サーキュレーターの続き

福井デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、朝のうちに現場打ち合わせと指示。午後は、勝山のお客様宅へ雪害の現場確認。その後また現場確認。その他は設計作業と事務作業でした。

勝山の雪の具合は、今は落ち着いていますね。大雪の時は1.8mくらい屋根に雪が積もったそうです。今回の雪は、一度に多く降りすぎて大変でした。

開発の現場は、ユニットバスの施工が行われました。

打合せ指示の通り、金物もついております。

 

さて、昨日サーキュレーターの話をした続きです。

FPの家の場合、吹き抜けがあってシーリングファンを付けさせていただいたお宅では、エアコンをつける夏と冬に稼働していただくようにお願いしております。

冬の場合に、風を上向きにするか下向きにするかで、迷うところではあります。

温度測定をすると、やはり下向き運転にしたほうが、1階の温度を高くできるようなのですが、どうしても風を感じて不快になるケースもございます。

その場合は、上向きでもいいので、廻していただきたいと思います。

天井に上がった空気を壁沿いに落としてあげるイメージで、とにかくかき混ぜてあげることが大事かなと思います。これだと風はほとんど感じません。

 

我が家でも実験してみてわかるのですが、弱運転で回すよりも、やはり強運転のほうが効果が出ます。

ただ、強運転で回す感じが落ち着かない感じですので、弱で回しながら、サーキュレーターを足してあげるのが良いと気づきました。

こちらの方が、ムラなく空気を混ぜてくれるようです。

エアコンの電気代も抑えられる効果もあると聞きますので、ぜひお試しいただくとよろしいかと思います。

サーキュレーターの活用を

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今日は、資材を取りに、石川の倉庫まで行ってきました。

実家の倉庫で山中温泉なんですが、意外と福井より雪が少ない感じがしました。

福井はまだ、路肩の雪が山盛りですものね。

放っておいてもなかなか解けないので、帰ってからは事務所の駐車場の雪山を取り崩しておりました。

 

さて、今日はサーキュレーターの話です。

最近、自宅と事務所で、サーキュレーターの効果をいろいろ試してみているところです。

結論から言うと、どのように風を当てるのがよいか、まだ実験中ではありますが、かなり効果があるということです。

まずは、事務所の方なんですが、エアコンのある応接スペースと、私のいる事務スペースに大きく分かれるのですが、やはり微妙に事務スペースのほうが温度が落ちます。

応接スペースの方で、エアコンが自動運転なので、これでいいと判断してしまうんでしょうね。

それで、サーキュレーターで応接スペースから事務スペースに風を送る感じにしてみたのですが、それはそれで効果は出る感じだったのですが、どうも風が当たって気になってしまいました。

それで今度は、サーキュレーターの風をエアコンの吹き出し口にぶつけるように当ててみました。そうすると、どうも空気が拡散されて、全体にいきわたる感じがしてきました。

隣の事務スペースのほうも、温度計でも同じ温度になってきました。

空気の対流って大事ですね。

なんとなくですが、空気感がマイルドになった気もします。

今は、エアコンの下から真上に吹き上げる感じで、風を送っています。

エアコンは、設定の温度になってくると、ゆるゆる運転になってきますから、風量も弱く、空気を対流させる力まで持たないのでしょうね。

アイリスのサーキュレーターアイ・ミニというやつですが、持っている昔のアイリスのサーキュレーターより風が遠くまで届く感じがします。

このミニは、真上も向くし、下も25度下向きにも出来るので、吹き抜けで実験できると思い、これを選びました。だいたい上側しか向かないのが多いので。

 

まだまだ実験してみて、お客様にご指導出来たり、設計上もここにサーキュレーターを置いてと、ご提案できるようになりたいと思っています。

建築物省エネ法について

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今日は午後から、FPの家南関東さんの主催でZOOMで行われた「建築物省エネ法改正」に関する講習を受けました。講師は匠法律事務所代表の秋野卓生氏で、とても分かりやすいお話しでした。今年4月から施工させる法律です。

要は、建築主に省エネ住宅をすすめる説明義務が課せられたものです。

国土交通省が出している書類の表裏の画像です。チラシって言わないのは、こちら裏面に建築主の署名欄がございまして、省エネ基準への適合性についての説明を受けるか否かのチェックがあり、これを建築士事務所としては15年間保存義務が課せられました。

この説明に関しても、建築士でないと説明できないようになっています。工務店の建築士以外の人が説明してもダメなんですね。

(国土交通省は、どこまでも建築士に責任を負わせたい模様です…)

内容を説明すると、省エネ住宅以外に選択肢はないでしょっていう感じになります。

建築主が省エネ住宅を造るのは、「努力義務」という言葉で法律に載ることになりました。

省エネ住宅でなくて説明も要らないという場合の署名の仕方がえげつない感じです。

 

