明と暗

今日は、朝一に木田の現場で、大工さん打合せと作業。その後、お客様宅訪問、換気システムのメンテナンス。戻ってからは、経理の仕事と、施工図の作成と設計作業などでした。

 

本日伺ったお宅は、2009年に竣工したお宅で、9年が経ちましたね。

蓄暖のメンテナンスも依頼されて、パナソニックのサービスも呼んで、分解清掃して頂きました。これでまた安心してお使いいただけます。

 

自分が設計した家なんですけれど、こうして改めて訪問して見ると、その時の思い出や、苦労したところ、工夫などが思い出されます。

今日のお宅は、照明が吹抜けの格子の床から壁に、綺麗な影を作るデザインをしていて、やっぱり面白いなと思いながら作業していました。

照明の造る影って、実はとてもきれいなんですよ。 なかなか影を見せる照明計画も少ないのですが。

こちら、大東の現場の階段の撮影ですが、横の吹抜けからのスポットひとつになる時、格子の影が生まれます。

これも狙って照明計画をしているのですが、こういう夜の暗さを愉しむのもいいかと思います。

日本人の照明計画は、どこもかしこも明るすぎるような・・・。

明と暗があったほうが、創造性も膨らむような気がしますね。

天井を照らす照明

今日は、朝一に若杉の現場で、外構工事の打合せ。その後木田の現場で、大工さん打合せ。

午後は、雨どいの修理依頼のお客様を訪ねて、あわらまで。

その他は、各メンテナンスの依頼や、施工図の作成を行いました。

さて、今日の写真です。

こちら、MNK邸のリビングからダイニング側を見た写真です。

もうひとつ違う写真を。

こちら、同じ撮影ですが、間接照明を入れたものと、切ったものとの違いです。

こうして見ると、間接が入っているほうが、明るいイメージが感じられますね。

ダウンライトの照明は、真下だけを照らして、天井自体は照らしません。

普通に水平な天井では、あまり感じられませんが、特に、吹き抜けている天井などは、ちょっと暗く感じるものです。

そこを補ってあげる照明として、今回は間接照明を入れさせていただきました。

オープンなロフトまでの空間のつながりが、気持ちの良い空間として見えていますね。

さて、MNK邸の日記でのご紹介は、ここまでにして、またボチボチまとめて建築事例の方にアップさせていただきます。

目線にある照明

今日は、午前中は17年前に設計を担当したお客様宅へ、換気システムのメンテナンス訪問をしました。

懐かしかったですね。設計図書もちゃんと保管してくださっていて、自分の設計図を見ても懐かしかったです。

FPの家は、何年経っても、いい家だなとあらためて思いました。

午後は、夕方にお客様来社打合せもさせていただきました。ご家族が皆楽しみにしていらっしゃるので、こちらも頑張らないとと思います。

さて、今日の写真です。

MNK邸、エントランスホールからリビングに入ると正面にTVボードがある壁が見えます。

こちらの壁にブラケットライトを取り付けたのは、その壁を一番見るからですね。

目線にある壁を照らして上げることで、他が少々暗くても、人は明るく感じるものなんです。

一般的に部屋の真ん中にシーリングライトをつけて終わりの家が多いですが、これは真ん中から空気か、その直下の床を照らしているだけなので、壁が暗く当たり、陰気な印象を与えてしまいます。

だからといって、器具の明るさを大きい帖数のものを使えばいいとするのですが、これが無駄に明るいだけの味気ない空間になってしまいます。

必要なところに必要なだけ明かりを点けてあげる。そんな照明計画をお勧めしたいですね。

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