電球色+温白色でつくる、明るく心地よい照明計画
今日は、「電球色だとちょっと暗く感じる…」という方に向けて、
電球色と組み合わせながら温白色を取り入れた照明計画の実例をご紹介したいと思います。
まずはこちらのユーティリティーの写真です。
天井のダウンライトは温白色を採用していますが、右のちらっと見えるLDK側は電球色になっています。
もう一枚は、奥のユニットバスが電球色で、手前のユーティリティーが温白色の組み合わせです。
色味の違いは分かりますが、電球色と昼白色ほどの強いコントラストにはならず、空間としては自然につながって見えると思います。
このお宅では、
- キッチンのダウンライト:温白色
- ダイニング上のペンダントライトと、天井の細長い吹き抜け部分のペンダント:電球色
という風に、同じ空間の中で色温度を使い分けています。
料理をするキッチンは、手元がはっきり見える温白色。
食事を楽しむダイニングは、少し落ち着いた雰囲気になる電球色。
役割に合わせて色を変えることで、どちらも使いやすく、心地よい明るさになっています。
温白色のイメージとしては、
- 電球色より少し白くて、自然な明るさがある
- 昼白色ほどクッキリし過ぎず、柔らかさも保てる
- 家事やデスクワークなどの「作業用照明」としても使いやすい
という、万能タイプの色だと感じています。
照明を多灯使いする場合は、
- メインのダウンライトやベース照明を「温白色」に
- 間接照明やスタンドライトを「電球色」に
という組み合わせもおすすめです。
シーンに応じて点ける照明を変えるだけで、同じ空間でも「明るく家事モード」と「落ち着いたくつろぎモード」を切り替えられます。
すべてを調光・調色機能付きの器具にしたり、シーンコントローラーで一括操作する方法もありますが、その分コストは高くなります。
ライフ・コア デザインオフィスでは、できるだけコストを抑えつつ、電球色と温白色を上手に組み合わせた照明計画をご提案しています。
「明るさはしっかり欲しいけれど、オフィスのような白さはちょっと…」という方には、温白色をベースにしたプランもご用意できますので、打合せの際にお気軽にご相談ください。
福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。


