自然のグラデーション
今日は、FPの家の研修会で新潟の上越まで行ってきました。
照明器具メーカーのダイコー電機さんの住宅照明セミナーということで、ぜひ聞いておかないとと思いました。
内容は、これまでダイコーさんのセミナーを聞いたりカタログで得た知識で、ほとんど知って活用しているものだったので、おさらいのようなものでしたが、それでも学ぶことはあります。
ただ、間接照明の器具に関しては、いまだに値段が高いので、幾種類もある器具を屈指して使いたい思いはあれど、予算的に使いきれないもどかしさがありますね。
たぶん、もっと売れれば安くなるのでしょうから、間接照明の快適さをもっと活かして、どんどん建築に取り込まれることがなによりだと思います。
「自然のグラデーション」という話があって、夕日でもなんでも自然に存在するものはどんなものにもグラデーションがあって癒されるという話がありました。
ですから、間接照明もそのグラデーションが美しく広がるように作らないといけないと。これには納得させられましたね。
土台・床パネル伏せ/中庭の照明
今日は、朝から1日、蓑町の現場で、土台伏せとFPの床パネル伏せ作業を行いました。
監視カメラでは見ていましたが、足場もけっこう背が高いです。
足場の上から見ると、こんなふうに海が見られます。
青い空と海。今日は絶好のお天気でした。
土台作業がもうすぐ終わるあたりです。
床パネルが敷き込まれたところ。このあと透明な養生シートを貼ります。
厚めのブルーシートで2重に覆いました。これで本日は終了です。
朝方に建て方の日取りを、予定の水曜日にするかどうか大工さんと話し合って、土曜日に延期することを決めさせていただきました。
ちょうどお施主様も、予報をご心配なさっていたようなので、通じたのかなとも思います。
実は水曜日に、新潟のほうから建て方の見学のお申し出がありましたのと、土曜日は日之出の現場のFP会員さんの見学会を予定していましたので、ダブルで失礼することとなりました。これは、ほんと申しわけなく思っております。
水曜日のほうはキャンセルとなり、土曜日のほうは、私不在ですが見学をしていただくことにさせていただきました。どうぞご理解の上、宜しくお願い致します。
さて、本日も1枚だけ、日之出の写真です。
こちらは、和室側から撮った、中庭の夜景です。
照明の配置はこんなふうになっております。これ次第で、雰囲気が変わってきますからね。大事なところです。
中庭の照明
今日も、午後からもお天気が良かったので、現場作業の1日でした。
朝からエアコン工事が入り、配管やエアコンの位置を細かく指示しました。今回、エアコンが無くて大変待たされましたが、型番が変わって新機種を入れていただくことになりました。
私のほうは、買い出しに行ったり、棚板の加工、備品の取付作業など。いろんな細かいことがあるんです。これをやり切らないと、完成とはいえませんね。
夕方に、中庭だけ照明を入れて撮ってみました。
もっと明るいんですが、写真だと幻想的に見えますね。
間接照明で秋の夜長を
今日は、午前中お客様宅へご訪問打合せ。打合せ前に土地も見に行きました。農地転用からかかるお客様で、埋め立ても来年になってからのスタートです。
午後はお客様宅に換気のメンテナンスに行ってきました。2年目のお掃除になりますが、きれいにされていて、お宅も大事にお使いいただいている様子でした。
こちらのお客様は、最初リフォームで相談があったのですが、キッチンの横が脱衣場も無くお風呂だったりして、よく我慢してお使いだなというお宅でした。
家も古く、増築やリフォームを重ねたお宅でしたが、排水とか配管にも問題があり、正直リフォームにお金をかけるくらいなら、建て替えたほうが良いですとお勧めしたものです。
家自体は、部屋数などは減ってしまったかもしれないけれど、ほんとに良いお宅になったと自負しております。後々まで、安心してお住まいいただけますし、メンテナンスに行ってもこちらも安堵できます。
さて、プランの打ち合わせなどしていると、間接照明のお話になったりします。そこで、事務所の間接照明をちょっと写真にアップします。
事務所の本棚の上にテープライトを転がしただけなんですが、手軽にいい雰囲気を作れます。これは、リモコンで色も明るさも変えられるものです。
間接照明のほんわかした光は、秋の夜長もくつろいで過ごせる感じになりますからお勧めですね。
想像しながら
今日は、朝から現場確認。電気工事の照明のバランスを考えながら、図面を調整中です。
午後は、リフォームの現場確認と打合せ。外構工事の確認など。
この後、20時からお客様宅訪問の予定です。
照明器具の配置を考える時、きれいな壁があると絵をかけたくなりますので、照明の配置もそれに沿って検討します。
でも、どんな絵が飾られるか、あらかじめ決まっているといいのですが、ほとんどの場合後からですよね。
