木部造作材塗装
今日は、1日現場で塗装作業でした。
まず、サンダー掛けから行うのですが、どうしても木ですから逆剥けになっている部分もありました。これも時間がたつとだんだん浮いてきますので、削り取ってパテ埋めを行います。
パテ埋め部分は乾燥が必要なので、作業が明日になります。1日で片付けたかったのですがダメでしたね。
これも、自分で作業するから不具合な部分も見つけられるのですが、人任せだと後からわかってがっくりという事になります。
こういうところがあって、忙しくてもなかなかアウトソーシング化出来ませんね。
現場は外は曇っていても、吹抜け窓から終日明るい光が降りそそぎます。作業は色のノリがわかって快適でした。
今回は、場所によって木に塗る色を変えております。色見本を作って決めていくのですが、樹種によっても発色が違いますので、お互いになじむように調色を行います。
これも塗っては見比べてを何度も繰り返すので時間がかかりますね。
見せ場をつくる
今日は、朝一現場廻りと作業。9時に事務所に戻って、事務作業。午前中の予定のお客様宅の換気メンテナンスが午後に変更になり、午後からはまた現場作業の後お客様宅へ行きメンテナンスを行いました。
ちょっと大きな家だったので、時間がかかってしまいました。でも、奥様といろんな話を聞かせてもらいながら楽しかったですね。
家を建てられた今でも、建物探訪とか変わった建物を紹介する番組とかを夫婦で見られるんだとか。
そんな時、「こういうの小林さんだったらなんていうかな。」という話題になるそうなんです。
私は、「きっとあれこれ言うと思いますよ。」と答えたんですが、実際に良いものは良いと言いますし、悪いものは悪いと言うと思います。
やはり一過性のものに特化しているものは、あまり評価できませんね。その時だけいいというのでは、永久性がありませんものね。
かといって、万人受けする物も、けして良いとは思いません。そんな家はつまらないですね。たぶん生活していても。
だからこそ知恵を絞って、考えて考えてものづくりをするんです。そうしないと人間も退化してしまうと思うものですから。
奇をてらうことはダメですが、ハッとする面白さが家のどこかには欲しいものですね。
なので、この家はここが見せ場っていうところを作るようにいつも考えておりますね。
(こちらは越前市のTKN邸)
置き床
今日は、朝から現場でユニットバス施工や電気屋さん、板金屋さんと打合せ。そのほかは設計作業と見積作業を行いました。
最近特にそうなんですが、家のプロポーションを考えて、全体の高さを低く抑えるように努めています。それがとても心地よくなりますから。
ただそのため、配管のやりくりがとても重要になってきます。
設計でももちろん寸法や配管の流れなどの検討はしていますが、やはり現場で細かい検討をしなくてはなりません。
それで、電気屋さん設備屋さんには大変ご苦労をおかけしております。ただ、まったく考えてない設計士もいますので、そこは大きく違うと自負しておりますが。
昨日、京都の親戚のお宅にお伺いしました。京の町屋とよく言われる細長い家ですね。プライバシーもあるので、写真はあまり公開できないですが、趣のある小さくて落ち着きのあるお宅でした。
部屋の中は暗いのですが、外に見える小さなお庭が明るく目に入るので、見ているものが明るいと気持ち的に暗い思いがしません。
こちら、めずらしいので撮らせていただきました。「置き床」ですね。
元々床の間のスペースが無くて、落とし掛けと掛け軸が吊るせるようになっていたのですが、こちらの置き床は、古道具屋さんで買ってきたものだそうです。
京都には、こんな変わったものも売ってるんですね。畳の上に置いても違和感が無い。
使い古されているのもいいのかもしれませんが。造ってみたいなと思いましたね。
飾りを楽しむ
今日は、税務調査。現場打合せと作業。その他発注作業と設計作業を行いました。
税務調査は午後も予定していたのですが、早く午前中で終了しました。これも10年の区切りに見ていただいてよかったと思っております。税務署員さんもとても良い方で、これからもがんばってくださいねと励ましの言葉をいただき、大変嬉しかったです。
私の事務所も、飾り物が置いてあって、それも見学会で使用するお話をさせていただきました。
家も住んでいるとすぐゴチャゴチャしてしまうものですが、飾る場所だけでもちょっと小奇麗にしておきたいものです。
こちらは、タタミコーナーとダイニングを仕切る格子ですが、デザインも工事中にデザイン案をお出しして決めていきます。
あみだくじのようなもの、林をイメージしたものもありましたが、やはりちょっとなにか飾りたいというご要望で、これまでに作ってないデザインを最後にお出しして決まりました。
こちらの飾り物は、手持ちの小さいものばかりになってしまいましたが、もうちょっと大きいもの、長いものも飾れるようになっています。
シンプルなデザインですが、実は作るのが難しいんですよ。
真四角の場所なら箱に組んで差し込むのですが、上が斜めになっていますから、ピッタリに合わせては入りにくいんです。なので、柱の方から板を順番に取り付けて、斜め部分を最後に納めます。
施工図もそのように書いて、釘を打つ場所もなるべく隠れるように組んでいけるよう考えています。
これも大工さんとの阿吽の呼吸ですね。出来てしまうとそんな苦労はわからなくなるのですが。
飾るものは、ぜひ定期的に変えることがインテリアを楽しむ秘訣ですね。
換気メンテナンス/現場確認
今日は、午前中お客様宅の換気システムのメンテナンスに行ってきました。
ご家族みんなでお手伝いしてくださったので助かりました。
お子様2人の男の子は、私のことを以前から「大工さん」と呼んで親しんでくれます。今日も2人してお菓子をくれたりして・・・。かわいいですね。