とはいえ、省エネ住宅が進められることは大歓迎ですし、そうあるべきだと思います。

当社の場合、新築住宅でオールFPの家ですから、性能も何も当然というところですし、全員建築士なので、だれが説明してもOKなのですが、営業マンが動いているハウスメーカーや工務店は大変そうです。いちいち建築士に説明させなくてはいけませんから。

国土交通省も、いっそ省エネ住宅でないと建ててはダメって言いたかったのでしょうけれど、ついてこれない会社がいたりして。

こういう法律ができるたびに、業務が増えて、その割に成果がいまいちで。

正しい、省エネ住宅を造るのなら、気密測定を法律化するとか、もっと実際に住む人の為を想うことをやってほしいと思うものです。

中間気密測定C値0.06

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今日は、開発の現場の中間気密測定を行いました。うっかり機械を設置した全体写真を撮り忘れてしまいましたが…。

自動運転で測定を始めると、風切り音が静かで、これは良い数値が望めると思いました。

ところが確定時にエラーが連発します。こういう時は、気密が良すぎて測れないんです。

仕方が無いので、わざと穴を開けて測ります。

最初は、1㎝×10㎝で10㎝2開けて測りましたが、それでもエラーが出まして、2㎝×10㎝の20㎝2開けて測定したのが、写真の結果です。

総相当隙間面積が27㎝2とありますが、これから20㎝2引くと7㎝2となります。

7㎝2割る、相当延べ床面積の113.93㎡で割ると、C値は0.06㎝2/㎡となりました。

0.1を切りましたね。凄いです。

あくまで任意に行っている中間の気密測定ですので、正しくは、完成後に行う完成気密測定が、FPの家での提出義務となっています。

でも、ここまででこの値が出れば、安心して工事が進められますね。完成までには、エアコンがとりついたりもしますので、多少数値は落ちますから。

気密の善し悪しが、家の性能に大きく貢献しますので、大切な中間検査だと考えています。

暮れの換気システムメンテナンス

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今日は、午前・午後と越前市武生の方で2件、お客様宅訪問、FPの家の換気システムのメンテナンスに行ってきました。

1件は築19年になるお宅なのですが、暖かいし中はとても綺麗にされていて、まるで古さを感じさせなかったです。

海外に転勤されて、3年ほど家を空けられたことがあるお宅なのですが、それでも家が傷まないのは、換気システムがきちんと稼働し続けていたからだと、お客様もおっしゃっておられました。

家の空気環境は、人にとってももちろん、家自体にとっても大事な要素ですから、断熱・気密と合わせて、換気システムはちても重要なものです。

 

もう1件、お昼過ぎにお伺いしましたお宅は、換気システムのお掃除を始められており、あと少しレクチャーしてフィルターをお届けすること。

それと、お風呂やトイレの部品の不具合をお聞きしましたので、メーカーサービス依頼をさせていただきます。こういった御用聞きも大事なので、ご訪問は大切ですね。

こちらのお客様も、素敵なお宅に住んでいらっしゃいまして、家も暖かいものですから、ご主人はTシャツ短パンで作業していらっしゃいました。

皆さん、大切に綺麗に住んでいただき、嬉しい限りです。メンテナンスに伺うのも、楽しくお伺いできます。

 

開発の現場へ、大工さんに納まりの打合せで行ってきました。

雨が降っても、大工さん合羽を着ながら、胴縁の取付作業を行ってくれていました。

大工さんは28日まで行うとのことでした。

換気メンテナンスも継続して

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今日は、午前・午後と2件、お客様宅換気システムメンテナンス訪問。その他は現場確認と、設計作業などでした。

こちらは、旧型のエクソネット換気システムの、シロッコファンを外した状態です。

築13年ですが、毎年お掃除をしているとこんなにきれいです。長持ちもすると思います。

汚れ方は、お宅によってまちまちですが、こちらのお宅は、交通量の多い道路に近いのですが、汚れがひどくないほうですね。

フィルターはもちろん汚れているので、ここで食い止めてるのもあります。

いつも綺麗にしてらっしゃるお宅なので、掃除も行き届いていて浮遊する埃が少ないのかもと思ったりしますね。

 

今日、伺った2件とも、家じゅう暖かくて安心して帰ってきました。結露もないですしね。

午前中伺ったお客様宅は、1階のエアコンで、2階が暑すぎるくらい暖まるとのこと。サーキュレーターを使用されることをお勧めしてきました。上下の温度差をかき混ぜて調整してもらおうと思います。

なかなか贅沢なお悩みでした。

グッドデザイン賞の垂れ幕

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今日は、朝一に開発の現場確認。その後、見積作業。13時からお客様来社打合せでした。

