見学会2日目

今日は、見学会の2日目でした。

ご来場者は、12組おいでいただきました。暑い中ありがとうございました。

写真は2階の階段横の廊下部分です。このグレーチングの床を皆さん新鮮に思われたようですね。

これは、1階への採光と空気の流れを良くする吹抜け効果を狙ったものです。

これは開口できるので、万が一大きいタンスを2階に上げる時に、ここから上の梁にウィンチをかけて物を揚げられる想定もしています。

そのうえ、右手に見える本棚がありますが、本を手前に落としたとしても、スノコのように階下に落ちる心配がありませんね。

何事も、いろんなことを考えて、「理由があるデザイン」となっています。

さて、明日も3日目として、会場はお見せできる状態にしておきます。ご予約が朝一番しか入っておりませんので、常時待機はしていない状態となります。ご希望の方は先もってお電話いただければ、お時間に合わせて会場でお待ちしたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

リキ・スツール

今日は、午前中勝見の現場。午後は足羽の現場で棚の取り付け作業。後もうちょっとだけ私の仕上げ作業が残っています。

夕方にお施主様の奥様が、実際にお使いになるスツールを持ってきてくださいました。私は知らなかったのですが、デザイナーで有名な渡辺力さんのスツールだそうです。

面白いので、組み立ての途中を写真に撮りました。

ダンボールの素材で、骨組みが簡単に組み立てられます。

仕上げになる外周りの部材を差し込んでいきます。

「Riki」のサインが隠れてしまう差し込み部分に印字されています。表に出さないのが奥ゆかしいというか・・・仕上がりのデザインを邪魔しない配慮でしょうかね。

色違いの3種類完成です。(写真に撮るときだけ、見栄えがするのでグレーのタタミの上に置いて撮りました。)

なかなかユニークですね。梱包の箱に書いてあったのですが、1965年にデザインされたものだとか。私が1歳の時だなぁと思いながら・・・。優れたデザインは年月を経ても良いものですね。

見学会おいでになる方は、ご覧いただけますよ。

家具/シンボルツリー

今日は、午前中勝見の現場。午後は足羽の現場で、お客様購入のベッドやダイニングテーブルなどの組み立て作業を行いました。

家具が入りますと、やっぱり生活観のイメージが湧きやすく、お客様にこうして見学会前に入れていただきますと、とても助かります。

家具もインターネットで買われると、組み立てはごく簡単なんですが、梱包材の始末は大変ですよね。大きな段ボールがたくさん出ますから・・・。

でも、こういったものも、こちらで始末させていただきます。家にかかわることに関しては、「なんでも屋」であります。

 

さてこちらは、シンボルツリーとして植えたシマトネリコです。外構の担当者さんが良いものを探して植えてくれました。

やっぱり緑がちょっとでもあるといいですね。目が和みます。

予算によっては、外構が後回しになることも出てくるのですけれど、緑を入れる計画だけはしておきたいものですね。

 

今週末は、見学会です。ご予約のほうもだんだん埋まってまいりましたが、まずはご連絡ください。調整して、なるべく多くの方にご覧いただけたらと思っておりますよ。

昨日の建て方の流れ

昨日は、さすがにバテてしまって、あんまり写真を載せられなかったので、今日はおさらいで建て方の流れの写真を載せたいと思います。

早朝の写真。曇りの天気予報にもかかわらず、青空が見えます。

 

作業し始めの光景。とにかく材料を置く場所がなく、やむをえず中に入れてさばきます。

 

FPの壁パネルを吊り上げています。電線がまた邪魔ですが、これを越えての作業です。

 

2階の床組が出来て、床合板を敷いている段階です。

 

壁パネルが、小屋裏部分まで入り、下屋の屋根のほうも完成。

 

屋根パネルの施工作業中です。長い屋根なので、中間につなぎが入り、連結している作業です。

 

3時の休憩中。といっても作業は終了しておりまして、この後に正面のブルーシートを掛けて完了。

 

3時過ぎから板金屋さんが来て、屋根にゴムアスファルトルーフィンク゛を施工。これでいつ雨が降っても大丈夫です。

 

