ベース型枠/中間気密測定
今日は、朝から6時半から家久の現場で墨出し作業。その後ベースの型枠工事が行われました。
型枠は午前中で出来上がったみたいです。 鉄筋工事はすぐに入れなくて月曜日になります。
墨出し作業の後、向が丘町の現場で気密測定を行いました。
気密が高すぎてエラーが出てしまいます。なんとか1回目に出た数値で総相当隙間面積が23㎝2。相当隙間面積は0.165㎝2/㎡と出ました。
この後、チェックして回ったら、まだ気密テープの貼ってないところも見つけて、処理してからまた測定してみました。でも、またエラーが連続して出てしまってこれ以上測れないかなというところでした。
データを見ても、圧力差を段階的にかけていっても、通気量が出ていかないので測れないんですね。
今後、わざと一定の大きさの穴を開けて、隙間を作って測ってから、その数値を引くような計算にしないとむずかしいなと考えるところです。
でも、十分すぎる数値ですから、どうぞご安心ください。大工さんや職人さんの気密工事はバッチリ大丈夫です。
換気モーター交換
今日は、午前中は設計作業。営業の来客が3件あり、ちょっと仕事にならなかったですね。
午後は、換気システムのメンテナンスに電気屋さんと伺いました。えらく時間がたってしまって申しわけなかったのですが、換気システムが壊れてしまったお宅の修理です。
よその工務店が建てた家ですが、換気の掃除の説明も何もなく、中古のFPの家を買われたお客様で、20年間ほったらかしだったとのこと。
モーターが異常な音を出して、当社に助けを求めてこられたのですが、ある意味火災とか事故につながらなくてよかったと思います。
スウェーデン製の換気システムで、本体はそのままに中身のモーターだけ交換できるキットがいまだに存在してくれたおかげで、新しいシルバーのきれいな中身と交換が出来ました。音もすこぶる静かです。
排気レジスターはすごいことになっていました。埃がスポンジのようになっていましたね。
これでも埃を落として、漬け置き洗いをしたらきれいになり、また使用できました。消音のためのスポンジは交換しましたが。
給気レジスターに付いているフィルターは、風化して粉々になっていて、掃除機で吸い取るしかありませんでした。お客様も給気口から粉が落ちてくるので、閉じて使っていたとか・・・。
電気屋さんもモーター交換を終わってからも手伝ってくれて、きれいに復活させることが出来ました。ホッとしましたね。
会員をやめたからと言って、ちゃんと指導したり面倒を見ない工務店にも腹が立つところですが、こうやって20年たっても、治すことができるシステムというのは素晴らしいということも、改めて感じさせていただきました。
日本の物作りも、見習ってほしいと思いますね。
空調の配置/1階その他
今日は、1日見積と設計作業を行いました。
雨も朝だけでしたが、梅雨っぽい天気ですね。沖縄は梅雨明けしたそうですが、北陸はこれからですね。
梅雨の時期は、そんなに暑くもない気温でも、雨だと窓も開けにくいですし、ジメジメした湿気が入ってきます。
FPの家では、除湿の意味でもゆるく冷房をかけて過ごされると、家の中は快適に過ごせます。洗濯物も乾きますしね。
では、今日の写真です。
TM邸の1階のエアコンは、廊下にこのように付いています。
正面の子供部屋のドアは、パナソニック製の換気小窓の付いたタイプを採用しました。ドアを閉めたまま空気の流れを作れます。
以前の日記で紹介しましたが、中央に写っているのが、寝室に空調が入るように工夫したルーバーです。エアコンの設置位置と空気の流れを考えて作っています。
子供部屋などの個室は、将来エアコンが付けられるようにコンセントは用意していまして、柔軟に対応できるように考えております。
その他の1階のスペースです。
こちらは、ご夫婦用のウォークインクローゼットで3帖分あります。
寝室とは離れていますが、隣でないといけないこともないですね。どちらかがお休み中であってもバタバタしませんしね。
1階のトイレです。床が木質のフロアーのように見えますが、あくまでこだわって長尺ビニールシートです。掃除も楽ですからね。
