気密測定値ゼロ?
今日は、気密測定を2件行いました。
1件は工事中の中間検査。もう1件は完成の気密検査です。
若杉の現場での中間気密測定風景です。
こちら、ちょっと見にくいですが、開口を塞いでいるパネルの上に穴が空いているのが分かりますか?
10㎝×3㎝=30㎝2の穴を空けています。
気密が良すぎて、機械にエラーが出て測れなくて、最初は10㎝2がダメで、次に20㎝2空けてもダメで、それで30㎝2まで広げました。
結局これだけ空けても、自動測定では差圧の低い段階で、通気量が0をカウントしてしまうため測れなくて、手動に切り替えて差圧を高くして5点測って、なんとかグラフが出ました。
総相当隙間面積が30㎝2と出ていますが、30㎝2の穴を空けて測っていますので、これを引くと0㎝2となります。
つまり気密測定の相当隙間面積:C値のが0㎝2/㎡となってしまいます。
気密ゼロなんてありえないのですが、これだけシビアな数値は、機械では測れないところまできているのは間違いありません。
引違い窓が一つも無くて、押し開きの窓ばかりなので、数字が良くなることは分かっていたのですが、これほどとは・・・。
中間の測定なので、これからエアコンが付いたりしても気密は落ちるのですが、まずは完全に合格です。
午後から、高木中央の現場で完成気密測定も測りました。
うっかり、設置状況の写真を撮り忘れてしまいましたが。
こちらは、自動測定で測れて、結果もちゃんと出ました。
総相当隙間面積16㎝2に対して、相当延べ床面積83.23㎡で割ると、C値は0.19㎝2/㎡です。
大きな引違サッシ2か所と、エアコン3か所から、うっすら隙間風を感じましたが、これは仕方ないですね。
それでも十分な数値の結果となりました。
それぞれのお施主様にも、ご安心頂けると思います。
今日は建て方
今日は、建て方を行いました。
昨晩になって、天気予報もどんどん悪くなっていって、夜中も気になって天気予報を見ていても、お昼から雨の覚悟をしないといけない感じで、もうなかなか寝付けませんでした。
朝になってみると。今度は7時に雨が降るという予報。逆に雨が去るのを待って、ブルーシートをめくろうかと、また心配しながら6時に現場に行きました。
でも、空を見ても、まったく心配のない天気。まさかの晴れとなり、逆に灼熱の暑さの1日となりました。
始まりは、まだ雲があったのですけれど、すぐに強い日差しに変わっていきます。
2階床梁ですね。太いのが入っております。
小落としの梁が入って、碁盤の目のようになっています。
床合板も留め付けて、水平耐力も充分です。
床合板が張られて、2階の柱を建てて、FPの壁パネル待ちです。
FPパネルが届きました。昨日電話して、1時間早く持ってきてと言って正解でした。
屋根パネルも降ろしました。
こちらは、小屋梁を組んだところです。
ロフト部分に、床合板が張られました。
妻壁と、屋根のケラバ材料を慎重に取り付けて、午前の工事は終了です。
午後からは、屋根パネルの取付です。
FP屋根パネルです。こうやって見ると、6寸勾配はけっこうきついですね。
構造用合板を張りつけていきます。
構造用合板の上に、エコヘルボードを張っています。
板金屋根の音を抑える効果のためですね。
板金屋さんが来て、ゴムアスファルトルーフィングも、追っかけ張っています。
14時45分には、大工さん鳶さん終了して、降りてきました。
15時半まで休憩して、解散となりました。
お客様にも、内部を見てもらいました。
こちらは、2階からロフトの見上げですね。
息子と張り廻したブルーシートの残りを、仕上げていきます。
三角部分もブルーシートを張り廻して、板金屋さんもルーフィング施工も終わり、これで雨が降っても大丈夫です。完了は16時でした。
天気予報は変わってしまって、明日もお天気のようです。
天気予報には振り回されましたが、やれると踏んだ勘もあたって結果オーライの1日でした。
お施主様ご家族様には、水分補給にたいへんお世話になりました。
心から感謝いたします。
床合板施工/完成気密測定
今日は、朝一にお客様から電話で、天井に水漏れというので、すぐ訪問。
エアコンのドレン排水が詰まって溢れた模様です。
