足場が外れて見えた、大空間の気持ちよさ

今日は、エントランスの吹き抜けについてお話ししたいと思います。

本日は、午後から現場にてお客様とコーディネートの打合せを行いました。
その際、ちょうどエントランス吹き抜け部分の仮設足場が外れたこともあり、大空間をご覧いただくことができました。

エントランス吹き抜け 上から

建て方の際、安全のために私が吹き抜けに仮設足場を組んでいたので、これまでは見通しがききませんでしたが、気密テープ施工のために大工さんが一旦足場を外したことで、ようやく本来の空間が現れました。

写真のように、2階のコーナー窓から光がやわらかく降り注ぎ、とても心地よい空間になっています。

エントランスは、間取りの都合で外部に窓が取りづらいことが多い場所でもありますが、2階とつながる吹き抜けを設けることで、上から光を落とす方法が可能になります。

また、FPの家では、1階と2階の空気が自然にめぐる計画を大切にします。こちらの吹き抜けにもシーリングファンを設置し、全館空調の空気循環をよりスムーズにする計画です。

エントランス吹き抜け 下から

下から見上げると、空間がさらに縦に広がり、開放感が一層感じられます。
エントランス吹き抜けは、家に入った瞬間の印象を決める、いわばその家の「顔」。
明るさと広がりを演出しながら、住まいに心地よさをもたらしてくれる空間だと思います。

見えないところの品質が家を守る ― 気密施工の大切さ

今日は、住宅の気密工事について少しお話ししたいと思います。
気密工事は、家の性能に直結する大切な工程です。

外気が隙間から侵入すると、寒さや結露の原因になるだけでなく、虫や花粉・粉塵の侵入、そして断熱性能の低下にもつながります。
結果として、ヒートショックのリスクも高まってしまいます。
どんなに性能の良い断熱材を使っても、気密が確保されていなければ、暖かい家にはなりません。
断熱と気密はセットで考えることがとても重要です。

また、快適な空気環境を保つためには、計画換気システムの働きも欠かせません。
この換気が正しく機能するためにも、気密施工がしっかり行われていることが前提になります。
換気システムについては、また改めてご紹介したいと思います。

当社の採用している「FPの家」では、工場生産による安定した品質を持つ独立気泡ウレタン断熱パネルを使用しています。
使用されているウレタンは、業界トップクラスの断熱性能を誇るHFO(ハイドロオレフィン)発泡剤を採用。
詳しくは「FPの家」公式サイトでも紹介されています。

現場発泡の断熱材は、施工環境によって品質のばらつきが出たり、経年劣化で隙間が生じることがあります。
一方、FPパネルは経年劣化が少なく、リフォームで解体した現場でも再使用できたという事例もあるほどです。
その性能の確かさから、「無結露50年保証」が付いています。まさに自信の証です。

さらに当社では、このFPパネルと組み合わせる構造材として、構造用集成材+金物工法を標準仕様としています。
無垢材は経年で7mmほど縮むケースもあり、気密性の低下につながることがありますが、
集成材は乾燥材を貼り合わせたもので、収縮がほとんどなく、強度も高いのが特長です。

気密施工では、FPパネルと集成材の取り合い部分をブチルテープで隙間なく埋めていきます。
気密工事
こうして、ひとつひとつの接合部を丁寧に仕上げながら、確実な気密を実現していきます。

当社では、中間と完成の2回の気密測定を実施し、
工事途中での確認と、お引渡し時の気密状態を数値でご報告いたします。
お客様に安心していただけるよう、見えない部分の性能にもこだわっています。

高気密・高断熱だけじゃない。FPの家の遮音・防塵性能を再確認

今日は、FPの家の換気システムのメンテナンスにお伺いしました。

今回のお宅は、当社で建てたものではありませんが、お友だちからのご紹介で、メンテナンスやリフォームをお願いしたいとご連絡をいただきました。

お住まいは郊外にあり、近くに砂利工場があります。

外に出ると、けっこうな騒音が聞こえるのですが、FPの家の中に入った瞬間、その音がスッと消えてしまうんです。まるで別世界のようで、「この静けさこそFPの家の力だな」と感じました。