仕事があれこれ溜まってしまって、なかなか忙しい日々が続いております。暮れの仕事納めまで、来週1週間ですが、なんとかあれこれ年内に終わらせていきたいと思います。

開発の現場ですが、昨日、足場にシート看板を付けました。

縦長のものは、先日FPコーポレーションから送られてきたものです。

FPウレタンパネルが、グッドデザイン賞を獲ったという垂れ幕ですね。

その優れた性能と機能性、そしてロングライフで使われてきた事への評価として、正しい受賞だと思っています。

良いものが、変わることなく永く使われていること。

スタンダードな商品というものは、本当に価値なるものだと思います。

土台伏せ/小屋裏利用について

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今日は、朝から開発の現場で、基礎の中の水出し作業。大工さんは土台伏せ工事。その後、リフォーム現場指示の後、武生まで加工した建具を取りに行き取付作業など。

午後は、開発の現場で作業の後、またリフォームの現場確認。最後また土台伏せの確認でした。

平屋なので基礎は広いですね。大工さんも土台伏せに二人で1日かかりました。明日は、朝にパネルが届いて、午前中に完了する予定です。

 

さて、今日の写真です。

階段の上に階段が来まして、こちらロフトに上がる階段です。

部屋としては15畳分のロフトがあります。

正面に見えるエアコンは、夏に特に効果を発揮する、当社でお進めしているロフトエアコンです。

空調の冷気は、下に落ちていきますから、一番上に設置するのが、とても理にかなっています。

ロフトからの見下ろしですね。

吹抜もあるので、階下まで冷気は届いていきます。

こちら、おまけですが、ファミリークローゼットの天井裏を、ロフト階段の踊り場から使えるようにしたものです。あると便利ですよね。照明も付けさせてもらいました。

FPの家の屋根遮断パネルを使うことによって生まれる小屋裏利用です。

当社では、屋根遮断パネルが標準仕様となっております。

2階ホールの活用

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今日は、午前中は設計作業。午後からは、リフォーム工事現場の養生めくり作業と残工事の段取りでした。

開発の現場は、足場が組まれました。

いつもなら、土台やパネルを伏せてから、足場を立てるのですが、この時期ですから、万が一雨が降っても、足場にブルーシートで屋根を掛けて土台やパネル伏せが出来るように考えての段取りです。

 

さて、今日の写真です。

2階に上がりまして、一番の見せ場はパノラマウィンドウですね。

正面に家が無いので、向こうの山並みまでずーっとひらけて見えます。

この家の立地を考えたうえで、こうできたらなという想いが叶いましたね。

伸びやかなファミリーホールは、子供たちのスタディスペースでもあります。

吹抜側の収納は、アルバムを入れたり、引き出し式のプリンター置き場も備えています。

背面には、本棚もあるので、便利ですね。

夜の写真ですが、プリーツスクリーンを下ろすと、また落ち着いた雰囲気になります。

なんといっても、FPの家ですからホールでもどこでも暖かいので、廊下やホールでも、こういう活用が出来るのですね。

机カウンターを照らす照明も、しっかり付けさせていただきました。

吹き抜け側から見た写真です。

側面のハンガーは、室内干し用のハンガーになります。

吹き抜けに近いと、洗濯物も乾きやすく、また1階から見えない位置でもありますので、気兼ねなく干せますね。

だいたい我が家のFPの家でも、夜に干して朝には乾いておりますから、とても助かります。

FPの家の高気密高断熱性能と、24時間全館空調、そして換気システムのおかげですね。

床暖房が無くても

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今日は1日事務所で、リフォーム工事の発注段取り作業と設計作業でした。

11月も今日で終わりですね。もう師走に入るのだなと思うと、気忙しい気持ちになりますが、あれこれ段取りを思いめぐらせています。

 

さて、今日の写真です。

松岡のお宅のリビングですね。

マルホンの厚み20㎜のシルバーパインの床材が、柔らかい雰囲気を出してくれています。

当社では、あえて床暖房はお勧めしておりません。付けられないわけではないですが。

こういった針葉樹のフローリングは、特に温かみもあり、FPも家の断熱床パネルからの跳ね返りもあり、蓄熱効果が得らえますので、自然な暖かさでお過ごしいただけると思います。

 

床暖房って、ずっと居ると違和感を感じてきますからね。私は電気カーペットとかでも、ちょっと苦手です。最近は無いかな?

床暖房の表面温度は、約30℃まで上がるようで、ずっと足をつけていると、低温やけどの恐れもあるとか。赤ちゃんとか心配ですね。

ISO(国際標準化機構)の冬季における快適条件によると、「床の表面温度が26℃以下」という項目があり、床暖房使用時の床表面温度は約25~30℃と高くなるため快適とは言い難くなると、ネットの情報でも書いてありました。

高いコストを使って、床暖房設備を入れるより、気密性能とか、基本性能をしっかり担保することの方が大切だと思います。

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