今日は作業をお休みしました。外は雨でしたが、こちらがロフトの状態です。けっこう広いでしょ。

昨日も今日も、ご近所の方がご興味を持たれて、外でお話ししておりました。どうも特殊な建物と思われているみたいですね。外見だけでなく、実際の建物の性能をお知りになったらもっとびっくりすると思いますが。

大工工事終了

今日は、朝早めに基礎天端のレベル出しを行いました。福井市内は本降りの雨は日中通過しなかったようです。

今日で足羽の現場が、大工工事いったん終了しました。こちらはレベル出し作業の後、現場の片付けや、残っている私の雑作業を行いました。クロス工事が入る前にやっておかないといけない作業があるもので・・・。

しかし、やっぱり大工さんが現場に居なくなると、ちょっとさびしいものです。

さて、下の写真は大工さんとの合作で作ったものです。

なんだかわからないですね・・・。どうやって納めようか、材料は?どうしたらきれいに造れるか、いろいろ考えて作り上げました。また壁紙を貼って仕上がったらご紹介しますね。

気楽に楽しく

今日は、朝から現場作業に、敷地の確認、お客様宅訪問、それからまた現場作業を半日行って、最後にまたお客様宅訪問まで、ほぼ出ずっぱりの1日でした。

帰ってくるとパソコンが固まっていて、しばらく使えなかったりして、やっと日記を書き始めました。

忙しいのは、自分の作業を自ら作ってしまうところに問題があるのかもしれませんが、でもこれがやめられないんです。やっぱり思ったことをやり遂げると、気持ちがスーッとするんですね。

上の写真は、今現場でせっせと磨いている、ベイツカ゛の積層の造作材です。もうちょっとわかりやすい写真だとよかったのですが、こちら角をトリマーという機械で丸く落して、さらにサンダーという機械で磨いております。

材料の発注時にそういう加工をして持ってこさせることもあるのですが、サンダーまでかかっていない。今回はまたすべて自分でやろうと思ったのですが、この材料が格子になるものも含めて、大量にあります。

でも、1本1本コツコツやれば、必ず出来上がるものですからね。がんばってやっております。

カンナで糸面をとるくらいなら、簡単にできる作業です。でも手触りにこだわりたい。使う人のことを考えると、気持ちいいほうが絶対いいですよね。

そんなこんなで、事務所の仕事はいつも夜になりますが、これも好きでやっていることなので、気楽に楽しくやっております。

ロフト施工中

今日は午前と午後と2件、お客様を工事中の現場にご案内させていただきました。午後も暑い日になりましたが、窓を閉じた現場内はエアコンなしでも涼しくて、お客様もびっくりされておりました。

工事中を見ていただくというのも良いことですし、プランを考える上でもスケール感を実感していただけるのがいいですね。

こちらは、ボードがまだ貼られていない状態ですが、8帖あるロフトです。屋根裏に8帖もあれば、収納には十分ですよね。

こちらはロフトから、階段のある方向を写したもの。天井が低いのを我慢すれば、楽に上がれるのがいいです。

このストリップ階段がロフトに上がる階段です。蹴込み板が無いのは、空気の流れと採光を考慮したものです。

ロフトから階段の吹抜けを見下ろした写真です。階下の合板が張ってある所が、実際にはグレーチングを敷く事になり、吹抜け兼用の廊下になります。

グレーチングは取り外すことができ、真上の梁に滑車かウィンチをかければ、大きいタンスでもまっすぐに上げることが出来る工夫を考えています。

「空調」「採光」「利便性」の三つの機能を兼ね備えたご提案になります。

兵庫県立美術館 3

引き続き兵庫県立美術館の写真です。ここは風のデッキと言われる場所へ昇る階段。シンメトリーな造りが印象的な場所です。

 

夕方に出かけたので、夕日をバックにした写真です。

 

同じ形状の建物が3棟並びますが、それにしても大胆な庇です。よくこれが支えられているなと思いますし、施工も慎重を期したことでしょう。

 

