省エネ義務の記事
今日の産経新聞に、「新築建物に省エネ義務」というみだしの記事が載っていました。
新築のビルや住宅に高い断熱性能を義務付けするもので、今後省エネ基準の引き上げも検討するとのこと。冷暖房効率の観点から、電気ガスの使用量を抑えるのが目的。義務化は建物の大きさにより段階的に進めて、平成32年に全面義務化するという内容でした。
現在の状況で、省エネ基準に適合する割合は、新築住宅で30~40%程度。既存住宅で満たすものは5%しかないとか。現況の低い省エネ基準くらいは、新築では当たり前と思っておりましたが、そうではなかったんですね。
当社のように、高断熱が当たり前の家づくりをしているものにとっては追い風の話ですが、今の国土交通省のやり方にはまったくもって賛同できないものばかり。
私は「義務化」という言葉が嫌いですから、そこまでしなくてもいいと思っております。法律で決めるとろくなことがないですからね。
むしろ、高断熱とは正反対の建物でも、避暑地に建つ別荘とか小屋みたいなものも、ある意味建てられてもいいと思います。(住宅としてはお勧めできませんが・・・)
良い意味で高断熱が大事なんだと、全体のベクトルがそちらに向くようにすべきですね。高断熱住宅を義務付けるより、高断熱住宅にしたら税金を安くするという法律ならおそらく話は進むでしょう。
なんでも法律を作って、設計をがんじがらめにするのは、およそデザインも束縛するバカ法律になる元凶だと思いますね。頭の固いトップの人たちには、実際に住まいする人たちのことを、もっと思いやってほしいと考えます。
お久し振りです。まったく同感ですね!
爽やかな高原には気密断熱よりも、校倉造りで夏は涼風、冬は囲炉裏の方が似合うと思います。
義務化よりも環境税などgood税、bad税の考え方でユーザーの選択に委ねるやり方の方がスマートですね。
でも、FPグループとしてはゼロエネどころか余剰エネの供給住宅を実現する家創りはしたいですね。
もっとも、私はエネルギー問題も大事ですが、健康問題の方も解って貰いたいと思っています。
いつもお世話になります。
ちょっと辛口の記事を書いてしまいましたが、ご同感いただきとっても嬉しいです。
私もコメントいただいた内容にまったく同感いたします!
もっとトータル的に考えてもらって、人間的な解釈をお願いしたいと思いますね。