水路に・・・

白川郷を散策していると道の脇に細い水路があり、覗いてみてびっくり。
こんな大きな魚が悠々と泳いでいました。
よく見ると、橋がかかっているところの下に、いっぱいいました。
背中の斑点を見るとニジマスでしょうかね。
魚を見ると、つい捕まえて食べることを考えてしまうのですが、ここの魚は大丈夫のようです。餌をもらうのか丸々と太っていますね。
ここは人も生活しながら、文化遺産としての建物や街並みを残していくというのは、なかなか大変だろうなと思うほうが多いのですが、こういう生き物を見て、なんだかホッとした気分になりました。
屋根裏の活かし方

こちらは合掌造りの建物の3階にあたる部分での写真だっだかと思います。
中2階みたいなところを入れて、5階建ての階層になるようですね。
実際、床がスノコになっていて、下からの煙や熱が上がるようになっています。
歩くところだけ板が敷いてありました。
こうして屋根裏をとにかく4層分にもして、昔は蚕を飼育していたようです。
階段は危なっかしいにしても、とても実用的に考えられていると思います。
まさに人が生きていくための、生活と生産性が考えられていますね。
屋根裏といえども、実に大切な空間造りです。
現在の建築基準法には、屋根裏部屋は1.4mまでの高さにしなさいとか、床面積は1/2までとか、非常にくだらない法律で固まってしまっています。
こんなことを決めた人は、最悪の人間だと思いますね。
生産的な脳を持った人ではまずありません。
今の日本の法律や政治は、人の成長を止めるものばかりですね。
先日もテレビで言ってましたが、アップルのスティーブン・ジョブスのような人も、
日本で起業したら成功できなかっただろうと。
話がそれてしまいましたが、合掌造りという工法に対し、屋根裏という場所の活かし方。
昔の日本人の知恵の深さと、合理性と、生きるすべに感心しましたね。
夏でも囲炉裏

暗い室内で、写真もブレブレになってしまいましたが、ちょっと紹介がてらに載せました。
こちらは白川郷の合掌造りの家の中ですが、夏でも囲炉裏に火を入れているのにびっくりしたものです。
輻射熱を感じましたが、空気の暑さとは違い、居ようと思えば居れますね。
火を管理しているのか、おじさんがずっと座っている様子です。
混んでましたし、すぐに出てしまったのですが、いろいろ質問できたらよかったですね。
でもこうして火をいれることで、茅葺の建物をいぶしているからこそ、建物が長持ちしているんですね。
木を乾燥させることや、火の煤(スス)が防虫効果を高めたりすることも重要な役目です。
実はこういうところが肝心なところです。
よく風通しが良くて自然まかせで、エアコンも暖房もなんにもしなくていい家が、エコで良い家みたいなイメージがあるかと思います。
けれど今のような街中のこの暑さ、風が無ければ空気も抜けませんし、カビもはえる。そんな家づくりが長持ちするとは言えません。
昔の合掌造りの家でさえ、熱源を投入して調整しているわけです。
住む人がきちんと、管理をしているからこそ、長持ちして快適に住めるのですね。
住む家が、どんな住まい方ができる家か。
管理して、長くきちんと住まい続けられる内容(性能)のある家かどうか。
古い日本家屋を見ても、そういうところに着目して考えてみてほしいです。
自然とかエコとかいう言葉を武器にしている人もちゃんと考えてみてくださいね。