昨晩から、福井も風が強くて、夜中に妻に運転してもらって(お酒飲んだため)現場に行って足場のジャッキの確認をしたり点検しました。
監視カメラで確認もしていましたが、やっぱり実際に確認しないと楽に寝てられませんからね。
さて越前市清水頭のお宅の写真も、全体を通してご紹介させていただきましたが、写真はもっといっぱい撮っています。
スナップで撮った写真なども載せていけたらと思いますので、宜しくお願いします。
ロフト/2Fトイレ
今日は午前中お客様と現場打合せ。午後からは現場で電気屋さんと打合せを行いました。その他は事務作業。
夕方に、釣りをされるお客様からお魚をお造りにして頂戴しました。
新鮮なものを、きれいにさばいていただいて・・・本当にありがたいことです。
この後すぐに家族で頂戴します。
さて、今日の写真です。
こちらが10.5帖あるロフトです。広々しているでしょう。
反対側から見るとこんな感じ。
エアコンの下に、以前紹介しました寝室に空調が落ちるスノコがあります。
吹抜けに面した窓は、開けて冷気を落とします。
ロフトの入り口ですね。別空間への入口みたいでワクワクします。
あと、最後にご紹介する2階のトイレですね。
全体に白を基調として、1面だけアクセント壁にしています。
小振りなつくりなんですけれど、さわやかないい感じに仕上がりました。
子供部屋
今日は、朝一お客様来社。朝採ったタケノコを持ってきてくださいました。FPの家は暖かいし、間取りもコンパクトで気に入っているとのこと。無駄なものがなくていいというお話をいただきました。
その後設計作業を行い、11時からお客様宅で、階段の手摺に小さいお子様用に柵の扉を付けさせていただく作業をしました。
午後からは、FPの家の広告の打合せ。設計作業の後、当社以外で新築されたお客様が、完成したという事で見に行かせていただきました。
工事期間の関係で、当社が引き受けられなかったので、申し訳なかったのですが、工事中も親しくご相談においでになられていました。
建築関係のお仕事をされていた方なので、細部に渡って、一生懸命造られたという心遣いが感じられましたよ。
塗装なんかも、私の方でご紹介した塗料をご自身で塗られて、いい色に仕上がっておりました。よかったですね、拍手を送りたいと思いました。
その後16時半から次に工事にかかるお客様とお打合せ。打合せを重ねるごとに面白くなります。
さて、それでは今日の写真です。
斜め天井のこちらは、お子様のお部屋です。こちらも吹抜けに対して窓が付いています。
照明はシーリングで、電球色から昼白色にリモコンで可変できるものを選んでいます。
北側にも小窓が付いていますね。右奥に見えるのはウォークインクローゼット。のちのちカーテンでも掛けるようになるかな。
広さ2帖のクローゼットです。子供部屋にこれだけあれば、うらやましいですよね。
寝室/クローゼット
今日は、12年前のお客様から、子供部屋の間仕切りを作るリフォームをさせていただきました。
朝から大工さんと作業を行い、10時半には大工工事完了。その後すぐにクロス屋さんに来てもらって、パテ処理から行い、14時半には終了できました。子供たちは喜ぶでしょうね。
丸1日かかる予定を組んでいましたが早く終わったので、現場でコーディネーターさんと打合せを行いました。
さて、今日は寝室のご紹介です。
寝室はぐっすり眠れる落ち着いた空間になっています。照明もど真ん中には無くて、吹抜け側の窓に寄せています。
こちらの窓は外部に使用する「もくまど」の在庫品を使用しました。室内側に窓があるというのも面白いですが、これは防音的にも効果があるので、機能的です。
ベッドがあるともっとわかりやすいのですが、ベッドの両サイドのテーブルを照らす照明があって、手元でスイッチの入り切りが出来ます。
奥の方の天井に開口部があって、ここからロフトのエアコンの風が入ってくる仕掛けです。
工事中に思いついて、ご提案して付けさせていただきました。エアコンの操作もここからできます。
こちらは、隣にある寝室のクローゼット。壁紙が大胆ですが、こういうところは変わったものを貼ってみてもいいですね。
2Fホール
今日は、午前中現場作業と打合せ。明日行うリフォームの段取りなど。午後は設計と事務作業でした。
さて、今日は2Fホールの写真です。
単に廊下の機能というのではなく、遊び心のあるホールになっています。
伸びやかな吹抜けに対しては、かわいいペンダントが下がっていますね。
壁手摺は、上部に単行本が入る本棚を兼用しています。
ロフトに上がる梯子階段。そして2階にも洗面化粧台が付いていて、ちょっと贅沢ですが、うらやましいですよね。
反対側から見るとこんな感じ。梯子がストリップですから抜け感ができて空間が重たくないですね。
そんなに広いわけでもないのに、ゆとりが感じられます。
キッチンと食品庫
今日は、午前中お客様来社打合せ。そのほかは事務所で設計その他あれこれ事務作業を行いました。
さて、今日はキッチンの紹介です。
タタミコーナー側から見たキッチンです。キッチン背面にもニッチや棚が造られていますね。
これらは、図面には無かったものを、工事中に検討をして造らせていただきました。
右側の収納棚の中央は、マグネットが仕込んであり掲示板の役割もします。
キッチンと食器棚は既製品を使用し、カウンターは大工さんに作ってもらいました。
奥のカーテンは食品庫になります。
小さいようで、けっこうな量が入る食品庫。いろんなものが仕舞えて、隠せて、これがあるのと無いのと、だいぶ違いますね。
空いている一角に冷蔵庫が置かれます。ダイニングとは壁を作って冷蔵庫の側面を見えなくしてます。
キッチンからの見え方です。一緒にTVが見れますね。
タタミコーナーからダイニング、エントランスホールまで見渡せます。
奥さまが快適に作業できるキッチンになっています。