見学会1日目
今日は、見学会1日目でした。9組のお客様にご来場いただきました。
今やっと、ホッと一息ついていますが、今回も皆様に好評価をいただきとてもうれしく思っております。
壁紙などもいろいろあって楽しいのですが、納まりや貼り方の苦労など、大工さん・クロス屋さんの技術的苦労もお話して、ご理解いただけたこともよかったかと思います。
お昼の時間に、家族がそろって見学に来てもらい、息子のかっちゃんにも住みたいくらい好きと言ってもらいました。家族に評価してもらうのも励みになります。
外観のシンプルさから想像がつかないくらい中身が濃いというのが、当社の建物の特徴かもしれません。特にまた珍しい内装の家になりましたので、また明日もありますので、この機会にぜひご覧いただきたいと思います。
ウッドデッキ完成
今日は、ウッドデッキが完成しました。
ウッドデッキは、材料ともに外構屋さんにお願いすることも多いのですが、今回は材料は自分で発注し、図面を書いて大工さんに作ってもらいました。
とてもシンプルですが、よく見ると大工さんのこだわりがあって、目透しの納まりできれいに納まっています。
材料が固い木なので、何本もビットやドリルが折れるくらい。でも水に強く丈夫な木ですから、安心です。
正面のバッテンの手摺も完成しました。あとは駐車スペースのコンクリートと植栽です。
明日から外構は工事に入ります。
自分を表現する。
今朝起きたら、次男のかっちゃんが美術の作品の宿題をまだ行っていました。その作品がこちら。
学校に持っていく前に撮影しました。朝しばらくだけ寝ているときに事務所に持って行って撮影したので、何なのかはわかりません。
開口部にきっちりと糸が織り込まれています。
ベースの切り抜き部分が、浮き上がっています。
真上から映すとこんな感じ・・・。
家に帰ってから説明を聞いたら、段ボールを使って自分を表現してみるという課題だったそうです。
下のベース部分に文字が書かれていて、自分の将来の夢である「DESINER」と書かれていて、その上にかぶさっているのはドリームキャッチャー。
この網に悪いものは引っかかって取り除かれたうえで、自分の夢の部分が起き立っていくというイメージのようです。
本当は、段ボールと粘土を使って表現するという課題だったそうですが、粘土は今回のイメージに合わなくて、あえて使わなかったとか。
先生の採点はそれで悪くなったとしても、自分の意思を貫いて、糸を使うという独自の発想をして、根気強く丁寧に、自分の作品に取り組んだことを褒めてあげたいと思います。
壁からボルト
今日は、朝から強い雨の降る、あいにくのお天気でした。
今日は作業も室内に限られましたので、私もおおむね事務作業と設計作業となりました。
今日の写真は、以前に施工写真としてちょっと載せたことがあるものです。
どういう使い方をするかは、また見学会で表現できればと思うのですが・・・。
お施主様の発想によるもので、なるほどなと思いますよ。
自転車の・・・
今日は、資産税課の検査と完了検査がありました。
ユニークな壁紙の仕上げなどに興味をもたれて「おもしろいものを見せてもらいました。」とおっしゃって帰られました。
こんな壁紙も貼ってある所があります。どこにあるかはまた見学会でご覧いただければと思います。
クリーニング完了
今日は、プランも作成できて、お客様にとりあえずお渡しすることができました。昨日の夜から書き始めたので、出来上がるまで心配でしたが・・・。
朝は、勝見の現場に昨日乗り切らなかった残材を引き上げに行き、クリーニングを業者さんにお願いしました。晩に大島台の現場に行き、進捗の確認とごみの引き上げ。そのあとクリーニングの仕上がりを見に行きました。
こちら玄関ドアと外部の板張り部分ですね。お客様が購入して送ってくださったポーチライトが、雰囲気よくドアと外壁を照らしています。LEDのダウンライトもしこんであり、板張りの外壁をやさしく照らしていますね。
内部もきれいになりました。もっと写真をお見せしたいところですが、これから追々にいたします。
