現場で確認する、TV壁面のサイズ感とバランス

今日は、午前中に越前市の現場でお客様とコーディネート打合せを行いました。
内装の壁紙からブラインド関係まで、室内の仕様はひと通り決定。いよいよ仕上げの段取りが具体的に進められる段階になってきました。

図面よりも“実寸”が頼りになる。TV壁面の現場打合せ

こちらは、リビングのテレビが付く壁面です。
壁掛けテレビのサイズ感と、下部に設置するテレビボードとのバランスを確認するため、現場でマスキングテープを貼って実寸で検証しました。

間口が2間半ある広いリビングですので、壁掛けテレビは75型、テレビボードは幅2.4mで決定。
図面で検討するのも大切ですが、やはり現場で「見え方」を確認すると、納得感がぐっと増しますね。

このほか、壁面には飾り棚も取り付ける予定で、その位置や大きさについても打合せを行いました。
おおよそのサイズ感を決めたうえで、最終的なバランスはお任せいただくことに。

ひとまず懸案事項がすべて固まり、年明けから段取りよく工事を進められそうです。

空間の表情をつくる建具選び

今日は、越前市の現場にて、お客様とコーディネーターさんを交えて、コーディネートの打合せを行いました。

先日、床材が決まりましたので、今回は建具(室内ドアなど)の面材の色について検討しました。

建具は、ひとつの色で統一する方法もありますが、場所によって色を変えることで、空間に変化やリズムをつけることもできます。

また、建具と建具枠は同じ色にまとめがちですが、当社ではあえて、枠をホワイトやグレーにして壁と馴染ませることもあります。
そうすることで、建具そのものの存在感を調整できるからです。

たとえば、

  • 建具を壁と同化させて、すっきりと見せる方法

建具を同化

「建具の存在を抑えることで、壁面としての連続性を確保しています。」


  • 反対に、建具の木目をアクセントとして生かす方法

木目の建具をアクセントに「建具をアクセントにすることで、開口部が心地よいリズムになります。」

 

というように、「目立たせないか」「あえて見せるか」で空間の印象は大きく変わります。

スマートでシンプルな雰囲気にしたいか、木の温かみを引き立てたいか。
今日は、どちらの方向性がよりお好みに近いかを丁寧にお話しさせていただきました。

一度で決めきるのではなく、考える時間も大切です。
次回までゆっくりとイメージを深めていただきながら、全体のバランスを整えていきたいと思います。

暮らしに合った建具選びを、ひとつずつご一緒に。

夢をかたちに――初プラン提出の日に想うこと

今日は、お客様との打合せで、プランの1回目のご提案を行いました。
最初のプラン提出は、いつも少しドキドキするものですが、良いところをしっかりと認めていただけて、ホッといたしました。

さらに新たなご要望を伺い、次のプランに反映していくことになりました。
こうして意見を交わしながら一緒に形にしていく過程こそが、お客様にとっても納得のいく家づくりに欠かせない時間だと思います。
私にとっても、そのやり取りが次のアイデアを生む大切な時間であり、大きなやりがいにつながっています。

家づくりは本当に夢のある仕事です。
お客様と同じ目線で夢を追いかけ、その想いをかたちにしていくことができる――これほど素晴らしい仕事はないと感じます。

もちろん、実際の現場では大変なことも多いですが、その苦労をはるかに上回る喜びがあります。
家は完成して形に残るものですから、決して手を抜くことなく、最後まで徹底して良いものに仕上げたいと思います。

本当に、心からの想いが、かたちとなって実現していくのだと感じる一日でした。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
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