FPの家の特集ページ
今日は、溜まっている事務処理と設計作業。お昼にはお客様来社打合せ。午後も電気屋さんがおいでになったり、お客様がお見えになったり。そのほか現場確認など。
あれこれ、やることがたくさんあるのですが、優先順位を決めて、どんどん進めます。
さて、FPの家のホームページに先日受賞したデザインアワードの特集ページが開設されました。
今回は、図面と写真を追加していただき、コメントも長い文を載せていただきました。
本当は写真も文章もまだまだ語りつくせないことが多いのですが、なにより誰より、お施主様にご満足していただく家であることが第一ですから、語りつくせない内容はお客様と私との共有事項ですね。
今回、FPの家のデザイン集の建物も一新されました。
こちらにも、当社の建物4物件が掲載されております。それぞれに特徴のある建物ですが、こちらもどれを見てもわが子のように愛しいですね。
当社の建物は、他にももっと紹介したい建物がありますので、そちらは当社の建築事例をご覧いただきたいと思います。
さて、今日の1枚。
2階の階段ホールですが、せっかく壁があるので、ギャラリーとして絵を飾らせていただいて写真を撮りました。
夜の見学会5日目
今日は、福井も雨になりました。午前中は経理と振込作業に追われて、午後は現場でしばらく作業。戻って設計作業をして、夜はお客様2件ご案内でした。
夜に神戸から長男が帰ってきて、見学会を見に来てくれました。建築を学んでいる最中なので、かなり刺激があったようです。
本当に今回の建物は、いろいろと新しい試みに取り組んだ作品で、大変ではありましたが、徹底したコーディネートの大切さも、より強く感じることが出来ましたね。私自身も勉強になったと思います。
さて、今日の1枚。
夜のライトアップを、側面から撮ったものです。
まっすぐな屋根の直線と、軒天の曲線に光が当たって、壁面がゆるやかにカーブしていることがわかります。
外壁のライトアップまで、認めてくださったお施主様に感謝したいですね。
夜の見学会4日目
今日は、朝一現場廻りとエアコン工事打合せ。その後、基礎天端レベル出し作業。
午後は、時間を作って設計作業を。夜は見学会で2件ご案内をさせていただきました。
見学会を夜にやらせていただくと、照明計画に力を入れている自分としては、とてもお見せしたいところを見ていただけるので、満足しておりますね。
さて、今日の1枚。
2階の階段ホールです。照明は最小限に抑えて、ダウンライト2個だけ。それも真ん中に付けてないところがこだわりです。
意味なく真ん中に付けても、空気を照らしているだけで、メリハリのない空間になりますからね。
この写真では、デザインした手摺の影が伸びて面白いと思います。
左に見えるグレーチングは、もちろん歩くことができます。ご主人がぜひ付けてほしいというご要望で計画しましたが、ホールの真ん中に階段を降りていくようなプランになって面白い感じになりました。
でも、贅沢な空間の使い方ですね。でもこの空間が2階空間を伸びやかに見せてますので、やはり現物を見ていただきたいものです。
明日から夜の見学会
今日は、午前中は毛矢の現場で備品の取付。その後日之出の現場でアンカーセット作業。午後からは、設計と事務作業。夕方から用事があって金沢まで行ってきました。
さて、いよいよ明日から見学会です。今回は初の試みですが、夜だけの見学会。ご事情があり、夜がダメなお客様については、土日の日中にお時間を決めて、ご案内をさせていただきます。
まだ、お申し込みは随時受け付けていきますので、ご連絡くださいませ。
照明の写真ですが、手前にガラスがあるのがわかりますか?
