完成気密測定でC値0.09。数字が語る安心
今日は、今度見学会を行うお宅で「完成気密測定」を行いました。結果はC値0.09。数字だけが目的ではなく、住まいの基本品質を“確認しておく”ための大切な工程です。測定結果のご報告と、見学会のご案内をまとめます。
1)C値0.09という結果が意味すること
C値は、家全体にどれくらい“すき間”があるかを表す指標で、小さいほどすき間が少ない状態です。今回の測定では、床面積153.08㎡のお宅でC値0.09という結果になりました。数値としても「超高気密」の領域で、丁寧に積み重ねてきた施工の結果が、きちんと形になったと感じています。
2)完成気密測定は“安心のための検査”です
気密は、壁の中や天井裏など、完成すると見えなくなる部分の積み上げで決まります。だからこそ私たちは、完成時に測定して「実際の状態」を確認します。今回は減圧法で測定し、換気設備は停止・換気口はテープで養生した条件で行っています。測定器を設置し、差圧と風量の関係を取りながら、データとして残す——いわば住まいの健康診断のようなものですね。
3)この“空気感”を、見学会で体感してください
数字の良さはもちろん嬉しいのですが、本当にお伝えしたいのは「体感」です。すき間が少ない家は、計画した換気や空調が素直に効きやすく、部屋ごとのムラも起きにくくなります。さらに、外気の花粉やホコリの入り込みを抑えやすいという面でも、暮らしの安心につながります。見学会では、間取りやデザインだけでなく、この“空気の静けさ”や居心地もぜひ確かめてみてください。
完成気密測定は、私たちにとって「良いはず」を「確かに良い」に変える工程です。C値0.09という結果を励みに、見学会では住まいの心地よさを丁寧にお伝えします。
見学会は予約制です。ご希望の日時を【公式LINE】から「見学会希望」と送ってください。空き枠をご案内いたします。
春の陽気と上手につきあう、家の空気の話
昨日に続き、気温も19℃ほどで外の空気が気持ちいい一日でした。自宅も事務所もモデルルームも、今日はエアコンを切って窓を開け、掃除をしながら春の空気を感じていました。そんな日にこそ、換気の基本を思い出したいと思います。
(施工事例-Roftより)
1)気候の良い日は「窓」を上手に使う
FPの家は、断熱・気密がしっかりしているので、季節がちょうど良い時期はエアコンに頼らなくても快適に過ごせます。窓を開けて風を通しながら掃除をすると、気分もすっきりしますよね。こういう日は、自然の風から空気を取り入れて過ごしていただくのも、とても良いと思います。
2)窓を開けても「換気システム」は止めないほうが安心
ただ、窓を開けると家の“気密”(すき間が少ない状態)が保てなくなり、計画した通りに家の隅々まで換気が行き届かなくなります。窓から窓へショートサーキットを起こすからですね。だからといって換気システムを止めてしまうと、今度点けるのを忘れてしまうこともあります。窓を開ける日でも、換気システムは基本「入れっぱなし」にしておくのが無難です。
3)これからの季節は、窓より「フィルター換気」が頼りになる
春先は花粉やPM2.5、黄砂が気になる時期に入ってきます。そうなると、窓を開けて気持ちよく…というより、窓は閉めて換気システムに頼るほうが安心です。当社の第3種換気は、汚れた空気(湿気やニオイも)をシンプルに排出する考え方で、給気口(レジスター)側で花粉対策やPM2.5対応フィルターも選べます。家の空気を汚さず、新鮮な空気を取り込み続けることが、結果的に住む方の健康を守る土台になると思います。
窓を開けたくなる陽気は嬉しい反面、空気の流れは意外と見えにくいものです。だからこそ「気持ちよく開ける日」と「閉めて守る日」を使い分けつつ、換気は止めずに上手に付き合っていきたいですね。
見学会やモデルルームでは、空気の感じ方(におい・湿気・温度ムラ)も含めて体感できます。ご予約やご質問は、公式LINEからお気軽にメッセージください。
FPの家の省エネを支える「蓄熱」の話
越前市での完成見学会(3/7・3/8)に向けて、今日は左官工事の残りが終わり、エアコンの取付も行いました。玄関まわりもきれいに納まり、いよいよ「暮らしの空気感」を体感いただける段階です。今回は、FPの家の省エネを支える要素「蓄熱」について書いてみます。
1)玄関が整うと、家の“表情”が出てきます
玄関ドアが納まると、建物の顔つきが一気に引き締まります。
外壁の質感や庇(ひさし)の影の出方も、仕上げが進むほど素直に見えてきますね。
今日は左官工事の残工事も完了し、外まわりの印象がより完成形に近づきました。
こういう節目の日は、家づくりの積み重ねが形になっていくのを感じます。
2)24時間全館冷暖房を“省エネ”にする鍵は「蓄熱」
FPの家は、24時間の全館冷暖房を基本にしていますが、無理なく続けるには「蓄熱」がとても大事です。
エアコンで室内を暖めはじめると、空気だけでなく床・壁・天井も少しずつ同じ温度に近づいていきます。
家がゆっくり温まり、ゆっくり冷める状態ができると、温度の波が小さくなり、体感がやわらかくなります。
結果として、エアコンの風だけに頼らずに済み、省エネにもつながっていきます。
3)FPパネルのつくりが、熱を逃がしにくい理由
少しだけ仕組みのお話をすると、FPパネル(ウレタン断熱材)は柱いっぱいに納まり、余計な空気のすき間をつくりにくい構造です。
そこに空気層を設けず、石膏ボード(室内側の下地材)を直に納めることで、熱が壁の中へ抜けにくく、室内側にとどまりやすくなります。
その結果、石膏ボード自体に熱が溜まり、輻射熱(ふくしゃねつ/体を包むように伝わる熱)がじんわり出てきます。
「風は強くないのに、なんだか暖かい」——そんな感覚の背景には、この蓄熱の働きがあります。
完成見学会は、写真では伝わりにくい“空気のやわらかさ”まで確かめていただける機会です。玄関まわりの納まりや質感とあわせて、蓄熱による心地よさも、ぜひ現地で体感してみてください。
完成見学会(3/7・3/8)は【予約制】です。公式LINEのチャットに「見学希望」と送ってください。空いている時間をご案内いたします。





