素材が大切
今日から、当社も通常の仕事に戻りました。
長いお休みをいただきながら、自分だけの時間もほぼ無かったので、仕事は溜まっていて、あれこれ作業と段取りを進めました。
正月から、地震の事が頭から離れず、ずっとモヤモヤが解消しない感じですが、いろんな面で出来ることからやっていきたいと思います。
休み中は、次男と過ごす時間が多くとれて、またいくつかデザイン系のセレクトショップを見て回って、いままでとモノの見方が変わった気がしております。
やはりモノの価値として、「素材」が大切であるということ。
こちら、以前に外構屋さんが外構に使うものとして、見本に持ってきてくれた割り石です。
たとえ、ただの石ころであっても、本物です。
どんな場合でも、本物を見極めていかないといけないなと思った次第です。
近頃は、生成AIで何でもできるような風潮となっていますが、今後ますます偽物が出回るようになってくると思います。
偽物と本物を見分けることが難しくなってくる世の中で、本物の価値が下がらないように、モノを見る目を養っていかないといけないですね。
ataW
今日は、午前中は仕事をして、午後から今日東京に帰る次男と出かけてきました。
越前市にある「ataW(アタウ)」というデザイナーさんの商品を扱うセレクトショップです。
お店の方に聞くと、京都の設計士さんがリフォームデザインをされたとのことで、なかなか建物の使っている素材や納まりも勉強になりました。
こちらも、福井の作家さんをはじめ、様々なデザイナーさんの作品が置かれていました。
置いてあるもののセンスが良いのと、ディスプレイの仕方も上手いなと思いました。
やはり心地よい空間づくりは、私どもも出来るだけヒントを探し出し、お客様に提供できるようにしなければと思うものです。
こちらは、隣の建物2階出窓に商品を並べてみたものです。
背景は町中で仕方ありませんが、窓辺にちょっと小物を置くだけで、少し豊かな気持ちになれるかもしれません。
そんな場所づくりを、常にアンテナを張りながら、皆さまにご提案していきたいです。
亢竜有悔
2024年1月3日のブログです。
震災に続き、航空機事故も発生して、なんとも辛いニュース続きの年明けです。
今年は辰年ということで、私も辰年生まれなもので、なんとか良い年にしたいという想いもあります。
竜は、「昇り竜」というイメージも有り、勢いのある姿を想像できます。
その反面、「亢竜(こうりゅう)悔(く)いあり」という言葉もあります。
「天に昇りつめた竜は、後は下るしかないので悔いがある」というものです。
昇りつめるというのは、高慢になり、天下を取ったような気分になること。そして人を下に見るようになれば、そこからは落ちていくしか無いというような意味と解釈します。
なので、そうなってはならないという戒めの言葉ですね。
パッと思い浮かべると、豊臣秀吉のような人物が当てはまりそうです。
私自身は、そんな高い地位に上り詰めたわけでは無いですが、辰年生まれの自分に対して、常に振り返り、反省するための言葉でもあります。
現在の環境に常に感謝して、出来る限り自分が犠牲を払う立場になって、人様のためになる事に努めたいと考えています。
震災のニュースを見て
お正月2日目、ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、お昼に向けて石川の実家に里帰りしてきました。
山中温泉は地盤が固いようで、地震の影響もなく済んでいましたが、テレビで見る地震の被害にあった状況は悲惨です。
自然災害の恐ろしさを見せつけられたことと、建物の崩壊を見るにつけ、ただただデザインに走る建物など、安易に建ててはいけないとつくづく思いました。
木造住宅では、2階がそのままにして、1階がぺしゃんこになった建物がありました。7階建てのビルが横倒しになった姿を見ても思うことがあります。
たとえ、構造計算が成り立っていたとしても、それ以前に壁や柱のバランスの悪い設計がされていたのではないかと考えてしまいます。
火事については、やはり火を使うものを使うのであれば、必ずその備えをしておくことを、あらためて心がけしないといけないと思いました。
建物は、住む人の命を守るものでなければという大前提が欠けてしまうと、自然の驚異に負けてしまいますね。
自然災害は、多くの犠牲を強いられることが、とても辛いことですが、またそこから学んでいかないといけないし、真摯に受け止めていかないといけないなとつくづく思いました。
家族が健康に暮らせる家を
高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、家族で東別院に暮れのお参りに行ってきました。
今日はとても良いお天気でした。
毎年、暮れにお参りをさせていただくのですが、義理の祖母の命日のお参りでもあります。
今回が50回忌になるようで、一区切りかなというところですが、毎年の恒例になっているので、今後もお参り続けるのもいいなと思っています。
ちなみに義理の祖母は、今年解体しました隣にあった父の家のトイレで倒れました。
寒さのためのヒートショックですね。
今、そういうヒートショックの事故の無い家づくりをさせていただいていることを、宿命のように感じております。
家族が健康に暮らせる家づくりを、大切にしないとと想うものです。
土間コン打設作業とお客様宅メンテナンス
高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、朝一に土間コンクリート打設作業を行いました。
