中心にタタミがある家。集まる時間をデザインする

今日は、タタミコーナーのお話です。

現在工事中のお宅にもタタミコーナーがありまして、本日も大工さんと納まりについて打合せをしてきました。

当社では、タタミコーナーをつくるたびに、毎回お施主様のお好みを大切にしながら、どこかに「これまでとは違う新しさ」を盛り込むよう心がけています。
同じ“タタミコーナー”でも、暮らし方や家族の集まり方によって、望まれる形は本当に様々です。

過去の事例を振り返ってみると、「この時もよく考えたな」と思うものがありました。

和モダン タタミコーナー

こちらは、ダイニングテーブルの横並びに設けたタタミコーナーです。
お施主様のご希望は、「親戚が集まる時に、タタミの上にも食卓を置いて、みんなで横並びに食事をしたい」というものでした。

そのため、タタミコーナーを障子などで囲うのではなく、オープンにする方針に。
家の中心として、気配がつながる空間にしたかったので、大きなアールの壁でやわらかく仕切りながら、存在感を持たせる形としました。

また、天井は大工さんに下地合板を目透かしに組んでもらい、その上に壁紙を市松模様になるように貼り分けています。
和の落ち着きがありながら、モダンな印象も感じられる、やさしい雰囲気のタタミコーナーになりました。

もちろん、家全体のコーディネートに合わせているので、単に目立つのではなく、しっかり一体感のある仕上がりになっています。

空間は部分ではなく、全体で整えることが大切です。
そのバランスを考えながらまとめるのが、私たちの仕事だと思っています。

足場が外れて見えた、大空間の気持ちよさ

今日は、エントランスの吹き抜けについてお話ししたいと思います。

本日は、午後から現場にてお客様とコーディネートの打合せを行いました。
その際、ちょうどエントランス吹き抜け部分の仮設足場が外れたこともあり、大空間をご覧いただくことができました。

エントランス吹き抜け 上から

建て方の際、安全のために私が吹き抜けに仮設足場を組んでいたので、これまでは見通しがききませんでしたが、気密テープ施工のために大工さんが一旦足場を外したことで、ようやく本来の空間が現れました。

写真のように、2階のコーナー窓から光がやわらかく降り注ぎ、とても心地よい空間になっています。

エントランスは、間取りの都合で外部に窓が取りづらいことが多い場所でもありますが、2階とつながる吹き抜けを設けることで、上から光を落とす方法が可能になります。

また、FPの家では、1階と2階の空気が自然にめぐる計画を大切にします。こちらの吹き抜けにもシーリングファンを設置し、全館空調の空気循環をよりスムーズにする計画です。

エントランス吹き抜け 下から

下から見上げると、空間がさらに縦に広がり、開放感が一層感じられます。
エントランス吹き抜けは、家に入った瞬間の印象を決める、いわばその家の「顔」。
明るさと広がりを演出しながら、住まいに心地よさをもたらしてくれる空間だと思います。

晴れの日も、雨の日も、居心地のいい家を

今日は、秋晴れの気持ちのいい一日になりました。
事務所で見積りや設計の作業をしていると、外に出たくなるような、少しもったいない気分にもなります。

ここ最近はぐずついた天気が続いていたので、なおさら晴れの日のありがたさを感じます。
家づくりの仕事をしていると、工事の進行にも関わるため、やはり晴れの日が嬉しいものです。
ただ、実は雨の日も嫌いではなく、雨だれが落ちる外の景色を眺めているのも好きだったりします。

家の設計で大切にしているのは、機能的なことだけでなく「居心地の良さ」です。
夜はカーテンを閉めてしまいますが、照明や空間のまとめ方で落ち着きをつくることができます。
しかし、昼間の“窓”の扱いは少し難しく、採光・換気・耐震性、そして家具の配置までを考え合わせる必要があります。

それでも、やはり外の天気や自然の気配を感じられる窓をつくりたいと思います。
日中ずっとレースカーテンを閉めっぱなしにするような窓よりも、できるだけ開け放っておけるような、心地よい窓が理想です。

そんな思いを大切にしながら、今日も「住む人が気持ちよく過ごせる家」を考えています。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
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