反面教師もあり…
福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、施工図の作成と発注作業、午後にWeb会議と、資材の搬入作業などでした。
その他に、木部の塗装見本を作って色きめなどもしていたのですが、木の塗装というのは木目が表れるのと、樹種によってそれぞれ違いが出るのでなかなかと難しいものです。
最終的に会わせたいものに対して、近似のもので色を決めて選ぶのですが、その決めた色を、各部の造作材それぞれに塗っていくことで全体にバランスが取れていきます。
それぞれ別々に色を作って塗装すると、やはり違いが出て見えますから、同じベースカラーを塗っていくことで、違和感を無くしています。
家造りでは、樹種の違うものを使わざるを得ないものです。適材適所もありますからね。
なので、特に昔の家なんかは、いろんな樹種がいろんなところに使われておりました。
私の実家も工務店をしていたので、よくわかるのですが、まぁ色違いの凄い事…。
やはり、その違和感をずっと見てきたせいか、自分が作る家は統一感を持たせたいと反面教師になったみたいです。
昔から、なんでもモノを見る目が、これは変だとか、これは良くないとか反抗的だったのも、今の仕事に活きているかなと思います。
世の中の流れに対して右に倣えでは決してなくて、いつも自分が正しいと信じているスタンスを守り続けて、モノ造りに取り組んでおります。