こちらは、隣の建物の屋根のある通路部分の土間コンクリートで、金ごて押さえ後の状況です。左官屋さん午後から仕上げ押さえに来てくれました。
こちらは、裏庭のプレハブ物置用の土間コンクリートです。
仮設屋根ですが、昨晩雨が降って、夜中の1時半頃見に行ったら、ブルーシートに雨が溜まった重みで、つなぎの横材が折れて、自然に水がきれいに排水されていました。
屋根全体は、きちんと組んであったので壊れてなくて、結果良かったなというところでした。
朝のうちに補強も加えたので、今晩もう一晩頑張ってもらおうと思います。
わずかの量に思っていたのですが、私も一輪車で生コンを運ぶのに加わってやりましたが、一輪車はなかなかの重労働です。こぼしてはいけない気遣いからか、余計に力が入るんでしょうね。朝からとても疲れました。
午後は、お引き渡しから1年目のお客様宅訪問でした。
1年目は、お掃除も無料でさせていただきながら、掃除の仕方をレクチャーさせていただくのですが、お客様すぐさまお手伝いいただいて、次回からはご自身で出来るということになりました。
一部、壁紙が破れてめくれてしまったところがあり、壁紙の残りを取っておいていただいたので、それで移殖して直させていただきました。
これを奥様にも、とても喜んでいただきまして、大変恐縮いたしました。
下のお子様も私を覚えていて、「小林さん、小林さん」と親しく何度も呼び掛けてくれるものですから、こういうことには、本当にお金にも代えられない喜びがあるものです。
家づくりの仕事をしていて良かったなと、つくづく思うところです。
明日は、全国的に冬のお天気のようです。今日も雨の予報でしたが、ほとんど雨も降ってもなかったので、なんとか打設出来ただけでも喜ばしく思っています。
まだ火曜日に、駐車場の土間コンクリート打設が残っていますが、無事できることを祈っています。
情緒を求めて
注文住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、お客様宅訪問雨どいの修繕。隣の現場で作業。午後は、FPコーポレーションの支店長が暮れの挨拶に来てくれました。
支店長からは、最近はネットのメタバースを使って、その架空の土地に架空の家を建てて展示場として見せるとか、営業の形態も、どんどん変わっていくような話も聞きました。
最近の若い方は、タイムパフォーマンスを重視するという話も聞きました。
歌でもイントロを飛ばすとか、映画も早送りで見るとか。
夕方に美容室に行きまして、オーナーともそんな話をしていたら、そうそうなんでも2倍速で見てたりするって言ってました。
なんでも時間をかけずに、手早く済ませるということが、今の時代らしいなという気がします。
オーナーも、そんなの「情緒」がないよね。と言っておりましたが、私もついついスピードを重視してしまっているかもな。と思い返していました。
もうちょっと、ゆったりと構えていられたらと… 少し反省ですね。
こちらは、隣の現場の日中の画像です。これまで夜の画像ばかりだったかなと思い載せてみました。
壁・天井のベンジャミンムーアの塗装の色が、見る場所によって違った印象を受けるのですが、とにかく白じゃない落ち着いた色ということで選択しました。
床の色も、壁の色と対比のあるものではなく、柔らかく馴染むものにしました。
コンセプトは「ニュートラル」。なにかに属するというデザインは避けて、誰もがホッとするような空間にしたいと考えました。
ある意味、「情緒」のある空間づくりを目指したいものですね。
モデルハウスとして公開するには、まだ家具も入っていないので、来年になるかなというところで、これも「スピード」を追わず、ゆっくりと仕上げて行きたいと思っています。
テハチ・ホワイト
工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、夕方に設備屋さんが、1階作業場のトイレ手洗い配管接続だけを取付に来てくれました。
手洗いは、サンワカンパニーの「テハチ・ホワイト」になります。
こちら、在庫で持っていたものを、使ってしまおうと思って取り付けまして、設備屋さんに配管はお願いしたのですが、排水を接続するナットの部分だけが、一般のものと合わない仕様でした。
仕方ないので、結局サンワカンパニーから取り寄せたのですが、こういうものって、設備共通のものにしてほしいですね。
窓拭きしながら思う
高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。
今日は、隣の現場でパテ処理と塗装作業など行いました。
今日でコーキング屋さんが工事を仕上げてくださったので、足場バラシの前に外部の窓拭きをしなくてはいけないなと思いまして、サッシの内側のガラス清掃も行いました。
外から窓拭きをするときに、内側が汚れているとわかりにくいなと思いまして。
サッシなんて、内部は内部クリーニングの時に、1回で済ませればいいじゃないかという声も聞こえそうです。
でも、私はそうは思いません。何回でも綺麗にしておきたい。
家に対する、愛情の問題かなと思います。
やっぱり、愛がなくっちゃね。
追伸、コーキング屋さんが工事終わってから戻ってきて、何事かと思いましたら、お祝いを持ってきてくれました。当社建物新築に対するお祝いですね。
(二つも!)あんまり、表に出すことではないかもしれませんが、そういう気持ちだけでも本当にありがたいことです。
職人さんにも、愛してもらっていると勝手に思って、嬉しく感謝で受け取りました。