コンクリートの打ちっぱなしだけでなく、こうした石張りの美しさも見ごたえがありました。

 

海側から見た全体像です。右が海側で、人が歩いているところが、広いハーバーウォークになっています。

金沢の21世紀美術館のように、どこからでもアクセスできて、自由に入れること。そして、その環境に見事になじむ佇まいが、ほんとうに感心いたしますね。

平成14年に阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして建てられたそうです。

ややもすると建築も、機能さえまかなえればいいという考えに陥りやすいですが、復興という大変な中でも、これは未来に向けての礎となる優れた建築だと思います。

一生ものを

今日は、お客様の解体するお宅から、不要になったタンスの搬出作業をしました。リサイクル業者さんにも見てもらったようですが、残念ながら取ってくれなかったとのことです。

家具も、必要があって買い足されていくものですし、役に立ってきたものでしょうから、まずはご苦労様というところです。

そんな、役割を終えたら処分されるものもあれば、本当に大切で使われ続ける家具もあります。いわゆる一生ものですね。

この二つは、それぞれが目的に応じて必要であると思いますが、できることなら一生ものを選びたいものですね。

一生ものになる条件としては、良い造りであることが第一でしょう。そして使い続けられるデザイン。

とても大事なことです。それには、やはり価格も当然高いのが当たり前でしょう。本当は良くて高いもののほうが、買い替えずに済む分、安い買い物になるのも明確な話です。

たとえば椅子もそうですが、下の写真は事務所の打ち合わせコーナーの「セブンチェアー」という黒い椅子。

これは、アルネ・ヤコブセンというデザイナーが1955年に発表されたデザインの椅子ですが、言ってみれば57年前のデザインです。これがいまだに現代建築の中にみごとに溶け込みます。

この椅子は1脚5万円は超えますが、たとえ場所を移っても捨てられずに使い続けられるでしょうし、もちろん売るとなっても買い手はつきますね。

その上に写っている、照明器具もルイス・ポールセンというデザイナーのPH5という照明。こちらは1958年に発表されたもので、改良は加えられていても、基本的なデザインはその当時のもの。これも、捨てられるものではありませんね。

こういう本物は、おそらく息子の代でも孫の代でも、引き継がれてもおかしくありません。物造りって、こうでないといけないと思います。

家造りもやはりそう考えています。安物の家づくりにそのポリシーというのは微塵も感じられません。一時住まい出来ればいいのであれば、それもありだと思いますが、一生の買い物にはちょっと高すぎると思うものが、はたしてどちらになるか?考えていただければおわかりいただけることだと思いますね。

スタンド照明

昨日の流れで、照明についてちょっと書きます。

住宅の照明というと、各居室の天井のど真ん中にシーリングといって丸か四角の蛍光灯が付くのが当たり前のようになっています。

けれど、これはただ空気を照らしているだけで、四方の壁は暗いまま。明るいのにどんよりした雰囲気になります。

ちょっと気取ってダウンライトを配置しても、天井にまんべんなく配置してしまって、これもメリハリのない、面白味のないものになってしまいます。

照明は必要な部分を照らしてくれることと、人の目線の見るところに、うまく明かりを設けてあげると落ち着くものです。

こちら、薪の音のロビーの照明ですが、シャンデリアはほぼ飾りですね。チェストの上などにある、低い位置の照明がアイキャッチになっています。

そして、コーナーの椅子のところにスタンドが置かれていますね。これが本を読むときなどの必要な部分に置く照明です。

こういうスタイルが、実は落ち着いたいい雰囲気の夜を演出してくれます。

なかなか住宅では、スタンドが嫌われがちですが、使ってみられると、人の情緒を安定させるような、ほんとに良いものだと思いますよ。

プランの段階で、配置計画も決まっていれば、スタンドのコンセントにスイッチをかませて、部屋の出入り口とかで入り切りできるようにすることも出来ます。

もちろん、部屋の模様替えをしても、ソファーと一緒に移動できるのが、スタンドのいいところでしょうね。また、お試しになってみられてはと思います。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
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