完了検査/屋根施工
今日も、暑い日になりました。朝から現場廻りや雑用に追われ、午後は完成物件の完了検査を受けました。こちらは何事もなく無事合格。
この検査中にひょこっと家を見せてくださいというお客様がおいでになりました。アポなしでしたので、びっくりしましたが、現在設計作業を進めているお客様のお父様でした。
検査の間お待ちいただいて、その後FPの家の説明をさせていただきました。
午前中にエアコンをかけて、お昼の検査時にはけっこう冷えておりましたので、お客様も、玄関を開けて涼しいのにまずびっくりされたようです。
断熱性能から換気、構造材、基礎から外壁や屋根に至るまでご説明させていただき、大変ご理解いただけたようです。なにより体感されてますので、ご理解しやすかったでしょうね。
さて、勝見の現場のほうは、今日は屋根の施工を朝から行いました。
あれこれ作業を終えてから、現場に向かいましたら、まだ屋根の上で作業しておりました。下屋のほうから先に済ませて、無理せず休みながら行ったとか。
心配していたら、まだまだこんなくらい平気だと職人さんおっしゃっていました。板金屋さんはタフですね。頼りになります。
気密測定結果
今日は、完成物件の気密測定を行いました。
日中は設計と現場へ材料運びなどしていましたので、夕方にお客様もいらっしっていただき測定を行いました。
結果は上の写真のように出まして、詳しく計算するとC値=0.185㎝2/㎡となります。
満足いく結果が出て良かったです。これで安心してお引渡し出来ますね。
ご遠慮なく
今日も、忙しい1日でした。朝早くは設計作業。その後現場でブラインドや鏡取付の作業指示。そのほか自分でも作業。
現場を離れようとしたときに、ご近所さまからお声かけをいただき、襖の建付けを見て差し上げました。かなり重症でしたので、改めて治して差し上げることにしました。
午後も来客2件から始まり、現場作業とお客様宅訪問、敷地の調査確認。帰るとまた2件来客という感じです。
お客様宅訪問は、エアコンを追加で取り付けるお客様のために、作業指示をするもの。
こちら、当社の指定業者だと難しいことではないんですが、家電屋さんで購入されたので、筋違に当たらない位置を教えてあげるのと、気密をとらないといけないので、ウレタン注入の指示。
普通の家とは違いますからね。FPの家は。ですので、なにかされる場合は、ご相談していただくのが一番です。
どんなに忙しい時でも、お客様のお声かけはありがたいものです。遠慮は無用ですよ。
昨日の建て方の流れ
昨日は、さすがにバテてしまって、あんまり写真を載せられなかったので、今日はおさらいで建て方の流れの写真を載せたいと思います。
早朝の写真。曇りの天気予報にもかかわらず、青空が見えます。
作業し始めの光景。とにかく材料を置く場所がなく、やむをえず中に入れてさばきます。
FPの壁パネルを吊り上げています。電線がまた邪魔ですが、これを越えての作業です。
2階の床組が出来て、床合板を敷いている段階です。
壁パネルが、小屋裏部分まで入り、下屋の屋根のほうも完成。
屋根パネルの施工作業中です。長い屋根なので、中間につなぎが入り、連結している作業です。
3時の休憩中。といっても作業は終了しておりまして、この後に正面のブルーシートを掛けて完了。
3時過ぎから板金屋さんが来て、屋根にゴムアスファルトルーフィンク゛を施工。これでいつ雨が降っても大丈夫です。
今日は作業をお休みしました。外は雨でしたが、こちらがロフトの状態です。けっこう広いでしょ。
昨日も今日も、ご近所の方がご興味を持たれて、外でお話ししておりました。どうも特殊な建物と思われているみたいですね。外見だけでなく、実際の建物の性能をお知りになったらもっとびっくりすると思いますが。
今日は建て方
今日は、建て方を行いました。心配したお天気も、結局朝から良いお天気で、順調に仕事は進みました。
結局3時で完了。写真ではわかりませんが、正面以外はブルーシート養生も終わっています。
屋根のゴムアスファルトルーフィンク゛も完了し、もう雨が降っても大丈夫です。
暑くて大変でしたが、雨が降らなかったのがなによりでした。
FP床パネル伏せ
今日は、朝からFPの床パネル伏せ作業を、大工さんと一緒に行いました。
こちらは作業の途中ですが、施工図を見ながら柱と筋違のくる部分をパネルの加工をしながら伏せていきます。
敷き終ったら、ヌレインという床養生シートを表面に貼りつけ保護をします。
最後は、ブルーシート養生で終了です。
実は朝から始めて10時前には、ヌレインを貼り終わってしまいました。その後10時からお客様と事務所で打ち合わせ。それが終わってから、ブルーシート養生を行って終わりにしました。
早かったですね。不思議とスムーズに仕事が運ぶ現場だなと、大工さんとも話しておりました。昨日の土台伏せも15時には終わってしまったという話で・・・。
とにかく、梅雨の最中にも関わらず、まったく今のところ雨に合わずに進んでおります。いよいよ11日が建て方ですが、なんとか雨にならないように祈ります。
FPの家 福井支部総会
今日は、FPの家の福井支部総会がありました。引き続き支部長を任されて、総会に臨みましたが、やはりこういう儀式的なものは大の苦手であります。
