デッサン
今日は午前中、次男のかっちゃんを連れて福井高校のオープンスクールに行ってまいりました。ここにはデザイン科があるということで本人の志望校になっています。
最初にバトン部、吹奏楽部、チアリーディング部などの催しを見せていただきました。高校生にもなるとやっぱりうまいですね。
その後、各科に分かれて実習などを受けられます。パソコンで絵を描いたり、布を使った小物づくりみたいなのもあったのですが、息子はシンプルなデッサンを選びました。
紙粘土であらかじめ作ってある模型を自分で選んで、解説もそこそこにすぐ実施。鉛筆で描いていきます。描き方、注意点など手を動かさせながら先生が指導していきます。
こちらも聞いていて、なるほどと感心しました。実際やらせてもらうともっとわかるのかもしれませんね。
1人づつ見て回って、あれこれ指導してくださるのですが、息子にはほとんど声もかかりません。ほかの生徒には代わって描いて見せたりしておられたのですが。
休憩を挟みましたが、約2時間集中して描かせて、最後に9人しかいなかったので、黒板に貼って論評をいただきました。そこで、息子の作品が先生に褒めていただきましたね。
もう一人の先生がみんなで良いと思うものに1回だけ手を揚げようということになり、息子はよその生徒さんの作品に手を挙げたのですが、結果息子の作品に7人手があがりました。
作品は離れて見て、やはり立体的に見えることも大事ですし、その作品に込める想いというものも表れて大切である。という話を先生はおっしゃっていました。これは何においてもいえることですよね。
デッサンというのは基本中の基本で、これが出来てはじめてパソコンであれ他の道具を使ってもうまく描くことが出来るようになるとのこと。付き添いで来ている私もとても勉強になりました。
息子も楽しかったと喜んでいました。中学の授業では騒がしくて集中ができないようです。環境も大切ですね。この学校は環境も整っている良い学校だと感じて帰ることが出来ました。
窓リフォームなど
今日は、午前中現場で床材の塗装作業を父にも手伝ってもらって行いました。父もやりだすと根気がよくて、休まずにやるものだから、数を決めてやってもらうようにしました。無理のないように、でも助かります。
午後はご近所のお宅でリフォーム工事をさせていただきました。段取りは先月出来ていたのですが、ご主人がお忙しくなかなかお休みがなくて、今日の日になりました。
ウッドワンの無垢の木の内窓で「MOKUサッシ」です。樹脂のものよりやはり質感は良いですね。
まだ新しいお宅なんですが、お隣に面した大きな窓をなんとかしたいという相談をいただき、ご提案しました。
ペアガラスは入っておりましたがアルミサッシで・・・。やはり大きな窓は熱が逃げやすいですからね。7kWの大きい蓄暖も入っておりますが、冬に蓄暖だけではもたず、エアコンも併用していらっしゃったようです。
今回は奥様のご要望で、うっとうしいカーテンを取り払い、明るい白の木枠のものに格子を入れたものをお選びいただきました。部屋がすっきり明るくなったように感じます。
この後、このサッシの下にカウンター家具を取り付ける工事もお話いただいております。
今日はこれ以外にも、電気屋さんに来てもらい、TVの位置とドアホンモニターの位置を動かすための工事も行いました。午後はそんなわけで工事につきっきりになりましたが、なんとか納まってホッとしております。
片引き戸
今日は、内部建具について。
下の写真は、UD邸のトイレの入口を写したものです。
開きのドアにすると、なにかと使いにくくなるので、今回は片引き戸でのご提案。
しかし、片引き戸の場合、閉じているときの建具枠が、ちょっと見た目がスッキリしません。アウトセットという枠のない建具を付ける方法もありますが、ここでは廊下が狭くなってしまいます。
そこで、今回の建物は枠をホワイトにして、壁紙と同化するようにしました。これだと枠が目立たなくて、スッキリ見えますね。
蓄暖カウンター
今日は、朝から現場でユニットバスの施工が入るので指示に行ったのですが、作業員さんと運送屋さんが、現場がすこぶる涼しいので目を丸くしておりました。エアコンの効いている工事現場なんてあまり考えられないですものね。
できる事なら、良い環境の中で、良い仕事を残してほしいというのがこちらの想いですね。
さて、しばらく休んでおりましたが、UD邸のご紹介です。
今日は蓄暖カウンターです。
こちら玄関勝手口から続きのホールの一角にあり、リビングともつながった位置にあります。
蓄暖の機能としては、冬場に外気が入ってきやすい部分の暖房を補う形と、このホールにある階段や吹抜けからの暖気の上昇を考えての配置です。
カウンターの上にきれいな壁が出来るので、ここにブラケット照明をポイントに付けました。
カウンターは電話台としての機能を持たせているので、カウンターの隠れたところにコンセントなど用意しています。
右側の袖壁部分はマグネットクロスになっていて、メモ紙など簡単にマグネットで晴れるような工夫をしています。ここは他の壁紙となじんでいて気がつかない感じに仕上げていますね。
カウンターのアールは、大工さんとの共同作業で丸くしました。勝手口の出入り口との絡みを柔らかく解消したものです。つねに全体のバランスと機能面を考えながらデザインしなくてはいけませんね。
探し求めて
今日は、午前中設計作業。午後はお客様来社打ち合わせを行いました。
9月から工事にかかる現場のお打合せなので、あれこれまとめて行かないといけません。いろいろな選択肢がある中で決めていかないといけないのは、お客様にとっても大変な作業であります。
