現状を見据えて
今日はFPの家の役員会で新潟の上越まで行ってきました。
東日本の会員さんの安否は、代表者の皆様との連絡が取れたとの報告が18日にありまして、これはちょっと安心しましたが、今後のサポートが大切になってきます。
花巻にあるFPパネルの工場も大丈夫だったようで、こちらも安心しました。
FPパネルは基本的に生産体制に影響はないとのこと。
しかし建築材料全般において、資材の確保が重要課題になっています。
資材を扱う問屋さんのご苦労は並大抵ではないと思いますね。
とにかく作れない状況にあるものもありますし、
在庫であるものでも自己中心的な買いだめはやめてほしいところです。
震災の影響は全国規模になります。皆が苦労することになりますが、
これも分かち合うという意味で、がんばっていかなくてはなりません。
こういうときだからこそ、現状を見据えて知恵をしぼって苦難を乗り切らないといけませんね。
講演会にて

今日は建築家の安藤忠雄さんの講演会を聞きに金沢まで行ってきました。
写真はたまたま本を買いましたら、サインをしてくださるとのこと。
はじめてサインというものをいただきました。
たくさんの人でしたのに、ちゃんと名前まで書いていただきました。
収益は震災の義捐金に回されるということで、とくに手をかけられたのかなと思いました。
お話はもう自分でも高揚するのがわかるくらいおもしろいお話しで、ますます好きになりました。
好きというのも失礼なのかもしれませんが、それくらいざっくばらんで人間らしく、心温かくなるお人柄です。もちろん活動されていることはものすごく大きく、また偉大です。
クライアント(お客様)のことを語るにも、本当に親しい間柄になっているからこそ、言えるのだろうなと思うエピソードもたくさんありました。
全てにおいて、「人を育てる」という前提があるように思います。
だからこそ、多くの方から支持されるんですよね。
サミュエル・ウルマンという方の「青春」という詩を紹介していただきましたが、
若い人も、全ての人がまず「希望」というものを持ち続けなくてはいけない。
希望をなくした時、人は本当に年老いてしまうという話がありました。
こういうときだからこそ特にこの言葉が大事な時だと思います。
日本人が皆、目を開いて、希望に向かって行く時ですね。