吸引器を使って、引っ張ってみたら開通しまして、たくさんへどろが出てきました。
パイプの内側に付いたへどろの皮が、何かの拍子にめくれて穴を塞いだのかもしれません。
お客様も、私が行くまでロフトのエアコンの床が水浸しになっているのに気が付かなかったみたいです。
エアコンが、ロフトについていたり、見えないところについているお宅は、ぜひ時々ご確認くださいね。
さて、若杉の現場ですが、昨晩10時頃にプレカットの担当者が代わりの材料を届けてくれたので、朝から工事が出来ました。
こちらは、床合板まで敷き詰め固定した状態です。
こちらに、ビニールの床養生シートを貼り付けました。
ブルーシートをぴっちり納めて完了です。
午後からは、大東の現場の完成気密測定を行いました。
1階の倉庫になる部屋に設置しました。
結果は、総相当隙間面積が19㎝2で、相当延床面積が106.81㎡なので、C値である相当隙間面積は0.17㎝2/㎡となりました。
多少、レンジフードからとサッシのハーフロックからの漏れはありましたが、十分な数値だと思います。
夕方には、高木中央の現場の外壁の最終チェックと外壁クリーニング確認。
明日には、足場をばらす予定です。
それにしても、今日は暑かったですね。しばらく涼しさがあってよかったのですが・・・。
明日も、暑くなりそうなので、皆さまも体調お気を付け下さい。
中間気密測定
今日は、朝一現場打合せ。その後気密測定と躯体検査立会い。
午後は、経理の仕事と、お客様社屋訪問クリーニング打合せ。
その後、次の現場の確認とご近所挨拶など行いました。
いきなり、なんの写真かという感じですが、気密測定器を設置した写真を撮り忘れました。
こちらは、何回もエラーを起こすので、わざと穴をあけて測定したものです。
これで20平方センチメートルですが・・・。
これで出た結果が、19平方センチメートル。穴が空いた状態でC値が0.2㎝2/㎡の高気密です。
穴をあけた分を引くとマイナスになってしまいますね。
気密が高くてエラーが出るし、結果が出ても、どうしても数値にばらつきが出てしまいまして、まずは漏れが無いかを確認して、この中間測定は終了しました。
どうも建物が小さくて、気密が高いと、測定が難しいようです。
まずは、気密が高いという事で、完成時の測定で結果を出したいと思います。
FPの家福井支部総会
今日は、朝一現場作業と打合せ。その後、設計作業。
夕方に、FPの家福井支部総会に出席してきました。
今年からまた、支部長の役をいただきまして、福井支部のお世話をさせていただくことになりました。
微力ながらも、FPの家の認知度が上がるように、考えていきたいと思っています。
大手のハウスメーカーのように、大きな宣伝活動をしていませんから、ご存じない方も多いのかと思いますが、高気密・高断熱の家としては、30年を超える老舗で、今もなお、トップレベルの性能を持っています。
どこもかしこも、高気密・高断熱と言っておりますから、何が違うのかと思われてしまうかもしれませんから、中身を比較してしっかり見抜いていただきたいものです。
一言で申し上げられることではないので、気になる方は是非、話を聞きに来ていただければと思いますね。
私たちがFPの家を造っている工務店仲間が、自信を持ってこの家を建てているのは、やはりそれだけの根拠があるから出来るのです。
是非とも、FPの家という工法を、多くの人に知って頂きたいと思います。
今日は建て方
今日は、高木中央で建て方を行いました。
朝礼の時に、地震がありましたが、道路で立っていると全然揺れは感じなかったのですが、電柱は揺れていましたね。気になるところです。
こちらは、壁パネルの間配りをしているところです。
壁パネルを最初に建てこんでしまうのが、当社の特徴です。
柱が立ちはじめています。梁などの材料も、どんどん運び込まれています。
梁などの材料がどんどん組み立てられています。
こちらは、下屋の水平に入れる天井パネルです。
こちらは、屋根パネルです。今回も天窓が設置されます。
屋根の合板張りの作業中です。
この上に、さらにエコヘルボードという音の緩衝材を貼り込みます。
屋根のルーフィングを葺いて、外回りもブルーシートで覆って完了です。
