換気システムから想う
今日は午前中にお客様宅の換気システムメンテナンスに行ってきました。
換気システムも定期的にお掃除していくことで、性能も保たれますし、機械も長持ちいたします。
換気システムは設置義務化とされてから8年ほどたちますが、皆どれだけその大切さを認識しているのかは疑問です。
必要ないんじゃないかと思っている人たちが多いんじゃないかなと思います。
中には換気システムが要らないといっている間違った工法もあるくらいですから。
窓を開ければいいとか、隙間があるからいいとか、いまだにそう考えている人たちが多いことにがっかり致します。
FPの家に住んでみるとわかるのですが、窓を開けなくても常に空気が新鮮で居られる快適さは何ものにも変えがたい優れた性能だと思います。
それがシックハウスのことは下火になり、換気システムの事もなんでもいいから付いていればいいみたいな成り行きですし、一番肝心の気密工事については、国はなにも言いません。
あえて言わなくなったようにも思います。
それだけ一般に作りやすい安易な住宅を応援しないといけないのでしょうか。
ハウスメーカーや大手のローコスト住宅の肩を持って、一部のがんばっている工務店には目を向けないのが残念でなりません。
行政には期待できませんが、本当にいい住宅はこんな家だということをじわじわ浸透させていきたいものです。
節分
今日は節分で、晩に皆が帰ってから毎年恒例の簸川神社さんへ家族でお参りに行ってきました。今年は雪で車が置けるか心配しましたが、きちんと除雪してありましたね。
地鎮祭もよくお願いする神社さんなので、神主さんにも親しみがあるところです。
毎年お札を送ってくれるので、家族の願いを書いてお供えしてきます。
帰りにガラガラの抽選をさせてくれて、今年は私もさせてもらったのですが、珍しく金賞が当たり、みかん箱をいただいて帰ってきました。こういうの無欲だと当たるんでしょうかね。
願い事は家族の健康と、両方の親の長寿をお祈りしました。
親孝行はなにもできないけれど、家族が幸せだと思える日々をいつまでも続けられるように努力して行きたいものです。
受け継ぎたい住宅
今日は穏やかな天気で、雪も僅かながらにしぼんでくれた感じでありがたく感じます。
それでも福井の各地で、いろいろと被害があったニュースを聞きます。
古い建物で管理がされていない建物がやはり危ないですね。
お年寄りしか住んでいない家とかは特に心配です。
古い家に問題があるのはもちろんですが、結局、家を次の世代が受け継いでいくことがなくなってきていることも問題としてありますね。
家に若い世代が住み続ければ、雪の世話もなんとかできるのでしょうけれど・・・。
かといって、若い世代が一緒に住み続けて受け継ぎたい住宅というのも少ないですね。
家族の形態が変ってきたという事柄は別にして、住み続ける価値のある住宅をこれまでの建築業界は作ってきたのかどうかが問われてもよいと思います。
私がFPの家に出会ってからでも14年の歳月が経っていますが、建築業界のレベルはほとんど変っていないように思います。
もちろん、材料も品質も向上はしているのですが、作り方の根本的な考え方が良くなっていないですね。これは国が省エネ基準で指導していることの中身の悪さが大きな影響を与えています。
今、エコポイントでやらせている断熱改修もかなり中途半端で、もともともっと昔からきちんと指導していれば、国民もこんな目にあわなくて済んだことですね。
FPの家のような断熱・気密・換気と24時間冷暖房という考え方を指導していったら、世界でも優れた日本の住宅と言われていたことだろうと思います。
あまり言うと批判を受けそうですが、FPの家にお住まいの皆さんにはわかっていただけるものと信じております。

