。三菱のズバ暖VXVシリーズになります。

この室内機で20kgもあるそうで、なかなかの重さです。

幅も通常のものより大きくて、デザインは角ばっていていいかと思いましたが、場所が必要なエアコンです。

冷暖房器具は、やはりエアコンが一番手軽でリーズナブルとなりますので、大事な住設機器となります。

オールステンレス水栓

住宅設計 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、設備屋さんが来てくれて、洗面・トイレ・キッチンと設備の取付を行ってくれました。

アッカ シンク 水栓

スクエアシンクと水栓は、「アッカ」というメーカーのシャープなデザインのものを選びました。

このシンクは深さがあるので、水撥ねの心配が少ないかもしれません。

 

水栓は、「NEMO-R」というオールステンレス製水栓です。

通常水栓の真鍮にクロムメッキを施しているものに対して、鉛成分が一切出ないという利点があるそうです。

クロムメッキの水栓を排除することは、なかなか難しいと思いますが、飲み水になるところだけでも健康的に良いかもしれません。

家づくりの条件として

福井 注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、見積手配と経理の仕事。午前中にクラシスさんのモデルハウス2棟の見学をさせていただきました。

片方の建物は、UA値0.36のZEH住宅で、太陽光発電・蓄電池とV2Hという最新の蓄電システムを備えたものでした。

日産のアリアという電気自動車から、逆に家に電気を送って家全体の電気を動かしていて、そういうことが出来るとは聞いていましたが、実際を見るとすごいなという感じでした。使い方にもよるけれど、普通の家で3日くらいの電気が使えるくらいとのお話でした。

家に備えたほうの蓄電池は6kWで、アリアのほうは60kWだとか。10倍ですよね。電気自動車のほうにびっくりしてしまいました。

モデルハウスの方も、いろいろ実験的なことをされていて、2棟それぞれが工法が違っていて…。実際というものを見れて大変勉強になりました。

サスティナウォールという蓄熱もしてくれるという塗り壁が施工されていて、それがとてもいい感じのコテ跡を付けた仕上げでした。角の納まりもうまく仕上げています。

「ここの現場に入った左官屋さん上手いな。」と思って帰ってきて、隣の当社の現場に入っていた左官屋さんと話をしたら、その建物は自分がやったものだと。

とても嬉しかったですね。やはり腕のいい職人さんが、当社でも働いてくれているというのが、なによりありがたかったです。

 

さて、今日の写真です。

昨日の写真にも少し映っていましたが、こちらは洗濯と脱衣室になります。

物干しもここで済ませてしまおうということで、天井付のハンガーレールを設けています。お風呂の中にもありますね。

24時間換気の排気レジスターの風量をお風呂で吸う量を一番多くして設計していますので、湿気がこもることはありません。

換気システムの考え方は、FPの家に携わってから26年間ずっと変わらないのですが、いろんな換気システムを見てきても、やはり一番理にかなって優れた方法だと自負しております。

家全体のバランスの取れた換気というのは、全館を24時間換気で行わなければ実現しないものです。

一部が個別換気だったり、断熱と気密がそれぞれ取れていない家では、けして成り立たないというのが事実です。

そういう意味で、FPの家を絶対条件で建てているんですね。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
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