デザインは一貫して

福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、予定が無かったので、朝から施工図など設計作業を行いました。

いろいろ検討事項がたくさんありまして、それぞれに何度も検討しながら、全体のバランスを含めて良い結果が得られるようにと考えています。

一旦決めたデザインでも、しばらく置いて再度考えると、さらに別の解が生まれることもあります。

建築は、答えが一つだけ出てくるものではなく、複数の答えの中から一つを選ばないといけない難しさがあります。

その答えを導き出すためには、中心を貫く考えが無いといけませんね。

人の意見を聞いてその中で気が付くことももちろんあるものです。なので、人の意見はしっかり聞いて、それに対して検討することも時間を惜しまずやるようにしています。

ただ、なんでも鵜呑みにして聞いてしまってはいけませんね。あれもこれも取り入れて右往左往すると、ブレブレの建物になってしまうものです。

やはり方向性を見失わず、中心を忘れずに一貫したデザインの住宅を造りましょう。そうすることで、真に生きた建物になってくれると思います。

(8/12 杉津PAから)

窓は大切

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今日は、エアコン屋さん打合せと現場墨出し作業と施工図の作成でした。

お昼頃には、かなり気温も上がりましたが、夕方にはちよっとホッとするような涼しさになりました。少しでも落ち着くといいですね。

隣の現場の、2階の奥の部屋の窓から撮った写真ですが、足場が無くなると中庭が見下ろせるので、楽しみにしている窓です。

窓は、形や大きさ・配置や高さなど、設計でかなり検討し考える部分です。

建て方が終わってから、ここに窓を作ろうとか考えられるのならいいのですが、こればかりは、確認申請を出す時点ですべて決めてしまうものですから、設計時点でしっかり考えます。

窓は、その立地の環境から、お隣の建物との関係、採光・換気・排煙面積の検討。耐震的な配置を前提にして、いかにバランスよく快適な室内環境を作り上げるかですね。

世の中の建売住宅や、規格住宅をはじめ、注文住宅であっても、残念な設計をしている家がほとんどのように思います。

間取りも大切ですが、お施主様ご自身も、設計図をしっかり見ていただいて、窓の検討をしっかりされることをお勧めします。

進捗確認とか

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今日は、午前中に石川の実家まで、足場材と仮設エアコンを取りに行き、午後は、月見の現場のクロスの進捗状況を確認に行ってきました。

仮設エアコンは、ずいぶん使っていなかったのですが、あまりにも猛暑が続くので、現場に付けてあげられたらなと思っています。動くか心配ですが。

月見の現場は、クロス屋さんの車で、駐車スペースがいっぱいなので普段見に行ってられなくて、日曜に見に来ました。

他の工務店の段取りが悪く、人数を当社の現場に入れてくれたらしいので、もう明日いっぱいくらいで完成しそうでした。

クロス屋さんも、暑い中本当にご苦労様だと思います。予定が縮まれば、後の工事も助かるものです。

早く仕上げることが良いわけでは無いですが、なるべく工事が順番に、段取りよく進むことを良しとしています。それがきれいに仕上げることになるからです。

そのために、私の頭の中は常に動いていて、次になにを準備して、だれに連絡してとずーっと考えているものです。

自分が頭も体も両方使って動いているからこそ、皆も付いてきてくれるし、動いてくれるものだと思っています。自分に出来ることは、休みの日を使ってでもやらせてもらうようにしています。

口先だけで、人を使う人間にはなりたくないですね。そんな人はいつか罰が当たると思っております。

買い出しから

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今日は、来週末の町内のお祭り用の買い出しと、建て方の買い出しに午前も午後も回っておりました。その他、お客様から連絡があり、ダウンライトが下がったということで直しに行ってきました。

建て方を行う際に、お客様にお弁当やお茶、お茶菓子をお願いしていますが、自分でやってみると、あれこれ考えて買い出しをするので、けっこう大変だなと思いまして、あらためて、これまでのお施主様にもお礼が言いたくなりました。

大工さんに聞くと、よそでは、建て方をお客様を入れずに会社でやっているところもあって、簡単に済ませているところもあるようで、そういう時代なのかなという気もしました。

でも、やはり建て方は一大イベントでもありますし、家が立ち上がっていく姿は、見せて差し上げたいなという想いはありますね。

こちらは、事務所の小屋根に取り付けた監視カメラの映像です。

先日、Amazonプライムデーの折に、「Ring」というAmazonの監視カメラシステムが安く半額くらいで売っていたので購入して付けたものです。

Wi-Fiが届けば、配線要らずで設置して、スマホのアプリで見ることが出来ます。

充電のバッテリー駆動で1か月くらい持つらしいのですが、交換もめんどくさいので、ソーラーの給電システムも購入して付けました。

これで、建て方の様子も撮れそうです。

便利な時代になりましたね。

心は晴々と

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今日は、午前中にお客様に来社いただき、見積を提出をさせていただきました。

まだプランの概算見積もりの段階なのですが、当社は、各業者さんに見積依頼をしてまとめますので、どんぶり勘定ではなく細かく明細も出してお見積りします。

なので、各業者さんには、本当に骨を折っていただき、見積を出していただくので、皆さんには本当に感謝しています。

夜中に見積メールが届く業者さんもありますので、本当なら見積でも手間代を出してあげたいところです。

 

もちろん家造りは、お客様の予算あっての事ですので、お見積りを出してからのご判断は、お客さまにゆだねるしかありません。

あとはもう、お客様との「ご縁」があるかどうかですね。

今日は一仕事終わって、晴々な気持ちです。

(ふれあい健康広場キャンプ場:石川県小松市)