大きく見えますが、延床面積は31坪くらい。平屋率が高いから、屋根が大きかったですね。
今日は、午後から天気がよくて、暑さでバテましたが、梅雨の最中、お天気に恵まれて感謝でした。
本契約
今日は、午前中は現場確認の後、午後の打合せの書類準備。
午後は、13時にお客様来社、見積の提出。
15時からのお客様は、本契約とお打合せ。
その後、週明けの建て方の現場へ、ご近所の挨拶廻りに行ってきました。
本契約のお客様は、16年前にFPの家で設計させていただいたお宅の、息子様のお宅になります。
2世代に渡って設計と、今回は工事もさせていただく機会を得まして、本当にありがたいことです。
やっぱり身内のような気持ちになりまして、想いが熱くなります。
こちらは、高木中央の現場です。
今日は、仮設トイレが設置されました。
外回りの整地と足場が組まれないと設置できなくて、最後になってしまいました。
足場も低いとはいえ、一番高いところに上がるとけっこうあります。
月曜日の建て方、順調に進むことを願っています。
三つの受賞
今日は、朝一お客様訪問打合せ。その後事務作業。
午後からは、石川の片山津温泉でFPの家北信越総会に出席してきました。
今年は、3個トロフィーをいただきました。
先日の、FPの家デザインアワード2018の審査員特別賞のものと、北信越での最優秀気密施工賞。
そのほかに、全国でテクノロジーアワード2018というのが行われたみたいで、こちらも気密部門で北信越1位ということで表彰されました。
表彰シーンを送ってもらったので、こちらも載せさせていただきます。
こういうのって、すごく照れくさいものです。
テクノロジーアワードも、表彰されて嬉しかったのですが、他地区での気密測定値がどんなだったか、知りたいところでしたね。
優れた気密測定値は、当社がこだわって使っている、構造用集成材の金物工法に、FPパネルは屋根パネルを標準仕様として使って、さらに、大工さん・電気屋さん・設備屋さん等の気密施工の協力もあって成り立ちます。
みんなに伝えて、感謝したいと思います。
今日は建て方
今日は、当社の倉庫兼住宅の建て方を行いました。
青空の中、スタートです。 まずはFPの壁パネルの荷卸しから。
1階の床組が出来上がったところ。
床合板を敷き込み中の見上げです。
床合板が敷き終りました。
FPの屋根パネルが届きました。
ロフトの床を敷いています。
袖壁の屋根を納めています。
こちらは、工場で大工さんが先もって組立てたものを取付けして、建て方での段取りを早くしています。
屋根パネルを、納めていっております。
こちらは、ロフト階になります。
屋根パネルが伏せ終わって、これから間に補助パネルを入れていきます。
大きなバルコニーがあるのですが、こちらに仮設の屋根を組み立てます。
バルコニーの仮設屋根の施工中。
バルコニー仮設屋根が出来ました。
屋根のルーフィングも施工中です。
17時には完了しました。
後始末をしていて暗くなりましたが、無事終わってホッといたしました。
完成気密測定結果
今日は、午前中に春江の現場の完成気密測定を行いました。
その他は、経理の仕事と設計作業。合間に鉄工所へ手摺の塗装作業の確認に行きました。
風の強さは1.1m/sで、測定になんら支障ありません。
中間の測定と同じく、キッチンの勝手口で計測しました。
今回の測定でも、気密が良すぎてエラーが出てしまうために、1㎝×10㎝=10㎝2の穴を開けて測定し、やっと数値が出ました。
相当隙間面積が21㎝2とありますので、実際の数値は、これから10㎝2を引いた値で11㎝2ですね。
この11㎝2割る相当延べ床面積の106.81㎡ということで、相当すきま面積(C値)は0.10㎝2/㎡となりました。
トップクラスの気密住宅です。
今回の建物は、引違窓も無いし、ウィークポイントになる施工部分も少ない建物だったかもしれません。
FPパネルを用いて、当社がこれまで築いてきた材料や工法と、電気及び設備工事屋さん、そしてなにより大工さんの細かい気密工事があってこその数値だと思います。
ありがたいですね。これで、お客様もより省エネで快適な住まいにお住まいになれます。