完成気密測定
今日は、午前中に気密測定と、古いお客様宅のエアコンドレン詰まりの修理作業。午後は、同業の設計士の友人を見学ご案内。その後、見学会場の片付け作業を行いました。
さて気密測定は、今回の見学会の現場です。
結果が出るまで、どきどきしますね。
結果は、総相当隙間面積が46㎝2で、実質延べ床面積が229.55㎡なので、相当隙間面積のC値は、0.200㎝2/㎡という結果となりました。
この広い空間のお宅で、この数値であれば、十分に優れた数値です。
この気密性の良さが、性能にも表れていて、換気システムの性能も確保されますし、なにより隙間から漏れる熱損失が無いということです。
FPの家は、選ばれた構造材料と施工技術に加えて、地道で丁寧な気密工事を行うことで、FPのウレタンパネルが生かされ、優れた保温性能と、蓄熱性能を発揮します。
この家の性能は、一生に関わる事柄で、後から交換したり、付け足すような工事では、とうてい足元にも及ばないものです。
家は、造る時がとても肝心なものなのだと思います。
その結果は、こうした気密測定で表れてきますね。
末永く…
今日は、午前中セルフビルドのお客様のチャンネルサポート取付お手伝い。その後現場確認。午後は施工図の作成。夕方にまた現場確認でした。
丸岡羽崎の現場は、ロフト階段とロフトのカラーフロアー張りも完了しております。
写真のロフト正面の壁には、エアコンがつきまして、右手に作る壁の開口から、各部屋に冷気が落ちる仕組みとなっています。収納兼風道ですね。
当社では、もう当たり前の仕様となっていますが、FPの家がこういう仕様になっているわけではなくて、当社のオリジナルです。
私が、22年前にFPの家の自宅を建てまして、その自宅で、実験的に始めたのがロフトエアコンの最初でした。
自分の家で、実験と体験を積み重ねながら、お客様の家に、ご提案をしてまいりました。
FPの家も、長く建て続けておりますね。 FPの家は、古くなっても性能を維持した建物になるので、クレームにもならず、古いお客様をお尋ねするのも、安心して伺えるものになります。
新築住宅を、当社ではすべてFPの家で建てさせていただくのは、末永くお客様とお付き合いさせていただくため、そんな理由もあるからですね。
末永くと言えば、私事ですが本日、結婚記念日で27年目となりました。
妻とも、末永く大切に、過ごしてまいりたいと思います。
今日は完了検査
今日は、午前中完了検査のお宅の掃除片付けと現場打合せ。その後、造園屋さんと打ち合わせ。
午後は、完了検査立会いと、現場打合せ。戻って作業の後、もう一度完了検査の現場で作業。その後、来客と設計作業でした。
丸岡四ツ柳の現場が、本日の完了検査の現場でした。
セルフビルドのお客様で、フローリングも、天井羽目板も、塗り壁も、全部ご自身で施工されました。すごいですよね。
塗り壁が、もう少し残っておりますが、待っていたエコキュートも設置され、電気も本設が入りまして、お引き渡しも迫ってきたので、ここで土木の検査を受けさせていただきました。
とても素敵な平屋の家になりましたので、出来れば完成写真をきちんと撮りたいところですが、なかなかタイミングが難しい感じです。
もうすぐ、お引き渡しとは言え、たぶんその後もいろいろお世話させていただくことになるかと思います。
ぜひ、最終的な完成まで、ずっと見守っていきたいと思います。
追伸、昨日「優秀気密測定賞」を頂いた話を書きましたが、やはり手違いで、花堂東のTD邸が1位のようでした。
なので、トロフィーを作り直して、またいただけるとのことです。
トロフィー2本いただきました
今日は、朝一と午後一に現場確認打合せ。11時にFPコーポレーションさん来社。その他は施工図と発注作業でした。
FPコーポレーションさんは、トロフィーを持ってきてくださいました。
一つかと思ったら二つでした。
一つは「優秀気密施工賞」で、C値0.144㎝2/㎡。二の宮のKN邸ですね。こちらは、今回は0.13を出した工務店さんがいらっしゃったので2位ということになりました。
FPコーポレーションさん帰ってから調べたんですが、花堂中のTD邸が0.114なので、こちらの方が1位のような気がしますが・・・。また確認します。
もう一つは、「最優秀気密施工賞」で、昨年工事した物件の平均値で0.15ということでこちらは1位でした。
おかげさまで、毎年頂き続けているので、このままこのクオリティーをずっと維持していきたいと思っております。
賞をもらうのが目的ではなく、お客様に可能な限り良い品質でFPの家をお渡ししたいと考えております。
完成と中間の気密測定
今日は、午前中に気密測定作業。午後は見積作業とお客様訪問。その後戻って経理の仕事やこまぎれ作業でした。
こちら、丸岡四ツ柳の現場の完成気密測定の写真です。壁の仕上げも養生もまだですが、お客様が塗り壁を行っている最中の現場なので、これは、もうお引き渡しをする前の測定になります。
結果は、相当隙間面積のC値で0.148㎝^2/㎡でした。おかげさまで完成時も0.1台の高気密の数値でフィニッシュ出来ました。良かったです。
こちらは、丸岡羽崎の現場での、中間気密測定の写真です。
こちらのC値は、0.139㎝^2/㎡という結果。大工さん、電気屋さん、設備屋さん、それぞれの工事に間違いない数値ですね。
完成までに、エアコンの配管などの穴も空けますが、そこもきちんと気密をとって、この高い数値を維持して完成させたいと思います。
