省エネ政策の改悪
ネットで調べていたら、北海道新聞で「省エネ政策まとまる」という記事があって読んでみました。そしたらガッカリ・・・。
11年前の古い「次世代省エネ基準」が今回改正されるというのですが、これが下記の記事のように。
各地域ともQ値に変更はなく、気密性能(相当隙間面積)、気密層施工、暖冷房、換気量などの基準が削除され、断熱性能と省エネ性能(暖冷房負荷)だけを規定する案となっている。
まさかと思いましたが、ひどい話です。改悪じゃないですか。
これは気密が取れない家を作っている大手企業の圧力でしょうか?天下りがはびこっているからこんなことになるのではと、勘繰ってしまいます。
全体の底上げをするためと言ってはおりますが、そのなんでも標準にして皆おなじ顔しようとする個性をつぶす政策が、日本の悪しきところですね。
これだから、日本の家は良くならない。もうくだらない政策はやめてもらったほうが得策ですね。優れた仕事をしている人たちの足を引っ張るだけだと思います。
こういうレベルの低いバカな政策には溺れず、正しい道を進んでいきましょう。
新築でも結露だとか・・・
今日は、午後に職人さんが来て、いろいろとお話をしていたんですが、新築のお宅でもサッシにすごい結露をしているのを見たという話がありました。
私もFPの家に慣れてしまって、窓の結露を見ることがないものですから、現状はそうなんだなと改めて考えさせられました。
新築のお宅ですので、断熱材も入ってサッシもペアガラスということですが、それだけで結露は防げるものではありません。
サッシ自体の性能もありますし、気密や計画換気に加えて、空調をきちんと行っているかが問題であろうと推察します。
たとえ、高気密・高断熱で計画換気もされていたとしても、部分暖房でおわらせていたら、やはり結露が発生する部分が出てくるでしょう。
基本は24時間全館暖房することなんですね。家の中に暖かいところと寒いところを作れば、寒いところに水蒸気が流れて結露が生じようとします。
24時間全館暖房なんて、エコじゃないし出来ないと思われるかもしれません。でも、住む人の健康、家自体の健康を考えたら、そういう方向に進めていかなくては結論がでない事柄なんですね。
もちろんガンガンに暖めよという話ではありません。優れた住宅は、室内が20~22度でちょうどいい暖かさになります。それで結露は無くなります。
断熱、気密、計画換気、そして24時間全館冷暖房をセットで考え提案できることが、家造りで本当に大切なことなんですよ。