1階の外の居室ともいえる、ウッドデッキスペースです。軒下のスペースというのは、少々雨が降っていても過ごせますし、雨の日の縁側みたいに楽しめると思いますよ。
FPの家福井支部総会/TM邸エントランス
今日は、1日事務処理と設計作業。夕方からFPの家福井支部の総会がありました。
総会の後は、みんなでお食事会。今年はラジオCMも始めているし、今後テレビCMもちょっとだけ入れていく予定です。
FPの家の新しいキャラクターで「パンイチくん」の元気なコマーシャルが流れる予定ですので、ぜひ見ていただきたいですね。
さて、今日から少しずつTM邸の完成写真を載せさせていただきたいと思っています。
こちら、エントランスを横から撮った写真になります。壁紙の色がいい感じに写っています。けっこう濃い色をお選びになったと思いますが、全体に貼るとぜんぜん濃く感じません。
雨の日中に撮った写真なので、外の光が青く写っておりますが、階段の踊り場の高さに窓が来る感じですね。
左側ののれんの向こうは、土間収納になっています。
一見狭そうな玄関ですが、靴はたくさん並びますし、収納は奥に行けばたくさんあるので、廊下と玄関ホールを兼ねて、無駄のない間取りになっているんですよ。
最後のご見学
今日は、朝から新潟のFPの家の会員様に事務所に来ていただき、設計談義。その後、蓑町の現場に行き見学していただきました。
合わせて、勝山のFPの家の会員さんも見に来ていただきました。
こちた、今年新しくFPの家に入会されました松山建設さんですが、蓑町の現場と建て方の日も同じになったFPの家のモデルハウスが、同じく先日の土日に見学会をされましたので、そちらのモデルハウスも見学させていただくことになり行ってきました。
設計が女性の方2人共同で作られたという事で、とてもかわいらしく、子育て目線の間取りになっていました。
モデルハウスとして、FPの家の構造も見えるように一部屋は仕上げをしないで作ってあって、中身の丁寧な仕事も伝わってくる好印象の建物でしたよ。
本日は、夕方に金沢から、親しくしているFPの家の会員さんが蓑町の現場を見学に来てくれました。立地条件とロケーションを考えると、こういうプランになって正解だと言ってくれましたね。
見学は以上で終了しました。結局4日間に渡ってご案内させていただきまして、お施主様にはご協力を心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
今日もご見学
今日は、午前中は蓑町の現場に、新たにFPの家の会員になろうかとご検討中の工務店さんが見学にみえました。
FPの家の性能の高さと、その特性を生かした設計にご満足して帰られました。ぜひともお仲間になられて、1件でも多くのお客様が健康で快適な家に住まわれることを願うものです。
午後は、月曜日がお仕事休みのお客様2件にご覧いただきました。立地条件を最大限生かしたプランにご納得いただけたようです。
家は、それぞれの土地の環境と、お客様の個性に合わせて設計していくものですが、けして独りよがりでもいけませんね。どなたも納得出来るような理由付けがあって、自然とその土地に溶け込むような家がいい家だと考えております。
今晩は、新潟からFPの家の会員さんがいらっしゃるので、ご一緒に会食をさせていただいて、明日の午前中見学していただく予定です。
今日は建て方
今日は、雨で延期した越前市の向が丘町の現場の建て方を行いました。
朝は5時40分から、そろりとブルーシートめくりから始めました。
1階のパネルと腰廻りが納まった状態です。
3尺枡に入れた梁に、床合板を敷いているところです。
お昼休みに、ロフトに上って撮った写真です。ここも視界が開けているし、田んぼと山が見えていい景色です。
後ろからブルーシートを張りはじめて、隠れる前に撮った写真です。
作業完了した、ブルーシートの状態です。
ここの団地で、一番目立つ位置に敷地があって、設計する前からワクワクする土地でした。モニュメントのように見える建物が造りたいと思いましたね。
本日は、お施主様にも手厚いお世話を頂きまして、ありがとうございました。午後の休憩のかき氷やお心遣いに感謝いたします。
「FPの家」誕生30周年記念 全国大会
今日は、FPの家の全国大会があり、横浜まで出張してきました。
