雨に濡らさない建て方が、家を守る理由

家づくりは、完成してからの見た目だけでなく「建てている途中」も品質を左右します。当社は“建物を雨に濡らさない”を基本方針に工事を進めています。今回は、3/7・3/8に越前市で見学会を行う、間口14.5m・平屋率の高いお宅の建て方写真を例に、その段取りをご紹介します。

隣地をお借りし、地面を汚さないためのブルーシート養生。

1)まず地面を整える。きれいな現場が品質の入口

今回の現場では、隣地の空き地をお借りできたので、最初に広くブルーシート養生を行いました。
地面にゴミを残さないこと、そして足を汚して現場に入らないこと。
この「当たり前」を丁寧に積み上げると、作業がスムーズになり、職人さんの動きも揃ってきます。
結果として、現場が散らかりにくく、安全確認もしやすい環境が保てます。

構造材も基礎上のFPパネルも、建て方当日までしっかり養生。

2)材料も基礎も濡らさない。カビと不具合の芽を摘む

構造材はブルーシート養生をした上に置き、さらに材料そのものも覆って、雨や夜露から守りました。
建物側も同様で、基礎の上に敷き詰めたFPパネル(断熱材入りのパネル)と土台・床合板も、建て方当日までしっかり養生しています。
木材やパネルは、濡れれば乾かすことはできますが、濡れ方次第ではカビの原因になったり、後々の材料不具合の“きっかけ”になることがあります。
だからこそ、「濡らさない努力を先にする」。これが当社の考え方です。

上棟後すぐに屋根の防水下地完了。雨予報でも慌てません。

3)雨予報の日こそ段取り勝負。安全と品質を両立する

当社では、雨の場合は建て方を順延するのが基本ルールです。濡れた足場や材料は滑りやすく、事故につながりやすいからです。
ただこの日は15時頃から雨予報がありつつも、お施主様のご希望もあり、段取りを固めたうえで実施しました。
結果として上棟は14時半に完了し、続けて板金屋さんがゴムアスファルトルーフィング(屋根の防水下地)を施工、外壁まわりのブルーシート養生まで終えた後、15時半頃から雨が降りました。
材料も建物も濡らさず、外回りのゴミもすべて片づけて、きれいに現場を閉めて完了。これが当社の「雨に濡らさない建て方」です。

上棟後すぐに外周養生まで完了。雨予報でも慌てません。


雨に濡らさないのは、神経質だからではありません。構造材やパネルを守ってカビや不具合の芽を減らすこと、そして何より工事の安全性を守ること。その積み重ねが、住んでからの安心につながると考えています。


3/7・3/8(越前市)の完成見学会は予約制です。見学ご希望の方は、公式LINEから「見学会希望」と送ってください(ご都合が合わない方も別日相談を承ります)。

監視カメラで気づいて現場へ。強風前の養生確認

今日は、午前中に町内会の通常総会がありました。
今年は副会長を務めることになり、行事に時間を割く場面も増えそうです。日頃お世話になっている町内の皆さんの、お役に少しでも立てればと思います。

午後は、寒波の影響で風が強くなってきました。心配になって越前市の現場の監視カメラを確認すると、石膏ボードのゴミ袋に掛けてあるブルーシートがめくれているのを発見。
すぐに現場へ向かい、ビニールひもでしっかり縛り直してきました。


雲の流れも速く、ちらっと青空が見える時間もありましたが、この後さらに風が強くなる予報だったので、早めに手当てできてひと安心です。

監視カメラ確認
事務所に戻ってから改めてカメラを見ると、現場にはうっすら雪が積もっていました。福井市のほうも積もってきています。明日まで続きそうですが、成人の日でお休みの方も多いと思いますので、移動の際はどうぞお気をつけください。

2026年元旦 「いのちを守る」家づくりを一歩先へ

2026年のご挨拶(年賀状デザイン)
新年あけましておめでとうございます。

本年も、住まいづくりを通して皆さまの暮らしに寄り添えるよう努めてまいります。

年賀状は今回で一区切りにしつつ、新しい挑戦として「構造」から家の安心を高める一年にしたいと思います。

年賀状じまいと、変わらぬご縁

毎年、年賀状の画像をブログに貼らせていただいてきましたが、今回で年賀状じまいとさせていただきます。
時代の流れもありますし、郵送の形は一区切りにして、別の形でご挨拶を重ねていけたらと思っています。
とはいえ、ご縁が薄くなるわけではありません。むしろ、日々の現場や発信の中で、顔の見える関係を続けたいです。
お施主さま、協力業者さん、職人さん、そして地域の皆さまに支えられて、私たちの仕事は成り立っています。
昨年もたくさんの出会いと学びがありました。本当にありがとうございました。
本年も、ひとつひとつの住まいに誠実に向き合いながら、丁寧に積み上げていきます。

構造計算の内製化に向けて学び直す

今年、しっかり取り組みたいテーマの一つが「構造計算の内製化」です。
構造計算というのは、地震や積雪などの力に対して、家がどう耐えるかを数字で確かめる作業のことです。
これまでも耐震を大前提に間取りを組み立ててきましたが、学びを深めて、より理にかなった判断ができるようになりたいと思っています。
M’s構造設計さんの「構造塾」で学びながら、感覚や経験だけに頼らず、根拠を持って設計できる状態を目指します。
「ちからわざ」で無理に固めるのではなく、無駄が少なく、結果としてコストにもやさしい構造計画が理想です。
安心は見えにくい部分だからこそ、こちら側がきちんと整えて、お客様にお渡ししたいと考えています。

「くらしといのちを守るため。」を、当社の現場で形に

私たちは以前から、FPの家は“シェルターのような住まい”だと感じてきました。
高い断熱性能は、寒さ暑さだけでなく、災害時の体力消耗を減らす助けにもなります。
そして耐震は、言うまでもなく命を守る土台です。だからこそ、構造用の集成材と金物工法(接合部を金物で強くする方法)を標準としてきました。


昨年、FPの家がリブランディングを行い、「くらしといのちを守るため。」というテーマが掲げられました。
新しいロゴには、その想いがまっすぐ込められているように感じます。
私たちも、まず“命を守る”という原点から設計を始め、そこにライフ・コアらしいデザインと使いやすさを丁寧に重ねていきます。
今年は、学びも現場も、もう一歩先へ。皆さまのお役に立てるよう努力してまいります。

本年も、一棟一棟を大切に、安心と居心地を積み重ねてまいります。福井で注文住宅や工務店のことなら(株)ライフ・コア デザインオフィスにお任せください。

  1. 家づくりのご相談・資料請求は、公式LINEからお気軽にどうぞ。写真を送ってのご相談も歓迎です。
  2. 見学会や最新の施工事例は、公式LINEで先行案内しています。まずは友だち追加してお受け取りください。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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