お話を伺うと、以前のお住まいでは、窓を閉めていても砂ぼこりが入ってきて大変だったそうです。
でも今は、家の中がいつもきれいで空気も気持ちいいとのこと。

気密性が高く、給気口のフィルターを通して24時間換気ができるおかげで、外の粉じんをしっかり防ぎながら、新鮮な空気を取り入れられています。

騒音やほこりに悩まされず、静かで清潔な空気の中で暮らせること。
これもまた、FPの家がもたらす大きな安心のひとつだと思いました。

雨に濡らさず建て方完了

福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、越前市で建て方を行いました。

午後から雨の予報もあり、午前中が勝負だなと思いながら、いざとなったら10m四方のブルーシートも2枚用意して臨みました。

朝6時に現場到着して、まずはブルーシート捲りから開始しました。

7時には、お客様もいらしていただいたので、朝礼からスタートしました。

柱がほぼ立ちました。

FP壁パネルを、柱間に入れ込みながら、梁を落としていきます。

金物工法なので、柱を開かずにまっすぐ落とせるのでできる方法です。

手前が2階部分の床合板を敷きならべているところです。

奥のほうは下屋で、FP天井パネルを梁間に落とし込んでいるところです。

下屋部分のFP天井パネルが落とし込まれたところを、下から写したものです。

建て方時点で、壁パネルにより建物も垂直に立ち、柱のピンを打つことで、すでに壁体力が発生しているようなものですし、梁間のパネルでも、水平剛性が出ているといえます。

2間半幅の広い空間です。

天井パネルには、熱を反射するシートが貼られています。

下屋の垂木がほぼ並べられました。

軒先が60㎝ほど出るのですが、積雪にも耐えられるように、334㎜ピッチの垂木のさらに間にも軒先だけ追加して入れています。

プレカットされた野地板を張っていきます。

さらにエコヘルボードという、音を抑えるためのボードを張っています。

あられとかの音を抑えるためですね。

板金屋さんも、雨が降る前にと駆けつけてくれて、追っかけゴムアスファルトルーフィングを敷き始めてくれています。

大工さん、鳶さん、クレーンは14時半頃に終了して解散。

あとは、息子と外壁ブルーシート張りと、板金屋さんのルーフィング始末です。

15時半頃から降り始めました。

おかげさまで、まったく建物を濡らさずに終えることができました。

それが何よりうれしかったです。

本日やる決定を後押ししてくれた、お施主様に本当に感謝いたします。

本当に良い一日でした。

 

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FPパネルの「余力」

福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、午前中に越前市まで行ってお客様とお打ち合わせ。午後は、FPの家のウェビナーがありまして、「構造塾」の佐藤氏のお話を聞きました。

FPパネルの実際の耐震性能の実証結果から、耐震設計におけるウレタンパネルの、かなり大きな「余力」が見込まれることが明らかになっております。

数字的なことは、ここでは割愛しますが、今後わかりやすい資料を作ってくださることでしょう。

そして、その「余力」は「余力」として残しておいて、耐震計算には入れずに、いかに構造的に綺麗で経済的な設計をするかというお話でした。

FPパネルは、断熱と気密性能に優れているだけではなく、耐震性能に関してこれまでもわかっていたことではありますが、構造塾の佐藤氏からのお墨付きをいただいたことは、信頼がさらに増したと思います。

使用している側からしても、その優れた特徴を理解したうえで、活用していきたいと思うものです。

 

 

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モデルルームご案内/リフォーム工事打合せ

福井 高性能住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、午前中はお客様来社、モデルルームご案内とFPの家のご案内。午後からは、FPの家の、以前在籍した会社の時のお客様宅に訪問、ユニットバスリフォーム工事の打合せでした。

モデルルームご案内も、FPの家のお話しも、喜んでお話しを聞いていただき、とても良かったです。

午後からのお客様は、23年ぶりのご訪問でしたので、とても懐かしく、昔話になりますが、お話しが盛り上がりました。

 

一貫して、FPの家に取り組んできまして、高気密・高断熱住宅に携わって28年になりました。

年数が経っても、FPの家にお住いのお客様は、その快適さに満足しておられて、ご訪問させていただいても、皆さん温かくお迎えしてくれます。

優れた性能のおかげですね。

今日も、ユニットバスの天井裏を開けてみましたが、本当にカラッとしていて、新築のままのような綺麗さでした。家全体が湿気ないからですね。

このような事例も、ご紹介しながら、FPの家の優れた点を、まだまだご紹介していかなくてはと思いました。

 

(夕方のモデルルーム”DUNE”)

 

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8月も終わりですが

福井 デザイン住宅 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

8月も最後の日曜日になりましたが、相変わらず外は酷暑でした。

空気がむわっと暑くて、外にいる気がしませんでしたね。

こちらは事務所にある温湿度計ですが、お昼過ぎの写真です。外は37度近いですね。

上が室内温度で、下が外気温です。外気温計は、日陰に下げています。

エアコンの設定は、この時で26.5度設定でしたので、ほぼ同じくらいです。

FPの家は、この時、床も天井も壁とかの表面温度も、ほぼこの温度に近くなります。

これは、FPのウレタンパネルと内部側の石膏ボード下地との間に空気層が無いことで、石膏ボードにエアコンで冷やされた温度が蓄熱されることから出来ることになります。

空気の温度と輻射熱の温度が同じになると、空気を冷やしすぎることも無く、体の負担がとても軽減されます。

 

表面温度の写真を撮り忘れて、夕方に測ってみたら、空気の温度も表面温度も25度前後でした。この時外気温は34度くらいです。

とにかく、FPの家の中にいる限り、どこに居ても快適で、体が休まります。

用事があって出かけることもありましたが、やはり家に居る時の方が快適だなと、つくづく思いました。

25㎜木製ブラインド

福井 高気密高断熱 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、1日事務所に籠って経理の仕事をしました。

