受け継ぎたい住宅
今日は穏やかな天気で、雪も僅かながらにしぼんでくれた感じでありがたく感じます。
それでも福井の各地で、いろいろと被害があったニュースを聞きます。
古い建物で管理がされていない建物がやはり危ないですね。
お年寄りしか住んでいない家とかは特に心配です。
古い家に問題があるのはもちろんですが、結局、家を次の世代が受け継いでいくことがなくなってきていることも問題としてありますね。
家に若い世代が住み続ければ、雪の世話もなんとかできるのでしょうけれど・・・。
かといって、若い世代が一緒に住み続けて受け継ぎたい住宅というのも少ないですね。
家族の形態が変ってきたという事柄は別にして、住み続ける価値のある住宅をこれまでの建築業界は作ってきたのかどうかが問われてもよいと思います。
私がFPの家に出会ってからでも14年の歳月が経っていますが、建築業界のレベルはほとんど変っていないように思います。
もちろん、材料も品質も向上はしているのですが、作り方の根本的な考え方が良くなっていないですね。これは国が省エネ基準で指導していることの中身の悪さが大きな影響を与えています。
今、エコポイントでやらせている断熱改修もかなり中途半端で、もともともっと昔からきちんと指導していれば、国民もこんな目にあわなくて済んだことですね。
FPの家のような断熱・気密・換気と24時間冷暖房という考え方を指導していったら、世界でも優れた日本の住宅と言われていたことだろうと思います。
あまり言うと批判を受けそうですが、FPの家にお住まいの皆さんにはわかっていただけるものと信じております。