空が映る窓と、外壁の陰影「BABEL」
今日は、当社施工事例「BABEL」の外観写真をご紹介します。空を映し込むスクエア窓と、SGLガルバリウム鋼板のタテハゼがつくる陰影が、この建物の表情を支えています。外観は「派手さ」よりも、積み重ねた設計と施工の精度がそのまま出る部分だと感じます。
1)空がミラーのように映る、スクエア窓
吹き抜けの2階部分に設けたスクエアな窓は、見る角度や時間帯で印象が大きく変わります。
Low-E遮熱ガラスの反射で、青空や雲がミラーのように映り込み、外観に静かな動きが生まれました。
シルバーの外壁にブラックフレームの縁取りが効くことで、輪郭が引き締まり、建物全体が端正に見えます。
窓は室内のためだけでなく、外から見た“余白”や“重心”も含めて考える必要があります。
その積み重ねが、飽きのこない外観につながっていくと思っています。
2)外観のバランスは「窓の形と配置」で整う
外観をつくる要素の中でも、窓の形状と配置は特に影響が大きいところです。
大きさだけでなく、壁の分割(外壁のライン)との関係、軒や開口の位置関係まで含めて整えていきます。
室内側の使い勝手を優先しながらも、外から見たときに“納得できる姿”になっているかを何度も確認します。
少しのズレでも、建物は不思議と落ち着かなく見えてしまうものです。
だからこそ、最初の設計段階で「どこを主役にするか」を決め、意図を揃えて進めています。
3)SGLガルバ×タテハゼの陰影は、図面と職人技で決まる
外壁はSGLガルバリウム鋼板で、当社オリジナルのタテハゼ式ランダム張りとしています。
タテの立上りに影ができることで、面がフラットでも彫りが深く見え、表情が出てくれます。
このランダムな意匠も、感覚任せではなく、施工図でピッチを決めて組み立てています。
現場での納まり(部材同士がきれいに収まること)まで想定しておかないと、狙ったラインにはなりません。
そして最後は、板金屋さんの確かな技術があってこそ完成する仕事です。
地域の職人さんと一緒に、丁寧に作り上げられた一棟だと改めて感じました。
外観は、素材の良さだけでなく、窓の配置やラインの整え方、そして現場での精度がそのまま表れます。「BABEL」の写真が、家づくりの見方を少し広げるきっかけになれば嬉しいです。
外観デザインや外壁素材の選び方で迷われたら、まずは公式LINEからお気軽にご相談ください。施工事例も交えながら、分かりやすくご案内します。
寒波前の青空と、外回りの仕上がり確認
今日は、明日から寒波が来るとは思えないほどの良いお天気でした。

真っ青な空に、朝から月がくっきり。福井の冬とは思えないような空気感です。
午前中はお客様と打合せを行い、その後、現場もご一緒に確認してきました。

外壁の板金工事が完了しました。両サイドは SGLガルバリウム鋼板の目地無し・平スパン張り、中央は 段葺き の切り替えです。
下屋の軒先が平スパン側に食い込まないようにすること、サイディングへの切り替えラインが上部の出隅ときれいに揃うことなど、細かい納まりは施工図で指示して仕上げてもらいました。

2階のコーナー窓のアクセントとなる庇部分も、コーキング工事まで終わり、狙い通りの納まりになりました。こういう庇のラインが整うと、建物全体の印象が一段引き締まります。

ついでに屋根の上からも撮影。板金に波打ちがなく、とてもきれいな仕上がりです。青空がよく似合いますね。

屋根端部のつかみ(押さえ)の納まりも、いつもながら丁寧で美しい仕上げ。こういう見えにくい部分こそ、仕事の質が出るところだと思います。

室内は内装工事前の状態で、スッキリ片付いていました。来週からはいよいよ内装工事が始まります。仕上がっていくのが楽しみです。
コンパクトでも叶うロフト収納
コンパクトな家づくりで悩みやすいのが「収納量」です。床面積を増やさずにしまう場所を確保する方法として、今回はTN邸のロフト(小屋裏収納)をご紹介します。使い勝手と空調の工夫もあわせてお話しします。
1)“床を増やさず”収納を増やす考え方
コンパクトプランでは、各部屋の収納を欲張りすぎると居室が窮屈になりがちです。
そこで有効なのが、普段は出番の少ない物をまとめられる「ロフト(小屋裏収納)」です。
小屋裏収納は、屋根の下の空間を活かして収納に充てる考え方で、暮らしの余白が作れます。
衣替えの衣類、季節家電、思い出の品など、出し入れ頻度で置き場を分けるのがポイントです。
“しまう場所が決まる”だけで、日々の片付けが驚くほど楽になります。
間取りの早い段階から「何をどこに収めるか」を一緒に整理しておくと、無理のない収納計画になります。
2)狭い開口でも、中は11.5畳の広さ
TN邸のロフトは、入口の開口はコンパクトですが、中に入ると11.5畳分の広さを確保しています。
屋根なりの勾配天井になるため、背の高い収納より“置く・積む・並べる”が向く空間です。
床をしっかり仕上げておくと、ケース類の移動もしやすく、保管のストレスが減ります。
また、梁や柱が見える空間は、構造が素直に伝わって私は好きな雰囲気です。
こうした「小さな工夫の積み重ね」が、コンパクトでも暮らしやすい家につながりますね。
3)はしご階段と空調の工夫で“使える収納”に
ロフトへは2階ホールから、はしご階段で上がる計画にしています。
限られた面積でも動線を崩しにくく、ホールの一角に納まりやすいのが利点です。
ただし勾配が急になりやすいので、手すりなど、安全面は丁寧に整えます。
ロフト奥にはエアコンも設置しており、吹き抜けに面した窓を開ければ階下へ空調が送れます。
FPの家の屋根遮断パネルを使用することで、この空間が夏でも快適な空間に作ることができます。
コンパクトでも、収納と空調をセットで考えると暮らしの余裕が生まれます。福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。
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