何を撮っているのかわからないような写真ですよね。見学会に来るとわかりますが、種明かしは、また改めて日記に載せますね。
では、明日からの見学会よろしくお願いいたします。
デザインアワード/ゴールド賞受賞
今日は、午前中施工図のチェック。午後から日之出の鉄筋工事の確認と、毛矢の現場へ明日のクリーニングのため養生めくりに。
家具屋さん、電気屋さん、設備屋さんが入っていて養生めくりは夜にすることにして、夕方、工事関係者の会長さんのお通夜に。その後、松岡の現場確認の後、養生めくりに行って帰りは10時でした。
今日はうれしい発表がありました。FPの家デザインアワード2014のコンテストで、当社のKM邸がみごとゴールド賞を頂きました。
当社でノミネートが5件あっただけでも嬉しかったのですが、まさか賞に入るとは思ってもいませんでした。
お施主様にも、お昼にメールしましたら、とても驚いて、また喜んでいただけたようです。住まいはお施主様との共作ですからね。お施主様の個性があって生み出されたものです。KM様本当にありがとうございました。
思い返すと、予定外のお客様でもあったのですが、ご事情があり、冬からの工事スタート。2012年12月くらいからの日記を読み返すと、あの時は大変だったなと・・・。思い出の建物でもあります。
今はこの写真よりも木を植えられたり、少しずつ手をかけてくださっています。だんだん緑に囲われてくるのが楽しみですね。
ちょっとだけ中身もお見せします。
この空間に身を置くと、何とも気持ちいい。本当は写真以上に、実物のほうがいいと思います。それにもっと紹介したいところがいっぱいある建物です。
和の空間の夜の雰囲気も、とても落ち着きがあります。チャコールの畳がやさしい色の壁紙をキリッと引き締めてくれますね。
当社の造る住宅は、けして豪華ということではありません。あくまで等身大で身の丈に合った建物を造ります。
どなたが見ても、いい家だなぁって思える・・・。そんな家造りがいいなと想っております。
多摩美術大学 図書館
今日は、午前中パナソニックリビングフェアにお客様と仕様確認打合せに。午後は施工図を書いてから現場で墨出し作業でした。
外で作業していても、梅雨も上がったような夏のお天気に感じましたね。
昨日は、オープンキャンパスから帰る新幹線を、予約を変更して早く帰ったのですが、それが幸いでした。今日のニュースを見ると、夕方から豪雨で乗る予定の新幹線あたりがストップしてたみたいで・・・・。助かりました。
さて、昨日紹介した、多摩美術大学の図書館をご紹介します。非常に優れた技術で造られた建物で、見学者も絶えないとか。
まず、外壁面ですが、曲面ですよね。この曲面にアーチの窓。これもみんな大きさが違う。
しかも壁にピタッとガラスが貼りついていて・・・。つまりガラスも曲がっているわけです。
内部は、柱というよりアーチの壁が、建物を支えています。
普通なら90度に構成しますが、さまざまな角度にアーチがかかっています。
写真ではわかりませんが、ここの床、土地の傾斜に合わせて坂になっています。建物なのに床が水平じゃないんですよ。でもこれも実際にはぜんぜん違和感を感じさせないもの。
外の通りの坂道と同じ流れで、出入口が二つあって、段差もなく、自然に通り抜けができるような設計になっています。オープンスペースがとても生きた設計です。
床に傾斜があるので、椅子も起き上がりこぼしみたいになっています。床の設置面で動くんですが、座ると以外に安定する椅子です。他にも球状のクッションの椅子もあったのですが、これもこの傾斜をカバーするデザインでした。
階段も、曲がっていて、支えが柱1本で浮いているように見える。
2階の読書室。普段は撮っちゃいけないみたいなんですが、聞いたらいいってことで。お邪魔しました・・・。
スチールの本棚。間仕切りであり、オブジェみたいでいいですね。
本棚も曲がっています。こういった備品関係は、こちらの大学の環境デザイン科の客員教授である、藤江和子氏のデザインだそうです。
優れた技術と、機能性と、快適性と・・・、押しつけがましくなく、けれど心地よい刺激を与えてくれる、とてもいい建築でした。
作り物
今日は、朝から現場で作業。土曜日ですが、たくさんの業種が工事に入ってくれました。
大工さん、設備屋さん、キッチン屋さん、家具屋さん、外構屋さん、そして最後にクロス屋さん。仕上げ工事の段階は、いろんな工事が入ってきて、気を抜けないですね。
でも、それぞれがいい感じで、仕上がりが楽しみです。