細かいリフォーム工事も多かったので、まとめるのに一苦労します。

でも、出来てくると気持ちがさっぱりしてきます。掃除をした後に似ていますね。

やっぱり日頃からやらないといけないなと思います。

木製ブラインド25

さて、先日モデルルームの寝室に木製ブラインドを取り付けてみました。

モデルルームには、カーテンもブラインドも一切なかったのですが、ここだけ付けることにしました。

こちらの木製ブラインドはスラットが25㎜幅というものになります。

通常は35㎜か50㎜とか幅が大きくて、内付けのロール網戸のボックスに干渉したり、ハンドルに干渉したりするので困るのですが、この25㎜はぎりぎりオペレーターハンドルがあっても内付け出来ました。

取付金物も正直好きではないので、こちらはつっぱりタイプがあったので、それにしました。

色も、グレージュがあったのでそれにしてみました。スッキリ落ち着いて見えるので良かったと思います。

実はネットで見つけて注文したものです。品物が届くまで心配でしたけれど、メカは立川製のようなので大丈夫かなと。

中国製ならやめておこうと思いましたが。

 

最近は、横型ブラインドが掃除が面倒という事で敬遠されがちですが、私は機能的にとても好きです。

FPの家は窓も結露しないし、基本的に湿気た家にならないので、埃も付着しにくいと思いますので、ぜひ使って見られたらと思うところです。

 

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メンテナンスが独立のきっかけ

福井 FPの家 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、午前中にエアコン不具合のお客様宅訪問、確認と指示。その他は1日経理の仕事を行いました。

写真は、エアコンを取り外して、壁の中の先行配管2本を、太さが違うので溶接して造ったパイプで連結して、ここに窒素を入れて圧力を測る方法で、漏れを調べました。

室内機も調べて、結果的に配管側で漏れがあるというのがわかりました。

外の配管カバーを外して、断熱材をめくったら、溶接をしている場所が見つかりました。

こういう先行配管で、途中で切って溶接するというのは、とても良くないことです。1本物で通すのが基本です。

当社のエアコン屋さんも、そんな工事をしているわけがないと思っていたくらいです。

とにかく、壁の中の配管も、その当時の職人さんの仕事が信用が出来ないものですから、配管全て露出にはなりますが、新たに配管工事を行って納めてもらいました。

 

こちらは、私の以前在籍していた会社の施工になる住宅でしたが、ここのお宅だでなく、ほかにもたくさんのお宅の面倒を見させていただいております。

私が独立を決めるきっかけにもなるんですが…。

その会社では、主に設計が担当だったもので、設計が出来て、いざこれから家を建てるというところまでは、ピークに盛り上がるのですが、工事を始めるとクレームがどんどん発生してしまうような会社でした。監督の責任だけにすることは出来ませんが。

やはり大切なお客様の家造りが、その当時から、現場の仕事がなおざりになっているのではと思っておりまして、お客様に対して心苦しい思いを持っていました。

会社は棟数ばかり増やすことに一生懸命になっているように感じて、私の気持ちと社長の目指すところは違うのだとはっきり思ったのです。

このままだと、会社がどこかで行き詰ってしまう気がして、ここは自分が独立して、いざという時には、自分がこれまでのお客様を助けられるようになろうという想いもあり、独立を決意しました。

その会社は、私が独立した後に数年で倒産いたしました。

考えてみれば、その当時の想いの通りになっているように思います。ですから、大変ですけれど、お客様から連絡があれば、どんなことでも対応させていただいております。

メンテナンスやリフォームも、知識や経験も必要で、なかなか大変ではありますが、現場で職人さんたちにも教わりながら、まだまだ勉強してより良い形に出来ればと思っています。

FPの家を選んでいただいて、これからもずっと長く快適に喜んで住んでいただきたいですからね。

 

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YouTubeチャンネル出来ました!

福井 工務店 ライフ・コアデザインオフィスの本日のブログです。

今日は、朝一にお客様宅に訪問して、伸びすぎた木の剪定をさせていただきました。

その後は、見積作業と施工図の作成でした。

 

さて、今日はお知らせです。

当社のYouTubeチャンネルが出来ました。

動画はひとつですが、当社のモデルルーム”DUNE”のルームツアーとなっています。

ルームツアー DUNE

こちら、長男夫婦に出演してもらいました。

建物だけを映すより、人が入ることで、暮らしをイメージしやすい映像になったと思います。

文字を入れて説明するとかではなく、あくまで、このモデルルームの持つ、空間の雰囲気が伝わったらいいなと思います。

カメラマン兼ディレクターさんも、始まりから終わりにかけて、ストーリーを組んで撮影をしてくれました。

本当に出来上がりに満足しております。

また、こういう風にご紹介できるお宅が増えてくればいいなと思います。

ぜひ、ご覧になっていただいて”いいね”と”チャンネル登録”を、ぜひよろしくお願いいたします。

 

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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