見学会は11月の3日と4日の土日に行う予定です。もう予約が入り始めておりまして、HPでも告知しないといけませんね。また予約のお客様のみお受付せさせていただく予定です。お楽しみに。
いつも新鮮に
今日は、午前中お客様来社打ち合わせ。午後からは現場でまた塗装作業の続きでした。
明日は現場でコーディネートの最終打ち合わせがあるので、大工さんも手摺関係を今日のうちに造り付けてくれました。
だいぶいい感じに見えてきました。あとは壁紙ですね。
先日お話を聞かせていただいた、建築家の伊礼智さんは、設計段階でお客様との打ち合わせは終えて、工事に入ったらまったく打ち合わせはしないとおっしゃっていました。
テイストが決まっているので、あとはお任せということになるのですね。たしかにその方法の良さはいろんな点であります。コーディネートがぶれない点や、手間とかコストも違います。
でもなんだか作り手サイドの利点が大きいようにも思ってしまいます。お客様の個性を引き出す家造りと考えると、もっと可能性があってもいいなと思いますね。
私自身が、いつも同じではないものを求めていて、その新しいものの元になるものをお客様から引き出したいと考えています。
今度の家はこんな風になりました。と毎回新鮮なイメージが吹き込めるといいなと考えていますね。
思い切り良く
今日は現場で、造作材の加工と塗装作業を行いました。
ちょっと出っ張るカウンターがありまして、最初は図面通りに90Rのアール面を切り出してサンダーで丸く加工したのですが、現場合わせをして見て、どうもしっくりこない。
あっさり斜めカットがいいと考え、思い切ってカットしました。(実は2か所造ってありましたが2か所とも・・・)
これって、人に頼んで作っていたら、なかなかせっかく作ったものに対して言いにくいところですが、自分で作っていますから英断が出来ますね。
図面でも検討はしているのですが、さらに現場で検討する。そんな繰り返しですね。手間はかかりますが、そうやって進歩していく過程もまた楽しいものです。
切り取ったアールの小片は、取っ手にでも使えそうで、また再利用できたらと考えています。
標準化について
今日は、FPグループ北信越の企画で、新潟の上越まで勉強会に行ってきました。建築家の伊礼智さんの講演と、新建ハウジング取締役の三浦祐成さんの講演です。
伊礼さんは、小さな住宅の設計で、すばらしい作品を多く作られている方です。今回直接お話を聞くことが出来て、とても納得しながら勉強させていただきました。
居心地のいい空間を、寸法をおさえながら作り込んでいらっしゃいます。その寸法は、これまでに様々な建築を見ながら、心地いい寸法を学んでこられた経過もお話いただきまして、ただいきなり出来たわけではないということも共感を覚えましたね。
お話の中で、「これも標準化しました。」という「標準化」という言葉が何度も出てきました。実は標準化というと、私どもはハウスメーカーの規格住宅みたいで、どちらかというと嫌う言葉なのですが、あとで三浦さんも解説してくださったのですが、これはプロとしての仕事の証だと。
本当に考えに考えて、これがベストだというところまで練り上げたものが、ここでいう「標準化」なんですね。
もちろん標準化することで、各納まりが良くなり、仕事としても職人さんにもわかりやすくなり、きれいに納められるようになる。ひいてはローコストにもつながるという話でもあります。
実は、こういう作業は設計をする者にとって、あたりまえにやっていることで、当然ながら当社でもいろんな部分で標準化がはかられています。このことについては、職人さんや大工さんとは話し合いますが、お客様に尋ねる部分ではありません。まさに任せていただくというプロの仕事の部分ですね。
そういう標準化があってこそ、当社でも高い性能維持、気密測定でもトップレベルの数字が出せるようになっています。ある意味、安易に変えられない部分でもあります。
標準化を進めるということは、どんどんレベルアップをはかっていることなのですね。
今度から胸を張って言い切ってもよい言葉だなと感心しながらお聞きしたお話しでした。