赤坂散策-5
翌朝、赤坂の町をブラブラ歩いていると、控えめに建っているけれど赤い外壁がパッと目に付く建物がありました。
もしかしたらどこかの国の大使館かなと思い地図を見るとメキシコの大使館でした。
そう思うとメキシコって感じかなとも思います。
外国人の方にとって異国の地で、自国の大使館を見るときっとホッとした気持ちになるだろうなと思いながら、この赤い外壁を見て感じましたね。
赤坂散策-4
昨日の写真の続きですが、うねりのある手摺や壁に間接照明が柔らかく光っていますね。
間接照明は光の届く距離を測ったりしないとうまくいかない場合があり、やはり現場経験も大切になってきます。
いいものを見て、こんなふうにと勉強になります。
赤坂散策-3
こちらは赤坂Bizタワーの内部アトリウムです。
こちらの照明は、あたたかい赤い照明でまとめていますね。
特別すごいところはないのですけれども、吹き抜けが曲線で構成されていて、とても柔らかい雰囲気でした。
ベンチに座ってらっしゃる方もいたので、そういうちょっと落ち着きのある感じがあっていいと思いましたよ。
やはりそんなに主張はしていませんが、照明の使い方の効果だろうなと思い、見てまいりました。
赤坂散策-2
赤坂に来たので、TBS周辺の赤坂サカスという場所に行ってみました。
赤坂サカスというのは、放送局の周辺にイベント広場があったり、ライブハウス・シアターなどの会場と、この写真の赤坂Bizタワーというのが中心に建っているもののようです。
このビルの上階はオフィスになっている様子ですが、照明を見ると右手が白い光で左手は赤い光になっています。
たぶん、白いほうがオフィスの明かりで、赤いほうはロビーでしょうか?面で色がはっきり分かれているのもおもしろい使い方だと思います。
HPなどでどんな建物か見てみたのですが、赤いほうの照明側が点灯のしかたでブロック文字を書いたりするみたいです。
そんなことを設計に織り込んで考えてきた人たちのことを思うと楽しそうに思いますね。
赤坂散策-1
ホテルを出て赤坂の近くを散策したときの写真をちょっと載せていきたいと思います。
こちらは泊まったホテルではありませんが、センチュリオンホテル赤坂とか。
外壁のパンチングメタルに照明がチラチラ光らせてあってきれいでした。
こちらもデザイナーズホテルのようで、こんどまた機会があれば泊まってみたいですね。
ホテルエントランス
こちらはご紹介してきました赤坂グランベルホテルの入口です。
やはりビジネスホテルですから小さい入口ですね。
長々とご紹介をしてしまいましたが、手をかけてデザインされたものからは、とても学ぶところが多いということですね。
家造りにおいても、かんたんに済ませることはいくらでもできるのですが、それでは仕事をお任せ頂いた意味がない。
常に勉強して小さなことでもきちんときれいにデザインしていくことが、お客様へのお返しだと思っています。
ホテルの吹抜け
こちらは客室の廊下にある吹抜けです。
普通は室内の吹き抜けだと思うんですが、どうも1階と屋上部分が外に通じているのか屋外の空気の流れを感じました。ちょっとマンションのような感じでしたね。
1階はロビーの吹き抜けではなかったので、どうなっていたかはわかりませんが、ある意味廊下の空調は要らないし、万が一火事になっても煙が上に抜けてくれそうで、これも良いなと思いました。
写真ではわかりにくいですが、紫の壁面にストライプが黒く凹んでいてそこに文字が並んでいるデザインが施されています。
照明もスポットのダウンライトが使われているので、全体的に暗いのですが光と影のコントラストが出来て、これも非日常感を感じさせてくれますね。
ホテルの浴室2
こちらは浴室の中です。
洗い場の正面はシャワーのカランが付いているので鏡は無く、
右手のコーナーに鏡が埋め込まれていました。
姿見というより、窓のような感覚に見えます。
タイルと同じく埋め込んで貼ってあったので、納まりがきれいでしたね。
鏡は後から取り付けるという感覚がありましたが、このほうがだんぜんすっきりします。
ホテルのトイレ2
昨日紹介のトイレですが、洗面所と連続してオープンなのかなと思いきや、写真の右側の壁にきれいに納まっている壁が扉になり閉じることもできるようになっていました。
ドアと壁の仕上げが同じだから一見わからないですね。
開けっ放しがきれいな納まりで、これならよく使う引き戸より納まりはきれいにできるかもしれません。
この納まりも今度実際の設計に取り込みたいと思いました。