私のする作業も、ちょっとひと山越えたかなというところです。
これは、昨日取付けたのですが、鉄骨フレームの作り物。なんだろうって品物ですが、機能を考えて作ったものなんです。
今回の建物は、普通に考える間取りとかでなく、細かいディテールや、作り物に大量の設計や労力を費やしました。
当社はいつもそうなんですが・・・。今回はいつも以上かなって感じます。
吹抜手摺
今日は午前中、毛矢の現場の吹抜けと階段廻りの手すりの取り付け作業を行いました。
午後は、図面と発注作業。松岡の現場のコーキングが終わって、確認と外回りの外壁クリーニング。明日には足場がばらされるので、急ぎ作業をしました。
その後、三国の外壁塗装の現場へ、足場が外れた後の確認作業。こちらも梅雨の最中ではありましたが、なんとか無事完了。ひとつ肩の荷がおりました。
夕方になりましたが、再度毛矢の現場で、手摺の残工事。帰りには日之出の現場の基礎工事の進捗確認。 現場をいかに効率よく廻るかを、毎日考えていますね。
さて、床の養生はそのままですが、吹抜け側に付けた鉄骨の手摺です。
天窓の光も今日は幻想的に見えました。
新型換気システム/デザインアワード
今日は、午前中は設計と見積作業。午後は現場打合せ。その後はまた設計作業でした。
午前中に、昔から採用している換気システムのガデリウスさんというメーカーが事務所に来てくれました。
換気システムの本場のスウェーデンのメーカーですが、新しい換気システムが出たという事で、現物を持ってきてくれました。
こちら、蓋を開けて、ファン本体をメンテナンス用に開いた状態の写真です。これまでのものをご存知の方は違いがわかると思いますが、初めて見る方はわかりませんよね。
大きな違いはモーターがECモーターという省エネにつながるモーターとなったこと。それと、ファンの形状が大きな羽に変わっています。
今までのは、よく言うシロッコファンの形状で、細かい羽がいっぱい付いているものでしたので、お掃除も羽を外して洗っていました。しれが、今回は外さなくても雑巾くらいで拭いて取れるようです。
正直、機械が変わらず、使い続けられるというのが、好きな理由のひとつでもあったので、こういうのが出てきたときの気持ちは半分半分ですが、時代の流れ的には一定の期間を経ては仕方ないのかなとは思います。
現行の機種も、販売を続けるようですし、メンテナンスもモーターの取り換えなどできますので、当社のお客様のお使いのものも使い続けられます。ご心配なく。
さて、お知らせですが、「FPの家 デザインアワード2014」というのが始まりました。FPの家のホームページを見ていただくとご覧いただけますし、上記文字をクリックしていただければご覧いただけます。
当社からも応募しました分、全部載せていただけました。地区の中から5点が選ばれてということでしたので、1点でも載せてもらえればと思いましたが、多めに載せていただけて感謝いたします。
こうした催しはどんどんやっていただいて、FPの家も性能だけじゃなく、デザインでも優れたものが作れるんだという情報活動をしていっていただきたいものです。
新町別邸その3
今日は、朝一現場確認。お昼にも現場打合せ。そのほかは設計と見積もり作業でした。
今日は、ホテルの客室の写真です。
ツインの部屋にもう1台ベッドを入れているので、けっこう狭いですが、シンプルに仕上がっています。
注目は、障子に明かりが入っているところですね。障子は向こう側に明かりがあってこそ活きますものね。
ほんとに狭いところに、LEDが仕込まれています。そのバックも遮光性のロールブラインドで閉じているので、これが外の光にも影響されず、必要な光だけを反射して、きれいに見せているんですね。
ロールブラインドのサイドレールが、窓に隙間なく納まっています。完全遮光ですね。ですから、朝起きても真っ暗です。
メカとチェーンの納まりも工夫していますが、職人さん泣かせだったでしょうね。
たぶん、ツインだと窓側にあるだろうと思われる椅子のセットは、壁掛けTVの前に来ていました。
この壁掛けTVの納まりは、うまいことしているなと思いました。
通常、配線など壁に埋め込まないといけないし、壁の補強もしないといけないのが壁掛けTVなんですが、うまく配線スペースを持ち出して利用しているようです。
薄くてもいいんですよね。配線が通れば。そして補強材も入れられるし…。デザイン的に処理した好例ですね。たとえリフォームでも、この方法ならかっこよく、機能的に作れそうです。