シンプルな気密工事
今日は、午前中に各現場確認と軸組検査立会い。その他現場打合せ。午後は施工図と設計作業でした。
松岡羽崎の現場も、大工さんの気密工事がほぼ終わりそうです。
気密工事のために、シートを当てたりしなくて済むので、量は多くて大変ですが、シートの漏れとかいう心配はなくて済みます。
要するに、断熱と気密の連続性が、シンプルで確実なんですね。
ややこしい高気密・高断熱工法が多い中、やはりFPの家はシンプルで理にかなっていると思います。
シンプルなことは、長期にわたって安心ということと、リフォーム、メンテナンスも容易ということにつながります。
設備屋さんと電気屋さんの工事が残っていますが、出来ればGW前に、中間気密測定ができたらなと思っています。
家族を守る家を
今日は午前中に、東京にいる次男に、お米など仕送りをする用事。お昼に現場に行き、シートのめくれの手直し。その他は、自宅書斎の本棚の整理など行いました。
お客様からLINEをいただきまして、監視カメラの見えない裏側のほうで、シートのめくれをご連絡いただきました。本当に助かります。すぐに戻しに行ってきました。
今度は胴縁で押さえてきたので、もう大丈夫です。風の強いところなので、今後も目を離せないですね。
書斎の本棚にあるCDなど、不要なもののチェックをしていたのですが、中に、昔勤めていた会社で、ケーブルTVの番組に出た時のDVDを見つけました。
15年以上前でしょうか。換気システムの解説をしております。
ここに書かれているように、FPの家は、法律で義務付けられている以前から、当たり前に換気システムを導入しておりまして、またその必要性をしっかり伝えていこうとしておりましたね。
断熱と気密と換気。それに加えて全館冷暖房の必要性を、いつも話しておりました。
年月が経っても、その重要性は変わりません。大切な家族が住む家は、健康で快適に住まいできるものでなくてはと、思い続けております。
結露セミナー/子供室
今日は、朝のうちに運転免許証の更新。午後から金沢の商工会議所でセミナーの受講をしてきました。
セミナーは日本住環境の主催で、「100の失敗に学ぶ結露完全解決」という題目で、住まい環境プランニングの古川さんと言う方の公演でした。
すごく人気の公演会だそうで、息子と行ってきました。当社ではクリアしている内容ばかりではございましたが。
断熱ばかり良くてもダメ。気密が大事という話から、換気も冷暖房も含めて四つのバランスがとれていなくてはいけないと。当社でもいつも言っていることですが、しっかりお話しいただきました。
事例の中に、建て方で建物を雨で濡らしたばっかりに、夏に吹き込みの断熱材施工の直後に結露が生じてしまって、結局断熱材を剥がして、エアコンを仮に付けて乾かした話がありました。
結論的には、高気密・高断熱を造る会社は、雨の日に建て方を行ってはいけないということをはっきり言ってくださったので、雨に濡らさない建て方を実践している当社としては、溜飲が下がった想いです。
こういう方が、どんどん良い考え方と施工を広めてくれることを願いますね。
さて、今日の写真です。
子供部屋ですね。南に面して大きな開口部を設けましたので、とても明るいです。
クローゼットの中が、開けると華やかなクロスが貼ってありまして、ちょっと開けるのが楽しみになるような感じですね。
もうひとつの子供部屋です。吹き抜けに面して小窓が付いています。
夜に吹き抜け越しに、小窓の明かりが見えると、なんとなく安心する感じがしますね。
C値=0.144
今日は、午前中敷地測量と地縄張り作業。途中丸岡の現場の荷受け作業とゴミの搬出。
二の宮の現場は、朝から駐車場の土間コンクリート打設。ほんとにタイミングよく晴れの日となりました。コンクリートは早強を使用しましたが、左官屋さんは夜までかかりそうです。
午後は二の宮の現場で、完成気密測定を行いました。
キッチン横の引違サッシをプラダンで目張りして行いました。
結果はこの通り。
総相当隙間面積が26㎝2ですので、家じゅうの隙間を寄せ集めても5㎝角というところです。普通の家では考えられない数値です。
相当延べ床面積が180.37㎡で、相当隙間面積のC値は、0.144㎝2/㎡と超高気密ですね。
これなら、隙間風による熱損失も無く、24時間換気の効果も安定して得られます。
いくら断熱材が入っていますと言っても、隙間があったら台無しですからね。
これで、ようやく安心してお引き渡しが出来ます。
中間気密測定C値0.18
今日は、朝一に丸岡の現場の中間気密測定。その後、二の宮の現場確認打合せ。その後は、見積作業と設計作業でした。
今日は、お客様も立会いのもとで、工事中間の気密測定が行えました。
1回目の測定で、配管の塞ぎ忘れ部分と工事用玄関ドアの隙間を確認処理してから、こちら2回目の測定結果です。
総相当隙間面積が26㎝2ですから、隙間を全部寄せ集めても約5㎝角の隙間ということです。
これに建物外皮の実質延べ床面積141.68㎡を割ることによって、相当隙間面積のC値が得られます。
今回は、0.183㎝2/㎡という充分な結果ですね。
これで、安心して工事が進められます。
もちろん、完成時にも測定をして、お引き渡しするのが「FPの家」の原則です。
中間気密だけ測って終わりのハウスメーカーもありますからね。
完成までには、エアコンの工事などで若干気密が落ちる場合があるので、やはり完成時の測定をすることが大事なんです。