お客様と同じ気持ちに

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今日は、見積作業と施工図の作成。夕方から現場でお客様打合せでした。

月見の現場は、外壁のコーキング作業が終わりましたので、確認に行ってきました。

高いところのサッシクリーニングを入れたら、足場が外せそうです。

仕上げの段階に入ってきて急ぎ決めないといけないこともあって、お客様にはお仕事帰りにお打合せに来ていただきましたが、やはり会ってお話しすることって大事ですね。

十分にお客様を理解したうえで対応してきたつもりでも、こんな風に思われるんだと、また新しい発見があったりします。

当社は、工事中の変更をあえてOKにしているのは、お客様自身も現場を見て理解し、気づくこともございますから、そこになんとか歩調を合わせていきたいと思うからです。

お客様と同じ気持ちになって、良い家づくりをしていきたいですね。

土地と間取りの関係

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今日は、プラン作成まとめと、午後にお客様来社建築ご相談でした。

土地からお探しのお客様は、今後一生住み続ける土地になるので、ぜひご自身がそこに暮らしているイメージが出来る場所をお選びくださいとお話ししています。

もちろんまた、そこに建つ建物も、とても大切です。

間取りもご希望もすべて叶えて差し上げたいと思うのですが、それとプラスその土地に合った形状デザインであるかというのも、プロの立場から考えないといけない、常にある課題だと思っています。

なのでまず、土地が決まらないと動けませんね。私はそう思います。

 

今工事を進めている隣の土地に建っていた住宅は、父に聞きましたら、どこかで使った間取りと同じものが土地に当てはまったから、それで建てたという話でした。昔はそういうのがよくあったみたいですね。

なので、採光の取れる南面の良い場所に窓が無くて、西日の差し込むほうに窓が付いていたりしました。

間取り優先にすると、変なところに窓が付いたりするものです。そのあたりをしっかり考えてプランしないといけませんね。

常に環境を含めた全体を考えてプランしたいものです。

ナンセンスな筋交いの入れ方

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今日は、施工図と段取り、発注作業。午後に月見の現場で大工さん、設備屋さんと打合せ。合間にプラン作成でした。

隣の解体作業は、今日はほとんどが手壊しで、瓦を降ろしたり、分別処理を行っていました。「明日は、掴みに入れそうです。」とのことで、重機で壊していくようです。順調に解体進んでいます。

裏側から見たところです。

1階は和室の続き間で縁側ですので開口だらけですし、2階の外壁を剥がしたところを見ると、筋交いが2本だけ。右の壁にはなぜか入っていません。

しかも中央の筋交いが、柱をまたいで切って取り付けられています。

柱に掘って入れてあるとはいえ、ナンセンスですね。もちろん金物も付いていませんし。

50年前の家は、こんなこと平気でやっていたのですね。信じられませんが事実です。

リフォームとかリノベとかも流行りのように言いますが、私はそもそも元の建物が信じられないので、基本やりたくないですね。

今回も解体に踏み切って、本当に良かったと思うところです。

明日から5月で

福井 住宅設計 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、断捨離作業と少し設計作業を行いました。

古い箱を整理していると、最初に務めた設計事務所の給与明細が出てきました。

安い給料ではありましたが、今につながる仕事を教えていただいたと思うと、本当に感謝です。

その頃は、設計事務所の求人もほぼなくて、近県では、ひとつあった富山に行くしかないかなと考えていたところ見つかった設計事務所だったのです。

最初の頃は、大した仕事が出来なくて、先輩の書く図面の補助作業ばかりでしたが、とにかく、先輩の書いた図面を真似をして理解していく日々だったと思います。

でも3年くらいは、本当に設計で生計を立てていけるか心配でした。下積みの厳しい時期を過ごしました。

公共建築の設計が多かったのですが、時々、住宅の設計をする機会があって、それも任されると、やはり気合が入ったものです。

その設計事務所の亡くなった所長先生の家の隣に増築する話があって、それを任されて完成した時だったかですが、所長先生の奥様から「設計がお上手ですね。」という言葉をいただいたのが、やはり今でも自信と支えになっているように思います。

明日から5月に入りますが、5月病っていう言葉もあるように、仕事を始めた若い人たちには、務めた会社がここでよかったのかなと思うこともあるかと思います。

その会社に決めたのは、ご自身が決めたことかもしれませんが、やはり会社も覚悟を決めて採用をしているものですし、期待もされていることは間違いありません。

仕事が合うか合わないかを考える前に、出来る限りの自分の力を使って取り組んでいけば、いつかきっと芽が出てくるものです。

やはり自分にご縁のあった会社であり仕事ですから、一生懸命やることに無駄というものは無いですからね。

誠実に取り組むことが、すべてのプラスにつながるものと思います。

必然性を考えて

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今日は、朝一に月見の現場で、電気仮設引き込みポールの位置指示と、駐車場砕石入れの確認。その他、現況調査。その後は戻って、設計作業と段取り作業でした。

今日から、荒木新保のお宅「duplex(デュプレックス)」の完成写真を少しづつ公開していけたらと思います。

duplex

こちらは、離れて東面を撮影したものです。

2階屋根と下屋の屋根の向きが違っているのがわかりますね。これは、2階部分を下屋が取り巻いているためと、南側に小さなバルコニーがあり、その排水を処理する意味もあるのです。

duplex

こちらのアングルは、ほとんどブログでも紹介していませんが、下屋が後ろに回り込んでいるため、後ろの1間分は、北側に勾配をとっています。

屋根の向きを、単なるデザインで決めるという方法は、あまり好きではなくて、必ず意味を持たせたいと思うのです。

きちんと考えて、必然性を持ったものこそ、永久的に存在意義があるものです。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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