場所は、ヨコハマ グランド コンチネンタルホテル。ここは初めて訪れました。
会場はとても広い会場でしたが、それでも席がいっぱいに並んでいて会場が埋め尽くされていました。全国から集まると大したものだなと思います。
FPの家は、30年も前から、変わらぬ性能の高さと、妥協のない工法で、お客様に本当に喜ばれる家づくりを続けてこられたことを、大変喜ばしく思います。
私も、本当にこの工法に出会えてよかったなと思っております。
思えば、この工法に出会って18年になりますし、その間ずっとこの工法に携わってやってきて、よそを見れば、その間、あれやこれや工法は出てきましたが、FPの家に勝るものは無かったですね。
なにより「ちゃんとした家」を造ろうという真面目な工務店が全国各地にいて、さらにこれからも頑張って続けていけば、いつか日本の家のスタンダードになってくれるかもしれません。そう期待します。
大会の後の懇親会は、残念ながら明日の朝のコンクリート打設があるもので、帰らなければなりませんでしたが、記念すべき大会の日に立ち会えて良かったと思います。
「くらしこの家」見学に
今日は、午前中は経理の作業。午後は岐阜県で行われた完成現場視察会に、南条の寺尾製材所さんと一緒に見学に行ってきました。
FPの家のお仲間であります、株式会社野村建設さんのご厚意で見せていただきました。
こちら建築家の伊礼智さんの設計によるFPの家ということで、ブランド名は「clasico(くらしこ)の家」といいます。
伊礼智さんと言えば、独特なスタイルをお持ちの方で、見ればもう伊礼さんのデザインだとわかる雰囲気を持っています。
今回はFPの家で、このデザインを実現してくれたという意味で、野村建設さんと伊礼さんには心から敬意と拍手を送りたいと思います。施工も大変だったと思います。
一般の方にはわからないと思いますが、FPパネルを使った工法では、いろんな納まりの難しいところがあります。それを乗り越えて、なおかつ妥協なく納めていらっしっやいました。感服いたします。
こちらもご厚意で写真を載せさせていただけるという事でしたので、ご紹介させていただきます。
リビングとして使われるタタミコーナーですね。床より1段下がっております。
リビングの外のウッドデッキですね。テーブルセットもあり、ついつい出たくなる造りですね。
リビングから見た、ダイニングとキッチン。ここは大きく吹き抜けていて、高い天井からテーブルまで照明のペンダントを下げています。
2階のホールです。手摺の高さが低くていいですね。お客様の了解があれば、私もこれくらい低く設計したいところです。
そうそう、今回見たかったのは天井の高さ。1階も2階も2.16m。これが全然低さを感じさせない。むしろ落ち着いて気持ちがいいくらいでした。写真ではこの感覚がつかめないので、実物を見て感じるのが一番です。
吹抜けの見下ろしです。この吹抜けにも、2階のホールにも天井に照明がありません。最小限ですが、これは落ち着きますね。夜も見てみたかったですね。きっといい雰囲気だと思います。
以上。写真、掲載させていただきまして、誠にありがとうございました。
「FPの家」30周年
今日は1日事務所に閉じこもって、設計作業と見積作業。そのほか段取り作業などを行いました。
4月に入りましたね。 あっという間に来てしまった感があります。
さて、この春でFPの家も誕生して30周年になるようです。
高気密・高断熱住宅を30年にわたってリードしてきたことは、ほんとに大したものだと思います。
世の中には、新しく出てきては消えた工法も多々あると思いますから、やっぱり内容のシンプルさと確実さが活きているのだと思います。
FPの家には、引き続き安定したパネルを提供してもらい、工務店サイドが設計力・技術力を高めながら、さらに優れた家造りに取り組んでいきたいと思うものです。
それから、FPの家のHPが新しくなったようです。かなりシンプルになりました。
自社で入力した作品集が見れなくなってるようでしたが・・・。
でも、デザイン集にいくつか当社の物件も載せてくれていたので、こちらはうれしかったですね。
またご覧になってみてくださいね。
































