しっかり考えて
今日は日中暖かい陽気となり、久しぶりに事務所も窓を開放してみました。
東日本のほうも少しは寒さが緩んだのなら良いのですが。
今日は朝からお客様の家にちょこっとの修繕工事に伺いました。
大工さんに頼むまでもなくて私がさせていただいた工事ですが、
頂戴した工事費は義捐金に回させていただきました。
義捐金はちょこちょこ続けたいですね。
また今日は忙しく、3件のお客様とお打合せがありました。
家を建てたいご希望のお客様は確実においでになります。
ただ、これまでも皆様のお話を伺っておりまして思うのですが、本当に信用できる会社が少ないということ。ちまたにはたくさんの会社があるというのに・・・。
今一度、ハウスメーカーさん工務店さんも、原点にかえって家造りを考えてほしいと思うものです。
今後、東日本では復興に向けての家造りも重要になってくると思いますが、どうか安易な建物が乱立しないことを祈ります。
耐震はもちろん、断熱的にもしっかりとした工法で建てていただきたいですね。
たとえ熱源が切れても、温度が極端に下がらない家。
たとえ水に浸かっても、断熱材が駄目にならない家。
たとえ・・・。
書いていくといっぱいあるのですが、これを機に施工する側がしっかり考えて、住む人に安心な建物を提供してあげてほしいと思います。
敏感に・・・
震災の後、ひどく揺れに敏感になったのか、寝ている時も座っている時も揺れを感じてビクッとします。
地震情報を見ても、起こった様子はないので、私のはおそらく気のせいだと思います。
体が揺れを覚えてしまったのでしょうか。船を降りても揺れているみたいな・・・。
しかし、そういうところに敏感になっているのは間違いないですね。
被災地の方々は、実際の余震も感じているでしょうし、大変な思いをされていることでしょう。いまさらながら、平穏無事のありがたさを感じます。
話は変って、ホームセンターまで用事があって行った折に、ちょっと見て廻ったのですが、やはり福井でも懐中電灯と電池類が売り切れに近く無くなっていました。
それと気になる合板類。まったくありませんでしたね、入る見込みもないと張り紙。
いろいろと情報を聞いておりますが、困ったことになっております。
しっかり状況を見極めて考えていかないといけませんね。
心に信じて・・・
ここのところ、設計作業でほとんど事務所に缶詰でやっております。
集中して図面を書いている時は忘れるのですが、やはりかなり疲れます。
頭が疲れるのもありますが、体も動かさないと凝ってきて疲れますね。
じっとしているのも疲れるということですが、被災地ではそんな非ではないでしょう。
静かにじっと耐えてらっしゃる方も、とにかく動いてらっしゃる方も・・・。
今後は精神的なケアがかなり・・・ずっと必要ですね。
原発の恐怖もなかなか去りませんが、ここはどうか持ちこたえていただきたいです。
なにもないでしょうが、なにか見えないものも心に信じて・・・。
自然の法則にかなえば、かならず良い方向に進んでいくと思います。