さて、今年の支部活動計画の一つに、会員を1件増やそうという目標をあげました。これも皆さんご賛成いただきまして、当社もそういうFPの家をやってみたいという会員さんには、おおいに協力させていただこうと思っております。
小さくても、心意気のある、まじめな工務店さんにぜひ仲間になってほしいと思いますね。
小さいと限定しているのは、大きな会社になると、どうしてもこういう手のかかる家造りは採算に合わず無理だと考えているからです。
簡単にできるものなら、とっくに大手のハウスメーカーが真似をしているでしょう。真似が出来ない、緻密さがそこにあるからこそ、本物の家造りを目指している小さな地元の工務店がベストだと考えます。
FPの家は、代理店のアロック・サンワさんを通して、ご興味のある会社さんは、申し出てほしいと思いますね。
ただ、仕事が欲しいから営業目的でブランドが欲しいという方はお断りですけれどね。あくまで、本当にお客様に喜ばれる家づくりがしたいという純粋な気持ちを持った会社さんであること。その点は、支部長の権限で私が目を光らせるつもりでおります。
ゼロ・エネルギー住宅とかスマートハウスとか、結局は機械を付けただけの軽薄な家造りではない、本当に家族の健康を守る、たしかな家造りの実績を、ともに残していきたいというのが願いです。
気温と血圧の話
今日は、お昼にお客様がおいでになり、現在お住まいのお宅の事情をお聞きしていましたらところ、雪の多くの問題から、寒さ・カビ・結露の話など、ほんとに大変な思いで暮らされているお話をお伺いしました。
長くFPの家に住まいしていると、快適さが当たり前になってくる部分もあるのですが、こういう一般のお住まいのご苦労をお聞きすると、やっぱり確かな家造りを行っていかないと、新しく建て替えても、昔の家に毛の生えたような家造りでは持たないであろうと、また再認識いたしました。
先日、北海道夕張市と福井市における、住宅の省エネルギー性能と健康に関する調査報告書というものを入手いたしました。
これは、高齢者の死亡率が冬季に高くなることを受けて、その原因が高血圧などの血圧異常が原因とされているものなので、これが住宅の温熱環境に関係があるのではないかということで、気温と血圧について調査されたものです。
その調査報告から読み取れることは、夏から冬にかけての室温低下が、福井の家のほうが夕張の家より大きいという結果。これは、家造りが北海道は高気密・高断熱化が進んでいて、性能が高い家に住んでいる結果でしょう。
それと、室温低下による血圧の増加は、室温が7℃以上低下すると、100%の確率で血圧が上昇するという結果が出ているようです。
住宅の性能で考えると、熱損失係数が約3W/(㎡・K)という性能値の建物で、居間が20℃であっても、廊下や暖房をしていない例えば浴室やトイレは10℃になるという。
つまり室間で10℃の温度差が生じているという調査結果のようです。約3W/(㎡・K)というと、次世代省エネ基準の4地域で2.7W/(㎡・K)なので、こんな基準で大丈夫、暖かいと思っていたら大間違いですね。
今、一般にこの北陸であれば、この4地域の基準でよいなどという問題ではないんですね。北海道の家に住む人たちより、あきらかに北陸の家に住む人たちが危ない。
どうか、国の基準など当てにせずに、本物の家造りを目指してください。それが家族の健康を守り、後世に良い建物を残していく財産となりますから。
ロフト施工中
今日は午前と午後と2件、お客様を工事中の現場にご案内させていただきました。午後も暑い日になりましたが、窓を閉じた現場内はエアコンなしでも涼しくて、お客様もびっくりされておりました。
工事中を見ていただくというのも良いことですし、プランを考える上でもスケール感を実感していただけるのがいいですね。
こちらは、ボードがまだ貼られていない状態ですが、8帖あるロフトです。屋根裏に8帖もあれば、収納には十分ですよね。
こちらはロフトから、階段のある方向を写したもの。天井が低いのを我慢すれば、楽に上がれるのがいいです。
このストリップ階段がロフトに上がる階段です。蹴込み板が無いのは、空気の流れと採光を考慮したものです。
ロフトから階段の吹抜けを見下ろした写真です。階下の合板が張ってある所が、実際にはグレーチングを敷く事になり、吹抜け兼用の廊下になります。
グレーチングは取り外すことができ、真上の梁に滑車かウィンチをかければ、大きいタンスでもまっすぐに上げることが出来る工夫を考えています。
「空調」「採光」「利便性」の三つの機能を兼ね備えたご提案になります。
中間気密測定
今日は、中間の気密測定を行いました。結果はご覧のような数値で、C値は細かく言うと0.136㎝2/㎡となりました。
午前中、最初の測定は0.3と出て、大工さんとこれはおかしいと、隙間のある部分を探して回って、しらみつぶしに治していきました。
数値は正直に表れていって、0.2となり、最後0.1が出ました。もう後は開口部であるサッシの開く部分から漏れるくらいで、これは仕方ありませんね。
中間の気密測定は原則ではありませんが、こうやって測定したり、負圧をかけて隙間を調べることで、もう一歩レベルアップ出来ます。当社では欠かせない取り組みですね。
午後にはお客様にも、見ていただきました。これで、仕上げる前に少しでもご安心いただければ幸いです。