光とつながる窓 ― 越前市の現場より
今日は、越前市の現場でサッシの搬入と取付作業が行われました。
朝から運搬の職人さんが大きなサッシを慎重に運び込み、大工さんが丁寧に取り付けていきます。
大きな掃き出し窓は、室内と庭をやさしくつなぐ開口部になります。
玄関からは入らないサイズだったため、足場を一部外して搬入するなど、工夫を凝らしての作業でした。
1階には、リビングの掃き出し窓に加えて、ダイニングのコーナーに台形の出窓も取り付けられました。
この出窓は、外観のアクセントになるだけでなく、朝の光をやわらかく取り込む「食卓の特等席」となる場所です。
家族がここで朝のコーヒーを飲みながら外の景色を眺めたり、子どもが宿題をしたり──
そんな日常の一コマを想像すると、設計段階で描いていた暮らしのシーンが少しずつ形になってきたことを感じます。
手の込んだ造作でしたが、大工さんたちが丁寧に納めてくれました。
完成した姿を見るのが、今からとても楽しみです。