越前市の現場より。素材の表情が楽しい3つの見どころ
今日は越前市の現場で完了検査があり、無事に終えてホッとしています。現場で改めて良いなと感じたのが、タタミコーナー前の「なぐり」と呼ばれる床の表面仕上げです。見た目の陰影も、足触りの感触も独特で、見学会ではぜひ体感していただきたいポイントになりました。
1)「なぐり床」は、光と手触りで印象が変わります
タタミコーナー前の床には、「なぐり」という表面処理を入れています。木の表情がやわらかく揺らいで見えて、光が当たると陰影がきれいに出るのが特徴です。
そして何より、歩いたときの感触が少し違うんですね。見た目だけでは伝わりにくい部分なので、当日はぜひ素足や靴下でも、軽く踏んでみていただけたらと思います。
2)格子ルーバーは、空間を“整える”役割です
格子のルーバーは、視線をやさしく受け止めながら、抜け感も残してくれる部材です。壁で仕切るより軽やかで、でも落ち着きはきちんとつくれる。そんなバランスが気に入っています。
近くで見ると、角の納まりや木目の揃い方など、つくりの丁寧さも出やすい場所です。写真でも雰囲気は伝わりますが、距離感は現地で見るとより分かりやすいと思います。
3)床の間の珪藻土クロスが、控えめに効いています
床の間部分には、珪藻土クロス(けいそうど=自然素材の風合いを感じる壁紙)を採用しています。真っ白な壁とは違い、細かな凹凸があるので、光が当たると表情がふわっと出ます。
派手なアクセントではありませんが、こうした“静かな違い”が空間の品の良さにつながると感じています。
完了検査が終わると、現場としてひと区切りついた安心感があります。今回の見どころは、写真映えだけでなく「触れて分かる」質感の面白さ。見学会では、ぜひ足元から体感してみてください。
見学会のご予約・ご質問は、公式LINEから「見学希望」と送ってください。空き枠をご案内いたします。
眠る前の時間を優しくする照明計画
モデルルーム「DUNE」の夜のテレビボードまわりです。メイン照明を付けず、間接照明とスタンドなど“多灯使い”で、落ち着いた雰囲気をつくっています。家は明るく過ごす時間だけでなく、寝る前にゆっくり整える時間も大切。灯りの考え方ひとつで、居心地は大きく変わります。
【1】明るさは「一律」より「場づくり」
リビングを全部同じ明るさにすると、便利な反面、気持ちの切り替えがしにくくなります。
テレビボード上の間接照明は、壁面をふわっと照らして、視線を優しく受け止めてくれます。
必要な場所だけに光を置くと、部屋は暗くなるのではなく、陰影が生まれて豊かに見えます。
“今日はここでくつろぐ”という居場所が、自然と決まってくるのも良いところです。
【2】寝る前の灯りは、体のリズムにもやさしい
寝る前は、強い光を避けて、やわらかい光に切り替えるのがおすすめです。
スタンドや小さな灯りを足すだけで、まぶしさが減り、気持ちもゆっくり落ち着きます。
明るくして活動する時間と、静かにほどく時間を、照明で分けられると暮らしが整いやすいですね。
「照明はインテリア」でもあり、「一日の過ごし方」そのものだと感じます。
【3】設計で決まる“夜の見え方”も大切に
間接照明がきれいに見えるかどうかは、壁や天井の納まり(おさまり/部材の取り合い)にも左右されます。
配線や器具の位置、光が当たる面のつくり方まで、最初から考えておくと完成後の満足度が上がります。
私たちは見た目の雰囲気だけでなく、眩しさや明暗のバランスにも気を配っています。
福井の冬は家の中で過ごす時間が長くなりがちだからこそ、“夜の心地よさ”も丁寧につくりたいと思っています。
照明は「明るくする道具」だけではなく、気持ちを整えるスイッチにもなります。家の中に、明るい時間と静かな時間の両方があると暮らしが豊かになります。DUNEでは、その違いを夜の空間で体感できます。
モデルルーム「DUNE」のご見学希望は、公式LINEから「DUNE見学希望」と送ってください。あわせて、越前市で開催する完成見学会「GROW」でも、間接照明を各所に取り入れた“夜の居心地”をご体感いただけます。ご予約は公式LINEへ「GROW見学希望」と返信ください。
間接照明は「場所」で効き方が変わる
間接照明というと「おしゃれな演出」と思われがちですが、実は場所ごとに役割が違います。エントランスでは迎え入れる安心感、リビングでは奥行きとくつろぎ、寝室では静かな切り替え。写真に写る以上に、空気の整い方が変わるのが面白いところです。
1)エントランス:足元の光が「迎える」
エントランスは、家に入った瞬間の気持ちを決める場所です。写真のように土間のラインに光を仕込むと、視線が自然に奥へ導かれて、空間がすっと伸びて見えます。明るさを増やすというより、床の輪郭をそっと見せる感じですね。夜、帰宅してドアを開けたときに、まぶしくないのに安心できる。この“受け止めてくれる光”は、体感すると印象が大きく変わります。
2)リビング:壁が光ると、奥行きが生まれる
リビングでは、間接照明が「広さ」と「落ち着き」の両方に効いてきます。写真の斜めのラインのように、天井から壁へ光を流すと、光が点ではなく面で広がって、部屋の輪郭がやわらかく整います。強い照明で照らし切らない分、影がきれいに残り、家具や素材が自然に引き立ちます。テレビを見る時間や、家族で静かに過ごす夜に、照明の存在感が強すぎないのも大切なところです。
3)寝室:まぶしさを減らして、眠りへ切り替える
寝室は、照明が“気分のスイッチ”になりやすい場所です。写真のヘッドボード背面の間接照明は、光源が直接目に入らず、壁の陰影だけがやわらかく残ります。強い光がないだけで、肩の力が抜けて、自然と呼吸がゆっくりになる感覚があります。寝る前は特に、明るさより「まぶしくないこと」が大事です。だからこそ、寝室の間接照明は写真以上に“静けさ”をつくってくれます。
間接照明は、同じ手法でも場所が変わると効き方が変わります。エントランスは安心感、リビングは奥行き、寝室は切り替え。写真では伝わりきらない光のやわらかさを、できれば実際の空間で確かめていただけたら嬉しいです。
写真だけでは伝わらない実際の効果をぜひ直接確認しに来てください!ご見学希望は公式LINEから「間接照明を体感したい」と送っていただければ、日程をご案内します。