何をするにも、ほんとに想像しながら決めていっておりますので、仕上がるまでは心配なものであります。
町を美しく
今日は、午前中現場作業。午後は設計作業を行いました。夕方はお客様宅2件訪問です。
昨日も夕方に毛矢のお客様宅に伺い、デザイナーさんとライトアップの撮影を行いました。
こちらは、以前に私が撮った写真ですが、左側に青っぽい光が反射して写っています。実は、電柱の外灯が邪魔してしまうんですね。
今回の撮影は、近所の飲食店がお休みで外灯がつかない日を選んで、さらにこの電柱の外灯の光を隠すために、私が竿にダンボールを取り付けたもので覆って撮影に挑みました。
青い光はなんとか隠せたのですが、今度は遠くのガソリンスタンドの反射光が微妙に当たっているのがわかりました。これは隠しきれなかったですね。
これはある意味「光害」ともいうべきですか・・・。
ガソリンスタンドって、実に景観を壊しております。最近だと、福井県立音楽堂に入る交差点にガソリンスタンドが建ちました。
これまで、廻りに建物が無かったので、優れたデザインの音楽堂がすっきりと見えていたのですが、これで台無しです。
こういうのは規制できなかったものかと大変残念に思います。
世の中、汚い看板とか、異常に強い光であるとか、無秩序にあふれております。できれば今からでも見直しする風潮が生まれることを祈ります。
京都の看板の規制条例のように、時間をかけても、町を美しくするための、優れた考えを持ってほしいものだと思います。
ダウンライトの照度
今日は、朝一現場確認。その後9時から14時ごろまで、毛矢のお客様宅で軽作業。15時から日之出の現場のお客様とショールーム打合せでした。
今日も毛矢のYD邸の写真です。
2階のミニキッチンからの撮影。ダウンライトの光が強く写ってしまいました。ダウンの光を落として撮影すればよかったなと思います。
ちなみにここで使用しているダウンライトは、スイッチのカチカチで、3段階に照度を変えられます。雰囲気に合わせて、光を落として使用できるんですね。
子供室
今日は、朝から墨出し作業。ちょうど終わった時間から雨が降ってきて、けっこう強い雨だったのでいったん作業は中止。午後の晴れ間を見てまた今度はキソパッキンの施工を行いました。今日は、夏休み中の長男が手伝ってくれて、作業も捗りました。
さて、今日の写真は、子供室です。
7帖ある子供部屋には奥様のご要望で、作り付けのカウンターが長手にズバッと付いています。
本棚にも飾り棚にもなるカウンターは、普通子供部屋には無い感じですが、こんなのあるといいなって思います。素敵になにか飾りたくなりますよね。奥の方は、椅子を置けば机にもなりますし。
アクセント壁も素敵なんですが、照明も部屋の真ん中より壁寄りに設置しています。
対面のもうひとつの子供部屋は、アクセント壁も同じ柄でもシックです。カウンターは大工さんに作ってもらって、ステンレスっぽいダイノックシートを貼っています。途中の受け柱は鉄の角パイプですが。ブティックのカウンターみたいです。
こちらは、天井から吊るしただけのハンガー用の角パイプ。あえて囲わなくてもいいという考えも潔くていいですね。室内も広く使えますし。お子様もおしゃれに育ちそうな気がします。
2Fトイレ
今日は、朝一大工さんと屋根の作り物打合せ、その後松岡の現場で備品取付作業と養生めくり。午後は日之出の現場でアンカーボルトの調整。その後お客様来社打合せ。夕方は毛矢のお客様宅で取扱い説明でした。
さて、今日は2階のトイレのご紹介。
以前、壁から浮いたガラス板の写真をお見せしましたが、このように紙巻器とリモコンを取り付けるためのものでした。
ガラスのバックにダウンライトを付けて、光を反射させています。
ちょっと広めに造られたトイレなので、手元に近づける意味もあります。
手洗い器は、どうするか最後まで悩みましたが、結局ステンレスのボウルが使いたくて、こちらは外流しに使うボウルを鉄工所で受け材を作ってもらい、壁から固定しました。
水栓はドイツ製の壁から伸びた水栓金物を使用しています。
1Fトイレ
今日は、朝から松岡の現場確認と作業。途中、日之出の現場確認と外壁リフォーム現場打合せ。午後も備品取付作業となりました。松岡の現場もラストスパートに入ってきました。
さて、今日の1枚。
毛矢のお宅の1階トイレです。グレートーンにホワイトの便器が美しく見えます。
こちら左奥の方に、2階水廻りのパイプスペースを設ける必要があり、壁をふかしているのですが、それだけでは芸がありませんよね。
右側の空いたスペースにスリットを造り、そこに光源の見えないダウンライトを仕込みました。
このスリット部分の隠れた部分に、トイレットペーパーや掃除ブラシなどを置くスペースを設けています。
邪魔なパイプスペースを機能的に生かして使う工夫も、デザインですね。