コーブ照明で引き立つ折り上げ天井のリビング
今日は、折り上げ天井と相性の良い「コーブ照明」の事例をご紹介したいと思います。

こちらは、折り上げ天井のまわりにテープライトを仕込み、構造材の梁と板張りの天井をふわっと浮き立たせた例です。
もし中央のダウンライトだけで照らすと、光は直下にしか落ちないので、せっかくの木の天井がかえって暗く見えてしまいます。コーブ照明を足すことで、天井全体にやわらかな光が回り、質感がきれいに出てくれます。

テレビを正面から見た写真です。
コーブ照明がリビング全体を包み込むように照らしてくれる一方で、視線が集まるテレビまわりの壁が暗く沈まないよう、テレビの配管スペースも兼ねたフカシ壁の両サイドにも間接照明を入れました。
上下左右のバランスよく明るさを確保でき、落ち着いた雰囲気を保ちながらも、映像が見やすい空間になります。

日中は、大きなテラス窓からの自然光が入り、間接的な光とあいまって、天井の木目がやわらかく目に入ってきます。
照明をつけていない時間帯でも、折り上げ天井の段差と木の表情が、リビングのアクセントになってくれますね。
折り上げ天井は、昼間はデザインとしてよく見えても、夜になると天井面が意外と暗く感じられることがあります。
そんなときに、今回のようなコーブ照明で間接的に光をまわしてあげると、天井のデザインを生かしながら、心地よい明るさを確保することができます。
これから折り上げ天井を検討される方は、ぜひセットで「コーブ照明」も考えてみてください。
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