現場の新しい形、住宅検査もオンラインで

今日は、越前市の現場で、住宅瑕疵保険の「躯体部分」のリモート検査を行いました。

これまでは検査官が現地に来られて、私たちの立ち合いのもと、筋交い金物の施工写真表などを確認しながら検査を受けていました。

しかし今回は、東京の検査官とスマートフォンを使い、リモートで映像を共有しながらの検査です。ビデオ通話を通じて、指示された部分を映したり、必要な箇所はメジャーを当てて寸法を確認してもらったりしました。

外部の透湿防水シートの施工状況についても、外壁4面を撮影しながらチェックを受けました。

検査はおよそ15分ほどで終了。特に難しいこともなくスムーズに完了しました。
現地に来てもらう場合よりも、検査費用を抑えられるのがリモート検査の利点です。
ITの活用が進み、こうした検査までオンラインで行える時代になったのだと実感しました。

なお今回は、筋交い金物の施工写真の提出確認は不要でしたが、私たちは検査の有無にかかわらず、自社の基準で一つひとつ丁寧に施工チェックを行いながら工事を進めています。

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シンプルな外観に奥行きを与えるコーナー窓のデザイン

今日は、越前市の現場で施工が進んでいる吹き抜けコーナー窓のご紹介です。

こちらはエントランスホールにある吹き抜け部分に取り付ける明かり窓で、北側と東側が交わるコーナー部分に配置しています。

一見すると、ただ窓を2つ並べただけに見えるかもしれませんが、今回のポイントは窓の四方を庇(ひさし)で囲んでいることです。
このディテールを加えることで、二つの窓がひとつのまとまりを持った一体感のあるデザインとして立ち上がってきます。

最近は、四角いシンプルな外観の家をよく見かけますが、窓まわりの納まりや形のつくり方で、建物の印象は大きく変わります。

「もう一工夫あれば、もっと雰囲気が良くなるのに…」と感じることも少なくありません。

こうしたディテールは、考える時間も、施工の手間も、コストも掛かります。
そのため、多くの場合は敬遠されがちなところです。

ですが、そこを妥協しないのが当社の家づくり。
小さな工夫の積み重ねが、住まいの佇まいを美しくしていきます。

そして今回も、板金屋さんには細かな調整でお手間を掛けることに…
いつも丁寧なお仕事をありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

光とつながる窓 ― 越前市の現場より

今日は、越前市の現場でサッシの搬入と取付作業が行われました。
朝から運搬の職人さんが大きなサッシを慎重に運び込み、大工さんが丁寧に取り付けていきます。

大きな掃き出し窓は、室内と庭をやさしくつなぐ開口部になります。

玄関からは入らないサイズだったため、足場を一部外して搬入するなど、工夫を凝らしての作業でした。

1階には、リビングの掃き出し窓に加えて、ダイニングのコーナーに台形の出窓も取り付けられました。
この出窓は、外観のアクセントになるだけでなく、朝の光をやわらかく取り込む「食卓の特等席」となる場所です。

家族がここで朝のコーヒーを飲みながら外の景色を眺めたり、子どもが宿題をしたり──
そんな日常の一コマを想像すると、設計段階で描いていた暮らしのシーンが少しずつ形になってきたことを感じます。

手の込んだ造作でしたが、大工さんたちが丁寧に納めてくれました。
完成した姿を見るのが、今からとても楽しみです。

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