ハウスメーカーなんかだと、選択肢が決まっていて楽なのかもしれませんが、それだけ個性のないつまらない家ばかりということで、こんな家造りはやはりしたくないですね。一昔前の家をつくる感じですものね。
どんなに大変でも、新しい挑戦とそこに住むお客様のニーズに合うものを、探し求めて形にしていきたいと思います。
(昨日の夕日:次男のかっちゃん撮影)
掲示板クロス
今日は、明日中間の気密測定を行うため、午前中は現場で気密テープを貼る作業を行いました。現場はエアコンが効いているのでとても快適な作業です。
さて、今日ご紹介する写真は掲示板クロス。
実際の生活をするうえで、忘れ物をなくすために掲示板みたいなもの必要ですね。よくあるのは冷蔵庫にマグネットで貼るもの。でも貼りすぎるとちょっと見苦しくもあります。
そこで、キッチンの近くの壁を掲示板として画鋲が張れるクロスを貼りました。こちらアクセント壁として使えるブラウンがあって、貼ったものがきれいに見えそうです。ちゃんとウォールウォッシャーの照明で照らしております。
こちら見学会の間、見本としてCDを飾るラックを付けてみました。これも画鋲でちょっと取り付けるだけのものですね。こんなのだと子供部屋に欲しくなるかもしれません。
酒生郵便局/パソコンコーナー
今日は、設計事務所勤務時代に設計させていただいた酒生郵便局に行ってまいりました。
長男が生まれたときに学資保険をかけたものが満期となり、ご連絡をいただいてほんとに久しぶりに伺いました。
外壁は杉板張りの建物で、これまでに2回塗装をリフォームされているということで、大切に使っていただいておりました。
こちら、バス停があるということで、地域の方の利便性を考えて、雨宿りできる広いポーチを持っているのが特長です。
中も広く高い天井の明るく快適な局舎で、とても気に入っております。これも局長さんが建築に対して、とてもご理解のある方だったからですね。18年ぶりにお会いして変わらずに親しみやすく、また懐かしかったです。
荒木新保という、福井インターの東側にあたる場所で、なかなか皆さんの目に触れる場所にないのが残念です。でも、ちょっと探してでもぜひ見つけてほしいくらいですね。
さて、今日の写真は、2階ホールにあるパソコンコーナーです。
FPの家だから、廊下でも快適に過ごせますので、こんなスペースでも利用できますね。
奥に見えるのは物干しスペースになります。
こちらは、ロフトから見下ろした写真です。奥にパソコンコーナー、手前が昨日ご紹介したグレーチングの床です。階下が透けて見えますから、初めての人は皆さんちょっと怖いかもしれませんね。
光る床
今日は、午前中お客様来社お打合せ。午後は敷地調査に行ってまいりました。今日は皆さんお感じになったように、少し気温が落ち着いていましたね。
外で作業をしていてもジリジリする暑さはありませんでした。でも、明日からまた暑さが戻るという話もありますので、体調管理は大切ですね。
さて、今日の写真はグレーチングの廊下です。
玄関を入ってすぐの、中廊下にあたる部分の天井に穴が開いているんですね。そこにFRP製のグレーチングをかけました。
以前にもご紹介したとおり、暗くなりがちな1階の廊下に明かりを落とすことが一つ。
FPの家の特徴でもありますが、少ない熱源で、家全体に空調を行き渡らせるための吹抜け代わりにもなっています。
こちらは夜ですが、上から見た写真です。
これが・・・
2階の廊下の照明を消すとこんな感じ。床が光っているみたいで面白いですね。
当社の建物は、見る場所によって面白いアングルがあったり、写真を撮っていても新たな発見があったりします。飽きのこない家になると思いますよ。
仮設エアコン/トイレ造作
今日は、朝一施工図を渡しに現場へ行きましたら、昨日の午後取り付けた仮設の現場用エアコンが効いていて、室内全体がさわやかな涼しさに変わっていました。
室内どこに居ても、まんべんなく効いていて扇風機も不要な涼しさです。6帖用エアコンをロフトに付けていますが、この涼しさは体感してほしくなりますね。
さて、先日の見学会の写真ですが、今日はトイレです。
スッキリしてますね。マルがポイントで、アクセントクロスから照明までマルで統一しています。
こちらは評判の良かったトイレットペーパーをストックする棚です。
以前日記でも紹介した、造るのにとても苦労した造作です。やっぱり手をかけて仕上げた分完成度も高くなったと思います。何事もやるからには徹底しないとね。
現場指示/玄関廻り
今日は、現場で大工さん電気屋さんと打ち合わせ。打合せでいろいろと設計変更をしたので、現場ですり合わせを行います。
設計士が好き勝手を言うような現場指示ではなく、現場の意見も聞きながら、より良く仕上がる方向でまとめていきます。この辺が当社の持ち味ですね。皆が気持ちよく良い仕事ができるように。
今日も青空と雲がきれいでしたね。夏の空も大好きです。気持ちが晴れやかになりますね。何事もおおらかに晴れやかな気持ちでいきたいものです。
さて、今日も引き渡しをした建物を紹介ですが、意外と見せてなかった玄関正面の写真です。南東から撮った写真だと勝手口が玄関と間違えてしまいますが、ちゃんとした玄関がこちらにあります。
玄関ポーチが斜めになっています。これは道路が斜めに走っているものですから、あえて逆らわずにその斜めのラインに合わせて段を造りました。
そのほうが、ポーチも奥行きが出ますし広く使えます。モルタルの刷毛引き仕上げで滑りにくい仕上げにして、雪の季節の安全も図っています。
黒く見えるのは那智黒石。段の部分を目立たせる意味で入れていますが、デザインのアクセントにもなっています。
ローコストな仕上げですが、皆様に評判が良かった仕上げですね。