図面を描くことで見えてくること

今日は、明日のお客様との打ち合わせに向けた意匠設計と、提出予定の構造計算書の図面出力、詳細図の書き込みなどを行っていました。

構造計算ソフトを使えば、計算から図面作成まで、ある程度は自動で進めることができます。

しかし、ソフトだけでは描き切れない部分もあり、最終的には一つひとつ確認しながら、手を加えて仕上げていかなければなりません。

手間のかかる作業ではありますが、すべてをソフトに任せてしまうよりも、設計者が自分の目で確認する機会が残されていることは、ある意味では良いことなのかもしれません。

計算上は問題がなくても、実際の建物として納まる寸法になっているかどうかは、また別の話です。

CADで図面を描いていても、実際に寸法を入れ、部材同士の取り合いを確認していくことで、寸法的な矛盾や、納まりのおかしな部分に気づくことがあります。

昔は、図面をすべて手で描き、一つひとつスケールを当てながら寸法を確認していました。

時間はかかりましたが、その分、建物の大きさや部材の関係が、自然と頭の中に入ってきたように思います。

今は計算をソフトに任せられるため、計算そのものを間違えることは少なくなりました。

その一方で、最初の入力に誤りがあれば、間違った条件のまま正確に計算されてしまいます。便利になったからこそ、入力内容や計算結果を読み取る側の注意が、より大切になっているように感じます。

そのため、図面や計算書を何度も見直し、「もうここまで確認すれば大丈夫」と思えるところまで、繰り返しチェックを続けます。

設計の仕事は、形を考えるだけでなく、こうした地道な確認の積み重ねでもあります。

根気のいる作業ですが、その積み重ねが、安心して建てられる家につながっていくものだと思います。

簡単な仕事というものは、なかなか世の中にはありませんね。

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特別な時間と、毎日の住まい

今日はお昼の時間を使って、FPの家福井の総会及び会合を、レストラン“Aiden”さんで行いました。

今年度の活動についての意見交換や、現在それぞれの工務店が感じている課題なども話題に上がり、おいしい食事をいただきながら、和やかな時間を過ごさせていただきました。

Aidenランチコース

日々の仕事の中では、どうしても目の前の業務に追われがちですが、同じ「FPの家」に取り組む工務店同士で話をすることで、気づかされることもあります。
何らかの形で、各工務店さんのお役に立つ活動につながっていけばと思いますし、また次回の会合も楽しみにしたいと思います。

午後からは、お客様にご来社いただき、設計の詰めのお打合せをさせていただきました。

確認して押さえておくべきところ。
これまでのお話の中では見えていなかった、新たな住まい方の発見。
そうしたことを一つひとつ整理しながら、とても実のあるお打合せになりました。

家づくりは、ただ図面をまとめて、建物を形にすればよいというものではありません。
ご家族それぞれの想いや暮らし方があり、それをできる限り自然な形で住まいに反映していくことが大切だと思っています。

都会のアパートやマンションであれば、すでにある空間に合わせて暮らし方を考えるしかない部分もあります。
でも、一からつくり上げる注文住宅であれば、できる限り「そのご家族らしい暮らし」に寄り添った住まいにしてあげたいものです。

今日のランチでは、コース料理をいただきました。
出される一皿一皿を、目で楽しみ、香りを感じ、味わわせていただく。
こちらから細かく要望を出すというよりは、料理人さんが考えられた流れを受け取りながら楽しむ時間でした。

それはそれで、特別な日の特別な体験として、とても心地よいものです。

一方で、住まいは毎日の暮らしの場です。
見た目の美しさだけでなく、使いやすさ、落ち着き、家事のしやすさ、家族それぞれの居場所など、日々の生活を支える機能が求められます。

特別な食事が心を豊かにしてくれるように、住まいにも心を落ち着かせてくれる心地よさが必要です。
そして同時に、毎日を無理なく過ごせる機能性も欠かせません。

見た目の美しさと、暮らしやすさ。
心地よさと、実用性。
その両方をうまく融合させながら、そのご家族にとって本当に落ち着ける空間をつくっていきたいと思います。

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台風が過ぎた青空を見上げて思うこと

今日は、台風が過ぎた後のお話です。

午後からは少し風が強くなるのではないかと心配しておりましたが、こちら福井のほうでは、ほとんど影響はなく、無事に過ぎてくれたようです。

今日は朝から事務所にこもって、急ぎの図面を集中して描いておりました。

当社の事務所は「FPの家」で建てられていることもあり、室内にいるととても静かです。
外の風の音もほとんど聞こえないため、気がつけば、心配していた時間帯も何事もなく過ぎていたという感じでした。

太平洋側では、台風の影響を受けた地域もあったかと思います。
一方で、こちらでは本当に何もなく過ごせたことに、ありがたさを感じます。

同じ日本でも、地域によって受ける自然の影響はまったく違いますね。

冬になると、太平洋側は雪の心配が少なくていいなと思うことがあります。
福井では雪への備えが必要ですし、暮らしの中でも天候に左右されることが多くあります。

でも今回のような台風の時には、こちらは比較的穏やかに過ごせていて、逆に申し訳ないような気持ちにもなります。

自然災害は、いつ、どのような形でやってくるかわかりません。

台風、雪、地震、豪雨。
それぞれの地域に、それぞれの備えが必要です。

だからこそ、家づくりにおいて一番大切なのは、やはり「家族の命を守る」ということだと思っています。

長きにわたって「FPの家」に取り組んできて、その強さや、年月が経っても性能が落ちにくい断熱パネルを使った家づくりに携わってこられたことは、自分にとって本当に良い巡り合わせだったと感じます。

台風一過の青空を見上げながら、そんなことをあらためて思いました。

台風一過の空

何事もなく過ぎてくれたことに感謝しながら、また日々の仕事に向き合っていきたいと思います。

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株式会社ライフ・コア デザインオフィス
〒918-8201
福井県福井市南四ツ居町1-121
TEL. 0776-54-5152

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